SSブログ

異物は動く/長生きできる町

過去何回かこのブログで体に入った異物が移動するというようなことを書いたと思います。今回はペースメーカーのリードが変なところにいっちゃたというお話。NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のようなレポートがありました。


Pacemaker-Lead Dislodgement and Cardiac Perforation
Christina Menexi, Mohamed ElRefai
N Engl J Med 2024;390:1802
DOI: 10.1056/NEJMicm2312569
VOL. 390 NO. 1
・以前胸部レントゲンを読んでいてペースメーカーのリードの位置が「おかしくて」循環器のDr.にきいてみたら、最近はココに固定することが多いんですよと言われて、ヘーッ、こんなことも情報仕入れとかないといけないのね、でも、どうやって情報をとってきたらよいのよと思ったことがあります。こまめに医学雑誌に目を通しておかないといけないのね。リード線の固定位置についての説明は↓
より生理的なペーシングを目指したヒス束エリア・左脚エリアペーシングを始めました
・わたしゃ、呼吸器科医なのでそんなん知らんがなとぼやきたいところ・・・そんなこと言ったらアカンけどね。
以下日記
・七夕の時にブログを書いてから、記事をアップしていませんでした。いったいこの1週間で何があったのでしょう?この(土)(日)と今日のことしか記憶がありません。
・7/8(月)は仕事が終わってからダッシュで金光町の本屋さんへ。↓の本を頼んでいたので、その受け取り(Amazonばかり使っていたら、地元の本屋さんが衰退するので、時々本をお願いしています。)600ページ以上あるので、まだ読んでいません。
未明の砦 (角川書店単行本)

未明の砦 (角川書店単行本)

  • 作者: 太田 愛
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2023/07/31
・あとは日常業務。7/11医療安全委員会、7/12メンタルヘルス不全で休んでいた職員さんの産業医面談。よる社会医学会の次世代企画委員会のZOOMの会議でした。
・7/13(土)は、お昼から明石高校29回生の同窓会。早めに家を出て10時過ぎに明石についてジュンク堂で本の「買い出し」。本はAmazonで注文できますが、実際みてみないと分からないものもあるし、漠然とこの分野の本といったら見つけにくいものもあります。また、本屋さんでタマタマ見つけて購入するというもももあります。今回たまたま見つけて買った本が↓(当然まだ読んでません)
まちづくりの統計学 :政策づくりのためのデータの見方・使い方

まちづくりの統計学 :政策づくりのためのデータの見方・使い方

  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 2022/02/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
・これからの人生、病院に閉じこもっているだけではなく、町作りに関わりたいと思っているので購入。
・12時から15時まで、同窓会。いろんな分野で皆さんいろんな事されているのだと、毎回同窓会に参加するたびに元気をいただけます。ただ、今回は幹事が飲み過ぎて倒れたので、同窓会後半はその「看病」。救急車呼ぼうかどうしようか迷ったのですが、水しっかり飲んでもらってちょっと寝たら「復活」したので、大事にはならず。もとCAさんの同級生がいて、実質その人が対応してくれました。ホテルのスタッフさんも良くしてくれました。いくらベテランの医師でも、一人だと心細いものです。そういう人達がいて助かりました。
・と言うことで、幹事さんが無事家に帰るのを見届けていたので、2次会は無し。ちょっと明石駅周辺をうろついて、かき氷食べて西二見の「実家」(現在長女と三女が住んでいる)に行きました。
・翌日娘達が寝ている間に「実家」をでて、まず姫路に。そこの星乃珈琲店でモーニングサービスを食べて岡山→倉敷へ。倉敷のアリオと三井アウトレットで買い物して、13時前に家に帰りました。ほんの一瞬やすんで倉敷健康福祉プラザへ行って、山添拓さんの話を聴いて帰宅。一服後、18時から20時半くらいまで、玉島文化センターで『いちばん小さな町』という演劇を観ました。小さな町の日本人と日系ブラジル人の共生の話でした。演劇ではなく実態はどうなんでしょう?(私の所属する社会医学会というところでそのような話もちらほら聴きますが)
・共生といえば、今回の明石への行き来の間に↓の本が読めました。
長生きできる町 (角川新書)

長生きできる町 (角川新書)

  • 作者: 近藤 克則
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/10/06
  • 新書
・作者の近藤先生は、学生時代から知っており、ついこの間も京都のシンポジウムでちょっとだけお話ししました。それはさておき、コンパクトにまとめられております。この本の最初に、「目指すのは誰もが参加しやすく居場所や役割がある生涯現役・健康長寿・地域共生社会づくりです」と書かれていますが、まさに同館であり、そのような活動の末席に自分も加わりたいと思っております。
・本日7/15(月)は、朝一であやうく燃えるゴミを出すのを忘れるところでした。8時30分までのゴミ出し時間にギリギリセーフ。その後は1日自分の部屋の整理をしていましたが、夜になっても片付いておりません。途中満天の湯に行ってきて、帰宅後夕食はすき焼き。当然(?)アルコールはいただいております。で、21時台にはサッサと寝ようと思っております。
・明日は午前外来、午後病棟回診、夜間診療で1週間で一番ツライ日です。しかし、患者さんや職員さんとのコミュニケーションで癒やされながら、なんとか乗り切りたいと思うものです。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。