皮下気腫でも気管が狭窄することはある/やっと一冊読めた
・気管切開後や気胸の治療でchest tubeを挿入した後皮下気腫になることがあります。私も何人か眼瞼まで腫れた患者さんを経験したことがあります。軽度の場合自然に改善するわけですが、重症の場合鎖骨の下の皮膚に切開を加えたり透析用の穿刺針に何個か側孔をあけて皮下にさして治療する方法があります。ほとんどの場合皮下気腫で気道に影響が出ることはないのですが、非常に重症の場合気管を狭窄することがあるそうです。↓のようなレポートがありました。
Airway compromise from traumatic pneumothorax with severe subcutaneous emphysema
Christopher Taylor Smit, et al.
BMJ Case Rep 2020;13:e235843. doi:10.1136/bcr-2020-235843
https://casereports.bmj.com/content/13/8/e235843
・この患者さん人工呼吸までしたそうですが、無事退院できて良かったです。
以下日記
・本日9/6(日)は、ゆっくりと6時54分起床。1日勉強と掃除・資料の整理をしておりました。本日は↓の本を読み終えることができました。
・この本「入門」となっていますが、何も知らない人が読みはじめたらさっぱり分からないと思います。でも、面白かった。硬い文章の中にユーモアが所々あって、私好みの「味」でありました。主にマーケティングの実務家対象の本と言うことでしたが、企業がこういうことをしているのかと違う業界のことが少しみることができてよろしかったです。
・今日は、あとちょっと資料の整理をして早めに寝ます。台風の被害がありませんように。
2020-09-06 20:09
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0