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私の考える職責者の任務/もうボロボロよ

昨日看護職責者+研修医+リハビリ学生さんに「病院職責者のためのマネジメントー入門編1:基本的な考え方ー」といった表題で1時間ばかり講義しました.これは、10年前に他の病院の職責者会議で「私のEBM(Experience based management)」という演題で話したものを短縮・修正したものです.最初に職責者の任務を考える大前提として組織には2×2あるという話をしました.

 

①1回きりでおわる組織

②持続する(が期待される)組織


②は普通の会社や病院、役所やNPOなんかですね.①は東京オリンピックの組織員会とか国葬をするための組織委員会等その目標が1回ポッキリのイベントというものです.後者は、なんせそのイベントのことだけ考えておけばよいのです.しかし、②は持続し発展するためには、後継者を獲得し育てる、今いるメンバーの成長を促すという観点が必要になります.


で、職責者の任務ですが次の三つ

①組織の目標達成
②人を育てる
③民主的な職場を作る
ということです.最初に述べた1回ポッキリの組織は、あまり②や③は考えなくてもなんとかなる(本当はかんがえてほしいけど)ものですが、持続・発展が期待する組織は上記②③が必要です.で、そのためには、職責者のためのマネジメントの学習・研修が必要です.単に医師になって5年経ったら医長②なるとか、10年で部長とかというものではないです.臨床医として優秀、現場の看護師として優秀でも、職責になったら「残念」という人はいるわけです.
あと、大事なのは職責者の集団としての力を付けると言うこと、「集団化」ですね、
昨日の話は上のことをちょっとだけ膨らませて)(ex. そもそも成果とは何か、人がそだったとはどういうことか)講義しました.どれだけ、皆様にわかっていただけたか、参考になったかは分かりませんが...
以下日記
・昨日9/16(金)は、5時37分起床.講義のためのパワーポイント仕上げて出勤.午前外来、午後回診、通所リハビリカンファレンス、上記マネジメントの講義、そして宿直でした.最初はおちついているなと思っていたのですが...23時半頃病棟からコール有り対応.
・本日9/17(土)は、夜中の1時半前にお見送り.それから寝たと思ったら5時過ぎに起こされて当院が在宅で診ている救急搬入の対応.それで朝まで.来られた方を挿管するかどうか、当院で診るか他院に転院するか、いろいろ悩ましい問題があり朝早くから主治医に電話してご意見を聴きました・・・結局主治医が出てきてくれて申し訳無い.9時に交替して途中郵便局、コンビニによって9時46分帰宅.一服後呼吸器疾患研究会の抄録およびパワーポイント作成.昼食後眠くて、眠くて13時から14時半まで寝てまいました.その後も同じ作業と↓の本を読了.
誰もが幸せに成長できる 心理的安全性の高め方

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  • 松村 亜里
  • WAVE出版
  • 2022/03/23
  • Kindle版
17時から18時久々に草苅.刈り払い機に刃がもう摩滅したのでしょうね、なかなか草が枯れませんでした.その後入浴.ちょっと研究会の準備して、夕食.缶麦酒1本のみ摂取.で、やっと抄録をメールで送ることができました.で、本格的にアルコールを飲みながらこのブログを書いております.これからは読みかけの↓の本を眠くなるまで読みます.
教育は何を評価してきたのか (岩波新書)

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  • 本田由紀
  •  岩波書店
  •  2020/03/21
  • 新書
・ああ、それにしても日直や宿直をいつまでいないといけないの.誰か助けて、赤いハイヒール.

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