静脈瘤の治療/嵐に向かって家族旅行
・私は内科医ですが、最近の内科学の進歩にはついけません。いわんいや外科をや。患者さんに外科治療が必要ですとは言えても、簡単な術式や治療期間・入院期間もよう説明できず、それは外科の先生に訊いてくださいと逃げてしまいます。しかし、他科の先生に丸投げもいろんな意味でいけないので、時々は、外科的なこともとても浅くですが、勉強しようとは努めています。で、今回は、内科外来でもよく遭遇する下肢静脈瘤について。↓のような、総説がありました。
静脈瘤の治療(レーザー治療,SEPS,フォーム硬化療法)について
日本血管外科学会雑誌 2017; 26: 225–230
要 旨:下肢静脈疾患治療でエポックメーキングな三つの出来事があった.一つ目は,2011年1月よりダイ オードレーザーによる血管内焼灼術が保険収載になったことで,二つ目は,2014年4月より内視鏡下筋膜下不全 穿通枝切離術(SEPS: Subfascial Endoscopic Perforator Surgery)という術式が保険収載となったことである.従来保 険収載された下肢静脈瘤術式は総て表在静脈に対する処置であったが,SEPSは穿通枝静脈に対する治療法であ る.三つ目は2016年9月より硬化療法時のポリドカスクレロール使用に際し,フォームでの使用が添付文章に記 載されたことである.そこで今回の教育セミナーでは,下肢静脈瘤治療の中でも血管内焼灼術,SEPS,フォーム 硬化療法を中心に解説するとともに,皆様に是非忘れないで欲しい1症例を提示した.
・ホンマ、医学は日進月歩どころか、秒進分歩。
以下日記
・現在台風真っただ中の日本ですが、日本に接近するちょっと前のお話から。
我が家は家族5人ですが、娘3人がすべて外に出ていて、現在配偶者と二人暮らし。家族5人そろうことがめったにないのですが、この9/15~17が5人集まれるチャンスがあったので、家族旅行の計画を立てていました。行先は、博多。以下そのお話です。
・9/15(金)は当直「明け」で午前中外来でした。さっさと切り上げて博多にいきたかったのですが、そんなにうまくはいきません。昼食抜きで14時まえにやっと病院をでていったん帰宅。それから博多にゴーです。私以外は午前中に出発して、大宰府に行って楽しんでおりました。(お互いの状況は家族のラインのグループで分かるようになっております)17時10分に博多に到着。ちょっと文房具の買い物して、大宰府からもどった家族と18時半ごろ合流。そこから歩いて過去2回行ったことがある「もつ鍋ながまさ博多駅前店」へ。(ここは、もつ鍋もさることながら五島サバがとってもおいしんですよね)しかーし、予約してなかったので、満員で入れず。しかたなく近くの「博多もつ鍋 つくよみ 奥離」へ。もつ鍋、サバ(刺身、ゴマサバ)をいただきましたが、もつ鍋さることながら、ヤッパ、サバうまーいっ。で、おなか一杯になってホテルにチェックイン。早く寝ました。
・今回、出発する数日前から台風の情報が入ってきており、キャンセルすべきか否かずーっと悩んでいたのですが、子供らが行く気満々だったので、2泊3日の予定を最悪1泊2日にしてもどろってもよいやと考えて旅行決行したのですが、幸い1日目は曇りで、問題ありませんでした。
・9/16(土)は、朝から妻、次女、三女組と私と長女組に分かれて別行動。前者は天神へ、後者は飯塚の嘉穂劇場へ。・・・これについては↓
・ここは、私は全然知らないところでしたが、長女が行きたいといっていたので、私が付き合いました。自分一人では決して行くことはなかったでしょうが、これも長女のおかげ、入場料300円で長い時間楽しめました。最初に舞台の衣装を着て記念撮影。係りのお姉さん(と言っても「風車の弥七」という言葉がわかる年代、本人がそうおっしゃっていましたた)それから舞台、奈落、客席等みて関連のポスターやチケット、小道具等見て回りました。「すずらん灯」という客席の電灯の飾りが、めっちゃしゃれておりました。其田正治という人が制作したものだそうです↓
この劇場、演劇だけではなく、オーケストラやジャズ、プロレス、サーカスまでやっていたのね。昔の炭坑労働者の娯楽だったんですね。ひょっとしたら、私が診ていた塵肺の患者さんもここに来たことがある人がいたかも。今度、訊いてみよう。
・昼まで嘉穂劇場にいて、その後JRで何駅か移動して、ブロンズ像では世界最大の涅槃像のある南蔵院へ。確かにでかい。私のみ像の中へ500円払って入ってきました。(長女は運動不足でお疲れでベンチで休憩)そこにはお釈迦様の骨をいれている容器が硝子越しにあり、そこから紐が硝子のこっちがわまできていて、それに触れることでお釈迦様と「縁」が結べるとのこと。しっかり、ご縁を結んできました。ありがたいことです。また、体内には、四国88か所の砂を下にひいているタイル張りの廊下があり、そこをひとつづつ踏んで歩くと88か所お遍路したのと同じ功徳がえられるとのこと。なんと500円でコスパのよいことです。ありがたや、ありがたや。
・その後博多に戻り長女と天神へ。そこでインキューブという雑貨屋さんへ。ここはfacebookで私が所属している「文房具を語り合うグループで」教えてもらったところ。さすがに、すごいっ!すべて見ていたら半日はつぶれるかもというようなところでしたが、時間がなくさっさと必要な手帳、メモを購入。長女も最初は何も買う気がなかったようですが、お店はいって購買意欲がわいてきたようで、私より長く買い物しておりました。その後、三越で他の3人と合流。夕食に「新三浦 天神店」という水炊きのお店へ。ここは、予約をしていたのでセーフ。とてもおいしかったのですが、水炊き以外のメニューがちょっと物足りませんでした。
・ここで次女は仕事の関係で、一足先に岡山にもどりました。その後4人で海の中道にあるマリンワールドへ。最近ナイトミュージアムがはやりのようですが、ここはナイトアクアリウムともいうのでしょうか?21時半まであいておりました。なかなかおもしろかったし、結構人が多く来ておりました。私と配偶者は、20時からの「音と光のイワシショー」というのをみました。光を使ってイワシ(2万匹いるとのこと)の泳ぎ方を誘導、いろんな色と音楽で演出。私は、泳ぐイワシに赤い光が当たってまるで、火花が散るように見えたのが、とてもよかった。配偶者も、癒されたと言っておりました。子供たちはというと、じっくりと展示(と言うのかな?)を閉館間際までみておりました。皆さん、満足されたようです。で、21時半になって、ホテルにむかいました。
・このあたりから、だんだん台風が本当に身近になってきました。一足早く帰った次女からは、山陽本線が明日運転をみあわせるという情報を送ってきました。→18日はhotelをはやくチェックアウトして山陽本線が動いているうちに帰ることとしました。
・そして本日9/17(日)。6時に起きて45分頃フロントにタクシー頼んだら、昨日からもう「予約」が取れない状態になっていると。ちょっと青くなりました。仕方なくバス、最悪歩きだなと覚悟して、7時チェックアウト。幸いなことに配偶者が執念で?タクシーを捕まえて、無事博多駅へ。山陽新幹線は動いていたので、7時半過ぎののぞみに乗ることができました。福山についてもまだ山陽本線は動いており、10時には帰宅できました。イヤー、ほんと良かった。台風がなければ、今日ももうちょっと遊べたけど、無事帰ってこれたことでよしとしましょう。
・帰宅後は、ゆっくりと自分の部屋の資料の片づけ、お昼寝等をして過ごしました。明日は仕事は休みですが、研究のためのデータをまとめに水島まで行きます。それでは、オナスビヤサイ。
2017-09-17 23:42
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