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ヘルペス性瘭疽/良い人と良いお店

以前このお題について書いたことがあると思いますが、記憶の強化のため、また書きます。ヘルペス性瘭疽もしくは疱疹性瘭疽とは、『医学書院医学大辞典第2版』では↓のような説明がありました。


疱疹性瘭疽

ホウシンセイヒョウソ

[英]herpetic whitlow



単純ヘルペスウイルス感染により皮疹が手指に生じたもの。痛みが強いのが特徴。口内炎を起こした乳幼児の指しゃぶりや,医療従事者が患者から感染することにより好発する。


NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のようなレポートがありました。


Herpetic Whitlow


February 8, 2018  N Engl J Med 2018; 378:563





この例のように、細菌感染と間違ってしまうことがるので、要注意ですね。



あっという間に以下日記

 

・2/6(火)以来ブログをアップしていなかったので、過去を振り返ります。(もうすでに、あらかた忘れているという恐怖を感じております)

・2/7(水)は午前外来、午後カンファレンス、夜間診療でした。

・2/8(木)は午前外来、午後は産業医面談がはいっていたのですが、キャンセルとなったので有給休暇をとって帰宅。実は、どうも体調が思わしくなかったので、かえって昼寝をしておりました。で、19時~22時まで、金光町の佐方というところの公民館で、医師、看護師、福祉労働者等の懇親会・・・私の大学院の後輩が、なんとか浅口市の医療福祉をもっとよくしたいので学習会しましょうということで、わたしも誘われたもの。でも、この日は初顔合わせだったので鍋をつついての懇親会でした。(参加者7名)・・・ちょうど最近障害者福祉の勉強をしだしたので、ちょうどよかったです。

・2/9(金)は午前外来。朝起きたらなんか体がだるくて、しんどい。二日酔いだなと思っていたら、なんか違う。咳、痰、全身倦怠感あり、気管支炎ですね。同僚のDr.に診てもらい薬をもらいました。この日の午後は労災関係の書類を作成するつもりでしたが、有給休暇取って早めに帰って、土曜日の講義の準備をして寝ました。

・2/10(土)は、京都橘大学の集中講義の日。(90分×3コマ)2年間非常勤講師をしてきましたが、この日が最後でした。学生さんたちがなんとプレゼントをしてくださいました。(家にかえったみたら、伏見の酒でした)

・講義後は家に帰らず三宮へ。FACEBOOKで知り合った神戸の大学の教授先生とおちあい、お食事とのみに。最初にこじんまりした「旬彩割烹姫膳」というところへ連れて行ってもらいました。創作料理的で、おもしろいし、おいしいし、お酒もおいしかったです。その後「メインモルト」というバーにつれていってもらいました。この店もなかなか面白いところでした。いいお店しっていな、それにそのお店の大将、マスターと懇意にされているし、尊敬。この日は、おいしく楽しくお酒が飲めましたが、それは、お店もよかったけどお相手がよかったらですね。(良いお店を選んでくださったのも教授先生ですから)

(飲んだ後は高速神戸ちかくのチサンホテルにとまりました。)

・本日2/11(日)は、神戸で遊びもせず直帰。午後から以前から義父につれていってと頼まれていた講演会へ一緒に行って、帰りお買い物に付き合ってから帰宅です。その後は、ずーーーっと、事務作業。現在21時半頃ですが、今一体調がよろしくないので寝ます。(と、言っても寝ながら落語関係の本を読むつもり)

・明日は、本来は自分の研究のために水島へ行くつもりだったのですが、体調が今一だったらおとなしく家にひきこもっていようかなと考えている今日この頃です。





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片側の耳介軟骨炎/ホンマに体力がありまへん

・先日左耳介が発赤・腫脹した患者さんがこられました。とりあえず耳鼻科にいっていただくことにしました。(その結果は「未」)耳介軟骨炎かなっ?と思ってちょっと調べてみました。『今日の診療のプレミアムWeb版』で耳介軟骨炎といれてもヒットせず、「再発性多発軟骨炎(RP)」の中に含まれていました。↓が『今日の治療指針2017年』の抜粋


全身の軟骨組織に炎症をきたす原因不明の疾患である。
・耳介、鼻、咽喉頭、気道に好発し、再発を繰り返しやすい。
・初発時および全経過を通しての症状として耳介軟骨炎が最多であり、耳介の発赤、腫脹、疼痛を認める。


・診断にはMcAdamsの診断基準が汎用されており、①両側耳介軟骨炎、②非びらん性、血性反応陰性の多発性関節炎、③鼻軟骨炎、④眼炎症(結膜炎、角膜炎、強膜炎、上強膜炎、ブドウ膜炎)、⑤気道軟骨炎(咽頭あるいは気管軟骨)、⑥蝸牛あるいは前庭機能障害(感音性難聴、耳鳴、またはめまい)の6項目中、3項目以上満たせばRPと診断する。


と説明があります。両側の耳介軟骨炎がRPの診断基準の一つですが、じゃあ、片側だけだったら?と思って調べてみますと↓のような論文がありました。


耳介軟骨炎を主徴とした本邦の再発性多発軟骨炎症例の文献的

 耳鼻と臨床 (0447-7227)59巻1号 Page10-16(2013.01)
Abstract:再発性多発軟骨炎(PR)の初発症状は耳介軟骨炎による耳介の発赤、腫脹が多い。耳介軟骨炎は両側性に突発性発症すると考えられている。しかし、今回、左耳介軟骨炎で発症した82歳、男性のPR例を経験した。そこで、耳介軟骨炎が片側発症する症例が多いのか、両側同時に発症する症例が多いのかを本邦の耳介軟骨炎を主徴としたPR40例から文献的に検討した。片側発症例は40例中32例(80%)で、両側発症例は40例中8例(20%)であった。片側から両側となった症例は片側発症32例中21例(65.6%)で、最終的に両側例は40例中29例(72.5%)であった。片側のままの症例は40例中11例(27.5%)であった。片側発症例が多く、片側のままの症例も認めた。さらに、PRの耳介軟骨炎の炎症は耳垂には波及しないので、従来の診断基準にある両側耳介軟骨炎の項目を耳垂に炎症が波及しない耳介軟骨炎に修正することを提案した。
・ということで、最初は片側でも経過をおっていくと両側性になることが多いようですので、要注意。杓子定規に診断基準のあてはめで、診断を除外せず患者さんに時間経過の中で診断が確定することもありますとご説明しないといけませんね。
・ところで、私はもともと耳介軟骨炎は耳垂には炎症が起こらないと思っていたのですが、耳介軟骨炎という疾患概念は耳垂も含んでいたんでしょうかね?
以下日記
・昨日2/5(月)は午前中大学、午後から病院で外来。患者さんが少なかったので胸部レントゲンのダブルチェックをしようと思ったら電子カルテのシステムがおかしくなって画像が見られなくなり途中で断念。なかなか思うように仕事がすすみません。帰宅は19時半過ぎ。お風呂入って夕食摂って、勉強しようとしたのですが、睡魔がおそってきてできず・・・最近腰は痛いわ、膝は痛いわ、そして仕事からかえったら勉強する気力がないか、もしくはその気になってもすぐ睡魔が襲ってくる。やっぱり、今の働き方にもんだあるかな?2月3月はめっちゃ忙しいのですが、4月から何とかならないかしら...
・本日2/6(火)は自然と5時半前に目が覚めました。本来なら1日大学で勉強なのですが、あまりにも事務的な仕事がたまってしまい午前中はお休み。せっせと事務的な作業をしました。おかげである程度はできて精神的なストレスがすこしへりました。そして14時前に家を出て大学へ。今日はエピトレといって疫学の演習とcritical appraisalのみ出席。帰宅は19時半でした。そして、風呂入って食事とって...これから土曜日の大学の講義の準備をします。今度の講義が最後。これがおわると精神的な負担感がまた減ります。さて、今日は何時まで睡魔が襲わずにやれるかな。
・明日は、私が一番嫌いな水曜日。午前外来、午後カンファレンス、夜間診療です。インフルエンザの患者さんは少しは減っているのかな?

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味 覚 障 害 に つ い て/『社会疫学』(上)やっと読めた

・外来でちょくちょく味覚障害の患者さんを診ます。なかなか、よくならないという印象です。J-Stageをみていたら↓のような論文がありました。


味 覚 障 害 に つ い て


日大医学雑誌/76巻(2017)3号




この論文自体は短いですが、その中で厚労省の「重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬物性味覚障害」が紹介されていましたので、↓にアドレスを貼り付けておきます。(重篤副作用疾患別対応マニュアルは、それなりにみていたつもりですが、味覚障害があったとは気が付いていませんでした)


重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬物性味覚障害




この中からちょっとだけ抜粋


・原因となりうる薬剤の服用後、直ぐに発症することもあるが、多くは約 2 週から 6 週間以内に味覚障害が起こる。服用中止後も長期にわたって症 状が継続し、緩解するまで数か月を要することもある。

・催眠鎮静薬、精神神経用薬および循環器官用 薬が多い。・・・味覚障害を起こす薬剤は多品目あり、口腔内 苦味感が記されている薬剤と同様に循環器官用薬、催眠鎮静薬、精神神経 用薬が多い。 

・血液検査:血液一般検査(貧血の有無)、微量元素(亜鉛、銅、鉄)、ビ タミン B12などの検査を行う。また、鑑別のために糖尿病、肝機能、腎 機能などの検査も行う。

・唾液分泌を低下 させる薬剤には、降圧薬、抗ヒスタミン薬、抗てんかん薬、抗パーキ ンソン病薬、精神安定薬などが挙げられる。

・味覚障害の原因別頻度については、薬物性味覚障害が最も多く (21.7 %)、ついで、特発性(15.0 %)、亜鉛欠乏性(14.5 %)、心因性 (10.7 %)、さらに、嗅覚障害、全身疾患性、口腔疾患、末梢神経障害、 中枢性神経障害による味覚障害などが報告されている 。

・全身性味覚障害: 糖尿病、急性、慢性肝障害、腎不全、甲状腺機能低 下、胃・腸切除などの患者で味覚障害が生じやすい。



・上記の原因の分布をみていると、個人的には心因性って、結構あるのねと言う感じです。何はともあれ、検査するときは亜鉛のみでなく銅や鉄も測定し、肝機能、腎機能、甲状腺ホルモンもチェックが必要ですね。


以下日記

・昨日2/3(土)は午前中福山の城北診療所で外来。最初暇でしたが、後半混んでまいりました。発熱のお子さんが来てちょっと心配で本日2/4(日)も受診するように指示しました。

・外来は13時過ぎ終了。歩いて福山駅まで。つい先日看護部長さんにおしえてもらった、ルナという喫茶店へ。ワッフルがおいしいということで、昼食代わりにワッフルをたべました。確かにおいしい。いろいろ種類があって全メニューたべたいなと思いましたが、ひとつ残念なことが...店がタバコくさい。入口に分煙してますとかかれていますが、全然だめ。2回目以降かどうか悩むところです。

・その後岡山(市)へ。後楽ホテルへチェックイン。喫煙室だったので、消臭の作業をしてもらうためすぐホテルを出て高島屋→イオン岡山へ。そこで、いってい読書して、ホテルにもどって、18時半前まで読書。それから、歩いて数分の居酒屋へ。そこで美女3名とお食事会。私はほとんどしゃべらず(と思う)、皆様のお話(特にうっぷん)をお伺いしておりました。その後年長2名はお帰りで、一番若い女性とワインを飲みにいきました。するとその店が餃子屋さんに代わっておりました。なんでもよいので、その店に入り、ちょっとだけワインと餃子。そのご日本酒の店に行って、ちょっとだけ飲んで23時すぎバイバイです。私はホテルに帰って即寝です。

・本日2/4(月)はホテルで7時起床。朝風呂入って朝食はボンジュースのみで11時近くまで読書。それからチェックアウトして歩いて10分弱の最近できた?蕎麦屋の「石臼挽 手打ちそば 小むら」というお店へ。なかなかおしゃれなお店でした。卵焼きと盛り蕎麦たのみましたが、結構卵焼きが大きかったですね。そばは、ちょっと固い(腰があるというべき?)くて、それなりにおいしかったですが、お値段は結構(盛りはそれほどでもなかったけど、他のメニューみると)なものでした。懐があたたかくないとなかなかいけませんな。

・昼食後帰宅。一服して、今度の土曜日の大学の最後の講義の準備。そして、読書。ついに↓(私も翻訳の末席に加えさせてただいた本)を読み終えました。


社会疫学<上>

社会疫学<上>

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2017/09/08
  • メディア: 単行本

・社会疫学の文献(引用されていたもの)、めっちゃ多い。これ勉強するの大変ですわ。あと、ところどころ訳が変なのかなと思うところあるので、原書でチェックしないと。(なかなかそんな時間がとれそうにないですけど)

・いつもと違って、本日のブログは早い時間に書いております。これからすることは、部屋の整理、火曜日のcritical appraisalの文献読むこと、時間があったらon demandでPCで映画みたいですね。

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医療福祉分野におけるアドボカシーの二つの意味/悪夢二連発

・最近は、健康格差やSDH(健康の社会的決定要因)、それに関連してやHPH(health promoting hospital)という言葉がよく聞かれるようになりました。そして、健康格差、SDHに取り組むためのキーワードとして、advocateとかadvocacy(アドボカシー)という言葉がきかれるようになりました。advocacyの意味をジーニアス英和辞典でみてみると「弁護、支持、用語、唱道:支持団体;弁護業務」といった訳が出ています。で、私は、最近混乱いたしました。

・私は、そもそもアドボカシーとは、患者さんや障害を持った方の権利を擁護するために看護師や医師、ケースワーカー等その方に関係する専門職が何らかのアクションを取ることと思っていました。ところが、つい最近私の勤める病院の院長がSDHの講演をした時「唱道」という訳で、医療福祉職といった専門職がみんなにSDHへのとりくみを呼びかけていきましょうという話をされておりました。その話を聞いた時私は混乱したのですが、どうやら現在二つの意味で使われているようです。カタカナ語を使うときは、要注意という事例ですね。

・関連して、↓のような文献があったのでご参考までに。



アドボカシーは看護者の役割か

医学哲学医学倫理 28巻(2010)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itetsu/28/0/28_KJ00008960581/_pdf/-char/ja
【抄録】(本文は日本語です)
Advocacy in nursing, is a central concept in terms of protecting the interests and rights of patients as well as establishing and improving the expertise and social status of nurses. In fact, advocacy is a role played not only by nurses, but by all medical professionals. Advocacy is an important concept for nursing with extensive meaning and contents. Consequently, confusion can occur due to the uncertainty advocacy poses for nursing practice. Moreover, advocacy is accompanied by risk and difficulty, and there are no clear guidelines on how to implement it. It is necessary to enhance education and improve the workplace environment to practice advocacy effectively. It is also essential that nurses reconsider their values and how they support patients while collaborating with other medical professionals.

 

以下日記

・本日2月2日金曜日は当直「明け」でした。昨日19時半より当直で病院におりましたが、0時までは特に問題なく本日1時前に当直室の寝床にはいりました。なかなか寝付かれずうつらうつらしていると悪夢を二つみました。一つは当直室へホラー映画の主人公(と言うのか?)の貞子が当直室に入ってきて寝ている私の上にかぶさってきたというもの。大声で「貞子~~っ!」と叫んでいたのがわかりました。もう一つの悪夢は、髪の毛が激しくM字禿になって、中心部がちょっと触っただけで脱毛するというもの。貞子より、こわかった。このような悪夢でなかなか寝付けなかったのですが、寝たなと思ったら5時半ころ病棟の看護師さんより電話。患者さんが熱発しましたと。熱発だけでこんな時間に起こすなよと心の中で思いながら病棟へいったら、熱だけではなく、呼吸数↑、頻脈、酸素飽和度低下という状態。これまた、こころでSBARできてないやろと思いながら対応。30分くらい対応して、また寝て、7時過ぎ起床です。

・起きてからはシャワー浴びて、朝食摂って外来へ。予約の患者さんが比較的少なく何とか外来完遂できました。午後からは産業医面談を2件してから病院を出て16時20分頃帰宅です。で、一服後来週土曜日の大学の講義(これば最後になります)の準備を使用をしたのですが、眠くて眠くて、ジェンジェンはかどりませんでした。で、お風呂入って夕食。その後調べものしながらこのブログを書いております。このあと事務作業してさっさと寝ます。明日は午前中福山の診療所で外来、その後岡山へ行って勉強して(のつもりだが、遊びにきりかわったりして)夜は、素敵な女性たちと飲み会です。




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SSP:医療従事者の養成課程の中で行われる医療倫理教育の 内容についての提言/「閉店」を考えている

・J-stageをみていたら、「日本医学哲学・倫理学会 」の学会誌に、標記「医療従事者の養成課程の中で行われる医療倫理教育の 内容についての提言ー医療従事者の養成課程の中で医療倫理教育を担当される方へ-」というものがありました。2015年8月に出たものですが、学会のwebsiteをみても新しい提言が出たようでは無いようです。(違っていたらごめんなさい)↓のアドレスで読めます。




・ザーと眺めてみて、自分もまだまだサッパリという感じと、この中の「 研究者倫理の向上のためにどのような教育が有効であるかは、教育現場での試行錯誤が必要と思われる が、最低限の知識として、人を対象とする医学系研究の歴史的背景を教えることが不可欠だと考えられる。 すなわち、研究倫理の「負の遺産」としての歴史上の非人道的な人体実験の事例を教えるとともに、こうした事例の発生に対して、「ニュルンベルク綱領」や「ベルモント・レポート」等が作られたことを到達 目標2と併せて教授する必要がある。」というところの「負の遺産」についての教育は日本ではほとんどされていないと思うものであります。とても、残念なことであります。



あっという間に以下日記

・昨日1/31(水)は、午前中外来でした。最後に予約されていた新患さんがおられたのですが、当院では治療できないと考えK病院に臨時で受診をお願いし、無事入院させていただきました。ほっといたしました。午後はカンファレンス、そして夜間診療。先週とは打って変わって患者さんは少なく、ほぼ時間通りに外来診療が終わりました。で、20時頃帰宅。お風呂入ってお食事。夜ちょっとだけ月食を見ました。

・本日2/1(木)は午前中水島で産業医学科外来。今日もまた水島コンビナートで働く労働者の方が長時間労働者への医師の面接に来られました。過去、何回も書きましたが、私が若かりし頃はコンビナートの会社から当院がぼろくそに言われて、コンビナートの労働者が当院にかかれないよう「鉄のカーテン」があったのに、隔世の感があります。

・午後は水島で続けて岡山県の手話通訳者さんの頸肩腕障害健診。健診を受ける方々は、手話通訳のみで無く看護師だったり介護士だったり、PCを長時間使ったりと純粋に手話通訳労働のみの問題だけではない感じがいたします。まあ、最近は重症の方はおられないのでほっとしますが。(と、言うか実は問診段階で、この方は健診の対象では無く治療の対象ですからと、健診を「断って」います。それは、長い経過から納得していただいていると思っています)

・上記のように細々と産業医学科というのをやっていますが、じぇんじぇん後継者はおりません。いつ店じまいをしようかと考えているところです。

・健診後玉島へ戻って、事務作業。そして19時半から当直です。幸い今のところはおちついており、このブログをかいております。そろそろ寝るつもりですが、果たして朝まで起こされずにおれますか...何もありませんように、インシャラーメンダブツ。


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