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扁桃腫大は、扁桃腺炎だけではない/1日お勉強と草刈り

まあ、標題は当たり前のことを言っているのですが、病的な扁桃腺の腫大って一般病院に勤めていたら、まず扁桃腺炎にしか遭遇しないと思います。(それは、おまえがよう診断していないからだというツッコミもあるでしょうが)

で、↓のようなNEJMのレポートがありました。


Tonsil Cancer

N Engl J Med 2019; 381:e8 July 25, 2019
・『医学書院医学大辞典第2版』の説明は↓(ただ、2009年の本なので記載は古いかな?)
扁桃腺癌
ヘントウセンガン
[英]cancer of tonsil

口蓋扁桃に発生する上皮性悪性腫瘍。誘因は飲酒習慣,喫煙,口腔の不衛生,頸部への放射線治療の既往などが挙げられる。大部分が扁平上皮癌で低分化型が多い。60歳代の男性に多い。症状は咽頭違和感,咽頭痛,嚥下痛,血痰など。耳への放散痛や開口障害も出現し,約半数に頸部リンパ節転移を認める。病理診断で確定し,CT,MRI,エコーなどの画像診断も重要。悪性リンパ腫,乳頭腫,振子様扁桃,副咽頭腔良性腫瘍などと鑑別する。放射線治療は第一選択だが,効果が低い場合やリンパ節転移がある場合には手術とし,多くの場合形成外科的再建術も行う。化学療法はシスプラチンを含む多剤併用が主体であり,化学放射線療法も行われる。予後は5年生存率が40~50%である。

・上記のようにリスクファクターは、喫煙、飲酒(あと、HPV感染)ですが、NEJMの患者さんは、そういうリスクファクターはなかったみたいですね。
・治療は、早期の場合、UpToDateによるとEarly stage tumors can be effectively treated with single-modality therapy, using either radiation therapy (RT) or transoral surgery.
ということだそうです。
・扁桃腺が片方のみ腫れた場合、扁桃腺癌もあたまに浮かべないといけませんね。
以下ちょっとだけ日記
・本日9/1(日)は6時ちょっと前に起床。外に出たら草が気になって30分くらい草抜き。それからちょっと朝勉して朝食。昼過ぎまでお勉強。昼食後市役所に資源ゴミ出すのとちょっと買い物。夕方まで勉強し草刈り1時間強。その後壊れていた郵便受けの蝶番を新しいのにしてから入浴。その後勉強していましたが、配偶者より電話。(私は勉強部屋、配偶者は居間)柔道の世界選手権の試合が始まるよと。呼ばれたら行かざるをえまいと団体戦を観てしまいました。そして、このブログを書いております。あとちょっとだけPCの設定をしてから寝ます。明日は5時台で早い時間に起きたい。
・それにしても先日買った「ミニドリル&ドライバー」は便利やっ!(電灯がつくのがかなり便利というのを認識)値段に負けてBOSS製買っておりました。マキタさん、浮気してごめんなさい。
・もひとつ、それにしても、刈ってもかったも草生えてきますね。毛だったらよいのに。

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