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FYI:社会疫学と健康格差/悪女二人の誘惑に負ける

・現在3月24日水島協同病院の総括会議でSDHについての教育講演のスライド鋭意(???)作成中ですが、興味、知識が不均一な集団にいかにお話をするか悩んでおります。何はともあれ、SDHを研究する社会疫学と現在世界的に問題になっている健康格差について知ってもらおうと思っておりますが、それについて簡潔に述べられている「週刊医学界新聞」のサイトがありましたので、そちらをご紹介します↓


「社会疫学(Social Epidemiology)」とは何か?

  週刊医学界新聞 第2566号 2004年1月5日
 
社会疫学が解明する「健康格差」とその対策 
ソーシャル・キャピタルが健康を守る
  週刊医学界新聞 第3214号 2017年3月6日



以下日記

・本日3/13(火)は、6時前に起床。木曜日にする研修医への講義(論文の読み方)の準備をして、それから自分の朝勉。8時過ぎに家を出て大学院へ。今日も1日イチロー・カワチ先生の集中講義、DAY2でした。テーマはEmotion and Decision MakingとNudgeです。前者の講義では、人間の認知のシステムにはシステム1とシステム2という(モデル)のがあって、前者は、即、自動的に、努力なく、感情的に働くもの、後者はゆっくり自制的に、努力して感情は排してされるもの、簡単言えば前者が感性、後者が理性的というものでしょうか。で、一般的に人間はシステム1の影響が強いというものです。後の方の講義は最初にdecoy effectと言う話、それからナッジの話です。ナッジは、いろんな環境のdefaultsを健康に良いように、工夫しましょうというものでした。(例えば、過食を避けるため、お皿を小さくする、食材は一つのお皿に盛らず日本の懐石料理のようにいろんな器にとりわける、ビュッフェ形式の食事では、最初に健康に良いものを並べる)私のこの講義のご紹介の記述はとっても不十分なものなので、興味のある方は『社会疫学』を読みましょう。

・お昼休みは熟女、準熟女のお二人と昼食後珈琲館にいって一服。私は、コーヒーのみ、熟女はパフェ、準熟女はパンケーキ(アイスクリーム、生クリーム盛り)を頼んでおりました。二人はシステム1で注文、私は減量中なので、システム1は抑制。しかし、悪女二人は注文をとるだんから、ケーキも頼みましょう、昼はがっつり食べて夜は、納豆とモズクを食べましょうと誘惑。イエスのように「悪魔よされ」と心で念じながら、コーヒーのみ注文。悪女二人は執拗に食べましょうと甘いものを分けてくれようとしました。それにこうしていると、熟女が突然パフェの生クリームを自分のお皿にとりだしているので、どうしたのか訊くと「私あまり生クリーム好きじゃない」と。(ほんなら、パフェ頼むなよと心の中で思いましたが、口に出さず)そこで、私のシステム2(1ではありません)が作動し、これはもったいないと。(私は、自称、最後のもったいない世代)食べ物を粗末にしないためそのクリームをスプーンですくって珈琲に入れて、ウインナーコーヒーに。そこで、準熟女が自分のパンケーキーを切り取って、私の方へ。そこで、ついにシステム1が作動して食べてしまいました。ああ、私は意志が弱い、小市民。

・講義が終わって帰り道、悪女二人が夕食は納豆とモズクといっていたので、素直な私はスーパーでそれらと焼き鶏を買って帰宅。先ほどそれらで夕食を済ませました。これから、お風呂入って、勉強して、早めに寝ます。明日朝の体重測定が楽しみです。

・明日はイチロー・カワチ先生の集中講義最終日。しっかり勉強いたしましょう。

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