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脾臓の偶発発見腫瘍/グーグル先生になかなかお会いできずイライラ

incidentaloma(偶然腫瘍、偶然発見腫瘍)とは、副腎の腫瘍だけにいうのかとおもっていましたが、どうもそうではないみたいですね。『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


偶発腫瘍 incidentaloma

近年の画像診断の発達により,腫瘍による症候がないにもかかわらず,他の疾患の検査の最中に偶然腫瘍が発見されることがあるが,それらの腫瘍を指していう。無症候性副腎腫瘍に対して用いられはじめたが,他の腫瘍についても使われることがある


・で、胸部単純レントゲンで見つかった脾臓の偶然発見腫瘍のレポータがありました↓


Splenic incidentaloma on routine chest radiography before admission to a nursing home


Fujikawa H, Hinata M. BMJ Case Rep 2021;14:e243031. doi:10.1136/bcr-2021-243031



・たまたま、こういう変化が見つかったとき、「さて、次はどうすべきか?」って悩みますよね。不確実な中で決断するときは、よーく患者さん、御家族とお話をしなければいけませんね。

・ところで↑の論文の最後にかかれていること。研修医の先生には、心しておいていただきたい。


Clinicians should pay attention to the potential existence of abnormal findings outside the lung fields when reading routine plain chest radiographic images.


以下日記

・本日4/14(水)は、6時起床。ほんのちょっとだけ朝勉して出勤。午前外来、午後回診とカンファレンス、ショートの夜間診療(「夕診」とでも言うべきか)。午前中ちょっと珍しい?上腸間膜動脈症候群と肋軟骨炎(と私が考えた)の2人の患者さんが予約外で受診されました。疾患についての記憶がうろ覚えなのでiPhoneでgoogle先生に教えを請いに行きましたが、電波の状況がわるくて、なかなか「つながらず」イライラしました。

・帰宅は18時14分。お風呂入って、夕食。そして内科学会のアーカイブの教育講演「肺胞蛋白症」「副腎疾患」について視聴。そして、ちょっと勉強してこのブログを書いております。まだ午後9時台なのに、猛烈な眠気が襲ってきております。あと15分ビジネス英会話を聴いて寝たいと思います。


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