FYI:子供の貧困の特集/外来の予習
・FYI(For Your Information)と書いていますが自分のためのメモでもあります。
公益財団法人日本学術協力財団が出版している『学術の動向』に子供の貧困問題がありました。インターネットのアドレスが↓
‹特集› 子どもの貧困 ─成育環境に及ぼすその影響と対策─
↑の特集の中の論文の一つ↓(医療従事者は知ってお行きたい)
子どもの貧困と小児医療・小児保健
この論文の最後に、「医療に携わる者は貧困状態にある子どもに気づく最前線にある。貧困やそれに伴ううつなどの困難を持つ人に気づき、相談に乗り、自己肯定感を高めるように支援する。 地域の自治体の貧困家庭への援助の具体策を家族に紹介することができる(社会資源に繋げる)。 貧困による子どもへの影響を調査・公表することで、効果的な政策を立案・実施することに繋がる。 「成育基本法」を通じて、医療に携わる者が国や社会に子どもの健康を守るための施策を提言する。」とあります。最初の一文は、正確に書くなら「医療に携わる者は貧困状態にある子どもに気づくチャンスが多い最前線にある」と言うべきではないかと思います。貧困と言う視点を持たないといくら「最前線」にいても、気づけないでしょう。・・・これは、過労死にもつながることだと思います。
以下粟粒大日記
・本日5/9(水)は、午前中外来、午後はカンファレンス、そして夜間診療でした。何とか19時半前に終わり、20時前に帰宅できました。で、お風呂入って夕食摂ってこのブログを書いております。これから、明日の産業医学科外来の予習。アセトンに長期曝露されていた患者さんが来られるようです。アセトンの健康影響を勉強(正確に言えば復習)いたします。
2018-05-09 21:31
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