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遅発するのは慢性硬膜下血腫だけではない:遅れて発症した心膜血腫/ほぼ事務処理の1日

頭に軽微な外傷後数週間から数か月後に慢性硬膜下血腫が発症することがあるのは有名な(?)話ですが、他の外傷でも遅発することがあります。マンガ(タイガーマスクや空手バカ一代)で有名なのは、3年殺しですが...(どれだけの日本国民がわかるかな?9

・胸部に鈍的外傷を受けて7週間後に「発症」した心膜血腫(標題は心嚢水となっていますが、血液がでているのでこう呼んだ方が適切と思うのですが...)の報告↓


Delayed Hemorrhagic Pericardial Effusion following Blunt Chest Injury
Takao Konishi
Intern Med 63: 1837-1838, 2024
・なお本文中に出てくる]electrical alternansとは↓(心タンポナーデや心膜炎でみられるみたいですね)
 電気的交互脈 electrical alternans
心電図のR波またはT波の振幅が1拍ごとに変化する場合をいう。最も多いのはT波の交互脈で,R波の変化を伴うことと伴わないことがある。一般に頻脈(発作性上室頻拍など)の時に生じやすく,機械的交互脈(脈拍の大小)を伴う場合と伴わない場合がある。その機序は,心室内のどこかに興奮性が低下するか,不応期が延長した箇所があると,その部に1回おきにしか興奮波が侵入しえなくなるためと考えられる。交感神経性アミンやある種の抗不整脈薬など,薬物によっても生じることがある。
以下とっても短い日記のようなもの
・本日7/28(日)は1日家にいました。学会の監査や相談を受けた事例(複数)の資料に目を通していました。9時半位から30分のみ草刈りと畑の木を切りました。もう、それで1日分の体力を使ったみたいです。
・今日はたまっている事務的な作業が大分でき、かつ、机の上も雪解けして良かったです。ただ、相談されている事例の処理を今後していかないといけないのですが...
・で、本日もアルコールを飲みながら、このブログを書いております。そろそろベッドに入って福岡の観光ガイドを読みたいと思います。

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