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オランダ・ベルギー・フランスの旅DAY4(略してオベフの旅):『神秘の子羊』を半分観る

皆様、現在私ベルギーのブリュッセルにいて時差があるのでどのような挨拶をすれば良いのかわかりませんので、おはこんばんは。

・スター・ウォーズのシリーズのように1話から順番に話が進むのではなく、わたしのオベフの旅も順不同にかいてまいります。(実は、WiFiがうまくつながらず、DAY1,2,3がアップできなかったのでした)

・本日6/28(木)は、ベルギーのゲント+ブルージュの旅。と言っても「それ何処よ?」という日本の皆様が多いと思います。かくいう私もジェンジェン知らないところでした。(今回のツアーは長女にまかせていたので)

・朝6時過ぎにおきてホテルで朝食。あと歩いてブリュッセル中央駅へ。そこでガイドさんと合流して快速でゲントへ。駅前から路面電車に乗って市街中心部へ。そこでガイドさんのお話を聴きながら散策。わたしの希望で聖バーフ大聖堂へ。別に私はクリスチャンではないのですが、そこでファン・アイク作の『神秘の子羊』を観たかったからです。で、観ました。ガイドさんのお話を聴きながらみると、「フーン、なるほど」という感じ。私以前から昔(15世紀くらい以降?)から衣服の質感がすごくリアルだなと思っていたのですが、そのバックグランドとして絵の注文者のブルジョア、ゲントでは毛織物商人がその絵を「カタログ」として利用していたということ。絵のうまい画家に毛織物の質感をきちんとだしてもらって、それで売りこむという一面があったと言うことですね。ところで、この絵は何年も前から修復中。展示されていた絵の下半分はカラーコピーということ。でも、これがコピーということは全然観ても分かりませんでした。ついでに言うと、絵の一部分は盗まれておりその部分は「贋作者」に頼んで描いてもらったとのこと。ただ、修復するときその「贋作者」が余分な人物を描き込んだとということでした。へーっ、と20へーでした。

・次に鈍行に乗ってブルージュへ。駅からあるいてブルージュの街の散策。お昼ご飯は、デ・ハルトマン・ビール醸造所へ。知っている人は知っている、ピエロのマークのZOTというビールを作っているところです。おいしくビールをいただいて、散策。これまた、わたしの希望でメムリンク美術館というところへ。ここは、元病院だったところ。古ーい医療器具も展示されておりました。また、解剖の風景の絵も。処刑された人の死体を使って解剖がおこなわれ、その所見がターヘルアナトミアへ反映されたとのこと。以前九州の国立博物館でヴサリウスの解剖学書を見たとき、ああ、この「先輩」達の礎の上に自分がいるんだなと思いましたが、今日もまたおなじ思いをいたしました。

・その後30分程度運河クルーズ、ハーゲンダッツのお店で休憩等して電車でブリュッセルへ。中央駅からグランプラスによってホテルに18時半くらいに到着です。で、一服しながら昨日買った超レアなベルギービールをのみました。つまみはクラッカーにアムステルダムで買ったチーズ。かなりうまい。それからこのブログの下書きをして長女と再び街へ。ワールドカップ(ベルギーvsイングランド)の見えるカフェに入って軽い夕食。メッチャサッカーの試合にみんなが盛り上がっているかと期待してカフェに入りましたが、そうでもありませんでした。何故なら、既にベルギーは決勝トーナメント出場が決まっていたからみたいです。で、決勝トーナメントはベルギー対日本ですね。

・カフェから帰ってきて、このブログを書いております。これから風呂には行ってねます。明日はパリです。

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