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発作性運動誘発性ジスキネジア/大体22時過ぎると眠くなります

・発作性運動誘発性ジスキネジアPKDという言葉は、『医学書院医学大辞典第2版』にも『南山堂医学大辞典第19版』にも載っておりませんでしたが、発作性運動誘発性舞踏アテトーゼという言葉は、後者に載っておりました。 『今日の小児治療指針 第16版』には、以下のような記載がありました↓


発作性舞踏アテトーゼ paroxysmal choreoathetosis

●病態
・発作性ジスキネジアは,発作性運動誘発性ジスキネジア(PKD),発作性非運動誘発性ジスキネジア(PNKD),発作性労作誘発性ジスキネジア(PED)に大別される.発作性舞踏アテトーゼは,PKDとほぼ同義である.
・PKDは,突然の動作開始により誘発される数秒〜1分以内の短いジストニア,ヒョレア(舞踏病)などの不随意運動を呈する.
・PNKDは運動と無関係で,持続が10分〜1時間と長く,PEDは長い運動で誘発され,数分のジストニアを呈する.

・で、もって難病情報センターのwebsiteにもありました↓




・前置きはこれくらいにして、↓のようなレポートがありました。


受診後早期に診断に至った発作性運動誘発性ジスキネジアの1 例

 

  神戸市立病院紀要 57巻(2018)




【抄録】

発作性運動誘発性ジスキネジアは、短時間の不随意運動が急な運動によって誘発される稀な疾患である。この症例は12 歳男児で、主に運動開始時に、舞踏・アテトーゼ・ジストニアの何れか一つ、あるいは複数が連続・混在して認められた。発作は左上肢優位で、意識障害は伴わず、持続時間は1 分以内であった。発作間歇期の身体所見や検査には異常は認められず、カルバマゼピンの内服開始後は不随意運動が消失した。本症は、治療に対する反応性は良好であるが、心因反応やチックなどと間違われ、適切な治療が行われていない場合もあるため、疾患概念の理解が重要ある。

・現在、入院患者さんで原因不明の不随意運動をされている人がいます。その方は、90歳を超えている高齢者の方です。この病気ではないんだろうな....

以下日記

・本日7/1(月)は、通常なら午前中は大学へいって、疫学の中級テキスト勉強会なのですが、事情によりお休み。午前中自分の論文を書いておりました。12時過ぎに家を出て病院へ。病院でご飯食べてから回診、夜間診療。帰宅は,19時44分。いつもと違って夕食が早くできたので、まずはスパゲティーの夕食ですが、量が結構多くて、食後苦しくて動けず。なんとか消化されてから入浴、そしてこのブログを書いております。

・現在猛烈な睡魔に襲われております。これからさっさと寝ます。

 

 

 


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