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破傷風には、芍薬甘草湯が効く?/久々のビッグイシュー

・ときどきこむら返りを訴える患者さんに、芍薬甘草湯を処方しますが、よく効く印象を持っています。で、破傷風にも効くみたい?↓のような論文がありました。

芍薬甘草湯を投与し良好な臨床経過を辿った破傷風の3例

日本集中治療医学会雑誌 Vol. 24  (2017) No. 2  p. 121-125  

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm/24/2/24_24_121/_pdf 

【抄録】 破傷風は破傷風菌による感染症で,開口障害や頸部硬直などの症状を呈し,呼吸不全や全身痙攣を来たすと致死的なことがある。呼吸不全や全身痙攣は筋強直により生じ,破傷風患者の治療において重要である。今回,筋強直の緩和のため漢方薬である芍薬甘草湯を破傷風患者3例に投与し,芍薬甘草湯を投与しなかった破傷風患者3例と臨床経過を比較し,芍薬甘草湯の効果を検討した。破傷風患者6例全例が,抗破傷風ヒト免疫グロブリンおよびペニシリンの投与を受けていた。芍薬甘草湯非投与群の3例は呼吸不全を生じ,人工呼吸管理に至ったのに対し,芍薬甘草湯投与群の3例では筋強直の改善が得られ,呼吸不全には至らなかった。芍薬甘草湯は,破傷風患者の筋強直に対し有効な治療法である可能性が示唆される。 

・まあ、多分自分が破傷風の患者さんを担当することはないと思いますが、知識としては知っておいた方が良いでしょう。

ちなみに、この論文が載っている今回の号は、以前ご紹介したDNARに関する報告が載っておりますので、ご覧あれ↓

日本集中治療医学会雑誌 Vol. 24(2017) No. 2

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsicm/-char/ja/ 

 

以下日記

・3/13(月) ~15(水)の3日間は、岡大大学院でハーバード大学のIchiro Kawachi先生の特別講義を聴講しました。聴講生は20人弱、もったいない。今度は、知り合いにも声をかけようかな。来年の予定は↓

 http://www.hsc.okayama-u.ac.jp/mdps/menu03/kougi/syllabus/sentaku10_290215.pdf

(これ以外に今年の秋にあるはずです)

今回の内容は、行動経済学。とっても面白かったですが、まだ、自分の中でこなれていないので、ちょっとずつ復習して、皆様にもシェアしたいと思います。(今日は、当直中にこのブログを書いているので、手元に資料無く、シェアできません)

・この3日間、幸いに完全に日が落ちる前に帰宅できていたので、15分から30分程の草抜きができましたが、なかなか完全に抜けません。ああ、抜けなくて良いものが抜け、生えなくて良いものが生える、この世の不条理。 (録画していた「月曜から夜ふかし」で毛ガニにまつげのエクステしていたのを思い出した)

・まったく余談ですが、この3日間医学部南側に7,800m歩いたところに食堂が一定集まっている場所があります。1日目はうどん、2日目はネパール+ベトナム料理、3日目はトルコライスを食べました。(カロリーとりすぎ)そこまでに行く間に小さな事務所(?)があって、ビッグイシューを売っていました。久々に購入。値上がりせず350円のままでした。何らかの形で一定お金が手には入ったら、ビッグイシューにこのブログの広告を載せてみたいというのが、私の妄想。 

ビッグイシュー知らない人は↓

http://www.bigissue.jp/ 

・で、今日は、午前中水島で外来。産業医学科外来なのに、なぜか亜急性甲状腺炎を診断。(仕事と関係ありません)(甲状腺ホルモンの結果がでるまで、1時間待たないといけないので、玉島へ戻る時間が遅くなりました。)「喉が痛い」という訴えをした患者さんの鑑別には、この疾患も頭に入れておかないといけませんね。

・14時半頃玉島へ。15時から職員さんのワクチン(風疹やおたふくかぜ)接種。(私が、なかなか帰ってこないので外来でヤキモキされたみたい)その後健診の所見付け等書類の処理。そして、19時半より当直。今のところ「平和」です。このまま朝まで何もありませんように。南無八幡大菩薩。 



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