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口蓋垂血種とマルティン症候群/来年2月13日はユマニチュード

・標題の口蓋垂血種とは、のどちんこにチマメができた状態とでも言いましょうか?↓のようなレポートがありました。


Uvula Hematoma


Intern Med 56: 3269, 2017 




↑の論文が引用していた論文が↓


Bleeding complication with dual antiplatelet therapy: spontaneous uvula hematoma







・抗血小板薬を飲んでいると起こりやすい???みたいですが、とくに何も薬をつかっていなくても起こるようです。多くの場合は自然に吸収されていくようですが、↑の二つの論文をみると3~4週間は治るのにかかりそうですね。

・これに関連して「マルティン症候群」というのがあるそうです。『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


マルティン症候群

[英]Martin syndrome

[同義語]口蓋垂卒中 apoplexia uvulae,口蓋垂血腫 staphylohematoma



口蓋垂血腫からの出血。口蓋垂に血腫ができ,そこから出血すると,喀血のようになる。(A. Martin,独) Martin A: Über das Staphylohämatoma. Neue Med Chir Ztg, 225-227, 1846


↑の説明で同義語に「口蓋垂血種」となっていますが、ちょっと違うのではないでしょうか?



・何はともあれ、このような患者さんがきたら、飲んでいる薬や出血傾向はチェックして、とくになりもなければ、経過観察ということでしょう。で、患者さんへの説明には、3,4週間したら治りますと言えばよいのではないでしょうか?(間違っていれば、ご指摘ください)



以下日記


・何度もこのブログに書いておりますが、わたくし22時になったら「超おねむ」になって、なかなかブログ書かけません。で、どうしてもブログの記事がとびとびになってしまいます。で、いつものように過去を振り返ります。


・12/11(月)は、午前中は大学院で勉強。現在確率・統計の歴史のようなものを学んでおります。

↓の写真は、教えてくださっている先生のまとめ。(今後も改定ありとのこと)


統計の哲学.jpg


・充実した勉強後、午後は病院に戻って外来でした。外来予約数は少なかったのですが、空いた時間に胸部レントゲンのダブルチェックをしてかなり時間は取られました。

・12/12(火)は、1日大学院で勉強。朝JRが遅れて、寒い駅で20分くらいたっておりました。遅刻して学習会へ参加。お昼はちょっと空き時間ができたので念願の散髪。その後お勉強です。お昼の教室研究会で、以前教授にユマニチュードの講演会をしてほしいと言っていたら、来年2月13日火曜日19時より岡大医学部のJホールでしてくださることになりました。創始者(と言うのか?)のイブ・ジネスト氏が来られるそうです。(もしかしたらロゼット・マレスコッティ氏?)実はこの日は1日岡大医学部で学生にたいしてユマニチュードの実習があるそうです。(岡大医学部見直したぜ)

19時からの参加は、学外者でも良いみたいなので、皆さんこの日は予定を開けておいてください。

・本日12/13(水)は、午前外来、午後カンファレンス、夜間診療でした。今日は、比較的スムースに進んでラッキーでした。帰宅は20時15分くらいだったでしょうか。まず、お風呂入ってから夕食。録画の「マツコの知らない世界」で宝石の話を観ました。私は、ほとんど宝石には興味がござんせんが、宝石の採掘や加工の現場の映像がちょっとみれたのは良かったです。その後、事務作業をして、このブログを書いております。すでに22時をまわって、私のカラータイマーも点滅しておりますので、これから歯磨きして眠ります。

・明日は、午前中外来、午後から職場巡視、労働安全衛生委員会、研修医への胸部レントゲン講義、CPAP学習と盛りだくさんです。でも、今日よりは早く帰れます。(昔はそれからムービックス倉敷へ映画観に行く元気がありましたが、今はもうそんな元気はありましぇん)



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