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若年者の腹部血管雑音/ここで一句:就活を就活と間違えられる高齢者(字余り)

長い間地域で臨床医をしていますと子どもの頃見ていた子が大人になって受診することがあります。あんな、ちっちゃかった子どもがりっぱな大人になって...通りで頭が禿げるわけだ。

・それはさておき下痢が続く(子どもの頃見たことがある)若者が先日受診しました。お腹の聴診をすると血管雑音が聴こえました。なんせ、急患を診たら大動脈解離のようなものがないか考える癖をつけようとしているのでドキリとしました。若者で動脈疾患といえば、マルファン症候群やエーラスダンロス症候群、としか私の頭には浮かびません。前者は外観が違う、後者はとりあえず手、肘の関節を伸展してもらったけど、普通。(皮膚引っ張るの忘れました)なんせ、動脈疾患が怖いので、腹部エコーをしてみたら、特に異常なし。ほっといたしました。後から調べると、鑑別診断に高安病を考えるべきでした。あと、結構若者では血管雑音が聞こえるそうです。症状がない若者の腹部血管雑音は心配しなくてよいみたいです。ただし、血圧はちゃんとチェックしておくこと。まあ、この患者さんの場合は症状があったわけで腹部エコーするのは過剰な検査ではなかったと思います。


cf. 腹部血管雑音 (今日の臨床サポート)




あっという間に以下日記

・1/26(日)以降ブログを書いておりませんでした。なんせ、疲れております。

・1/27(月)は午前訪問診療、午後病棟回診とカンファレンス、16時から夜間診療。ダッシュで家に帰って19時からZOOMで社会医学会の理事会。その後看護学概論の教科書読みました。

・1/28(火)は午前外来、午後病棟回診、夜間診療。帰宅は20時前。ホンマ、疲れますわ。

・1/29(水)は、午前外来、午後回診とカンファレンス。帰宅は19時前。何か体がしんどいのでネットをダラダラ見ておりました。

・1/30(木)は、午前外来、午後病棟回診。比較的早く18時半前に帰宅できました。

・1/30(金)は1日有給休暇を取りました。しかし、そうすると3日間病院に行かなくなるし、そもそも心配な患者さんが数人おられるので、「出勤」。心配していた患者さんは、夜間状態が悪くなっており転院となりました。宿直のDr.がきちんと対応してくださっており、本当に有り難かったです。その後岡山医療センターへ。今年の5月から公衆衛生の講義を7回することになり、打ち合わせ。1時間ちょっとで終わり、まあ、なんとかなるでしょう。それにしても、とっても歓待してくださり、恐縮でした。(最初、お電話で副校長先生のお話ししたときとても優しい雰囲気で安心してはいたのですが)

・その後イオン倉敷に行ってたこ焼きの昼食後、買い物と映画鑑賞:『アンダーニンジャ』を観ました。若干冗長なところがありましたが、結構面白かったです。帰って、久々の飲酒です。なんせ、スーツを着るために禁酒しておりました。(ズボンははけないことはないのですが、ウエストがかなりキツかった。でも、この日はちゃんと普通にはけました)

・昨日2/1(土)は9時頃家を出て瀬戸内市へ。1時間ちょっとかけて、まずは中光商店というかまぼこ屋さんへ↓



ここの天ぷらが結構おいしいんです。いろいろ買って、まず駐車場の車の中で食べて、残りお持ち帰り。それから瀬戸内市立美術館へ行って『96歳 セツの新聞ちぎり絵原画展』というのを観てきました。



なんせ、すごいとしか言い様がありません。まあ、観てみられぇ。

・その後美術館近くの『瀬戸内バーガーワークス』というお店でハンバーガー食べました。ハンバーガー以外にもいろいろメニューがあってお酒飲んで、食事したいところでした。



・その後は帰宅。一服後18時から20時半過ぎまで、インターネットで「ベッドサイド腹部エコー活用&学習術!」というWebセミナーを視聴しました。結構勉強になりました。

・ところで、今回のブログの標題の後半のお話。金曜日朝一で病棟に行って患者さんをみてから、師長さん、その他看護師さんに今日は休んで就活に行きますといったら、師長さんから拝まれました。お墓でも見に行くのと思われたのでしょうか?私の年齢で「しゅうかつ」といえば、就活ではなく終活と思われても仕方が無い。しかーしっ!どっかの政治家が1億総括役とか年取ってもしっかり働けとか言っているではないですか。定年の年になっても次の仕事を探さないと。

・で、高齢の医者でもスキルアップしたい。でも、いろんな研修会はほぼ若手、中堅向けで高齢者にはとても敷居が高い。熱心な読者は覚えておられるでしょうが、昨年私は東京までPOCUSの勉強に行ってきました。私のような高齢者が参加していいのか?若者の中でたった一人ではないのか?とびびりながら参加しましたが、一定ベテランのDr.も参加されていてホッとはしました。とは言っても8割くらい?は若手。やはり、研修会の敷居は高い。

・しかし、昨日のWebinarで、講師の亀田徹先生(日本ポイントオブケア超音波学会)がシニアにも学ぶ場を提供したいというような発言をされており、こころ強く思いました。POCUSのみでなく、医学との全ての分野で高齢医師の学び直しや新たな知識・技術の習得の場をつくっていただきたいものです。(つくるというのは、単につくるのではなく、参加しやすい雰囲気作りをしていただきたい)

・本日2/2(日)は、1日家にこもっていました。外に出たのは、夜に医療生協の配り物をしにいっただけ。ずっと家におりました。昨日までは福山まで映画を観に行こうと思っていましたが、よく考えたらすること山のようにあって、あとで苦しむので、今回断念。主には、"Causal Inference: What If"を訳しながら読んでいました。その他いろいろ細々な事をして既に22時前。でも、ちょっとずつすべきことが処理されていき、ちょと気が楽になっております。

・明日は、午前訪問診療、午後病棟回診、夜間診療です。ちょうど96歳になるご婦人への訪問診療なので、ちょっとしたプレゼントを持っていくつもりです。(何にしたら良いか迷いましたが、瀬戸内市立美術館でしいれました)また、2/10に100歳になる昔の患者さん(今、施設に入られている)もおられるので、何をプレゼントしたら良いか考え中です。

・金曜日の夜から禁酒は解禁しており、(金)(土)とアルコール摂取。本日もちょっと飲みながらこのブログを書いております。まだ、瓶ビール330mLだけなので、もう少しだけアルコール飲んで、22時台には寝たいと思います。

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