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カルタゲナー症候群/(土)(日)は勉強もし結構働きもしました

標題ののカルタゲナー症候群とは、『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


カルタゲナー症候群 Kartagener syndrome
[同義語]カルタゲナー三徴 Kartagener triad

カルタゲナー(Manes Kartagener,1897-1975,内科,スイス)が記載した疾患(1933)。副鼻腔炎と気管支拡張症,および内臓逆位を三徴とする。本疾患はアフセリウス(Afzelius BA)が病態を線毛の異常によるものと明らかにし(1975),全身の線毛系器官の系統的疾患であることから原発性線毛機能不全症候群(primary ciliary dyskinesia,immotile cilia syndrome)と呼ばれることが多い。カルタゲナー症候群はその一部とされている。内臓逆位の原因は内臓の位置を決定するとされている胎性早期の胎児胚上皮の線毛運動の異常による。診断は電顕にて線毛の構造異常を証明。常染色体劣性遺伝。


・で、NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のようなレポートがありました



Kartagener’s Syndrome


Kenneth Zurcher, M.D.,and Akira Kawashima, M.D., Ph.D.



N Engl J Med 2021; 384:e45 March 25, 2021




・本文中にカルタゲナー3徴が載っていますね。そして、この疾患不妊の原因にもなるのですね。私が呼吸器科の診療を初めて初めの頃に勉強した病気なので懐かしいです。(最初どう発音するか分かりませんでした)



以下日記

・3/27(土)は、6時に起きて7時半ころ病院へ行って重症の患者さんを診て10時前に帰宅。18時まで、ひたすら社会医学会にZOOMで参加しておりました。今回のキーワードは「一隅を照らす」のようでした。熱心な読者なら、以前この言葉について私が書いたことを覚えておいででしょう。(←そんなん、おらんわーっ)今回ある方が、研究によって「今まで注目されていなかった健康格差を研究によって明らかにすることも一隅を照らすこと」といったような主旨のことをおっしゃっておられ、なるほどそうだなと納得いたしました。入浴、夕食後これまたZOOMで岡山大学病院緩和支持医療科主催の緩和ケアWeb県民公開講座で柏木哲夫先生の死を背負って生きる」という講演を視聴しました。基本的には数年前に岡山済生会総合病院で行われた公開講座と同じ内容だったと思うのですが、忘れていることもいっぱい。やっぱり視聴して良かったです。

・3/28(日)は、5時過ぎに起きて6時過ぎに病院に行って重症の患者さんを診て、帰宅。9時から18時まで社会医学会へ参加。理事会、評議委員会、総会と3回監事として会計監査の報告をしました。お風呂入って夕食食べていると病院から電話あり、19時過ぎに病院へ行って21時過ぎに帰ってきました。やっぱり、つかれます。

・3/29(月)は5時25分起床。さすがに体が起きたときからだるかったです。朝勉、朝食、午前中ZOOMで因果推論の学習会。午後から出勤して、回診、夜間診療、宿直でした。3/29のうちは落ち着いていたのですが...

・3/30(日)夜中の0時49分救急車がくるということで起こされて、患者さんの対応をして寝たのが3時半頃でした。で、6時半前に起きて、シャワー浴びて、朝食摂って病棟へ寄って午前外来。午後から2件患者さんの御家族へ病状説明。その後病棟よって16時半頃病院出て帰りにセブンイレブン、コーナンよって17時半頃帰宅です。いつもは火曜日の夕方大学院のcritical appraisalですが、今日はなかったので「ゆっくり」仕事ができました。お風呂入って夕食、そして現在このブログを書いております。夕食時200mLの缶ビールをのんだだけで結構酔っ払った感じです。これから眠くなるまでは、病棟で頼まれた学習会(ACPとDNAR)の準備をメチャクチャ眠くなるまでしようと思っております。




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