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アラカンの主張:辞書は語源を明らかにせよっ!ex. シスター・メリー・ジョセフ結節って何よ?/久々の入院患者さん

・昔、社会保険労務士の通信教育をうけていた時、「黄犬契約」という言葉を勉強しました。その意味は、デジタル大辞泉によると「おうけん‐けいやく【黄犬契約】
yellow-dog contract》労働組合不加入または脱退を条件とする雇用契約。日本では、使用者の不当労働行為として労働組合法で禁止されている。」という解説があります。でも、なんでこれが黄色い犬よ?私が何冊か読んだ労働法の本は、その言葉の由来が書かれていないのがほとんどでした。で、唐突ですが、そこで映画のback to the futureを思い出してほしい(って、多分このブログ読んでいる多くの人が観ていないだろう)。その映画の中でyellowという言葉が「臆病な」とか「意気地なし」という意味で使われていました。たしか、主人公のセリフは、Nobody calls me yellow.だったと思います。(うろ覚え)で「黄犬」とは卑怯な裏切り者という意味があるのですね。
・で、思いっきり前振りが長くなりましたが、医学でもその語源を明らかにせず解説している辞書とか文献がありますが、必ず語源を明らかにしてほしいです。でないと、覚えにくいし、人様に説明するとき説明しにくいです。で、その一例が、Sister Mary Joseph noduleです。Lancetに↓のようなレポートがありました。

An ominous sign from Sister Mary Joseph

https://www.thelancet.com/pdfs/journals/lancet/PIIS0140-6736(18)31864-6.pdf
・これは何かと尋ねられたら、(あまりwikipediaにはたよりたくないけど)↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BB%E3%83%95%E3%81%AE%E5%B0%8F%E7%B5%90%E7%AF%80
・で、もう一度言う、言葉の解説では語源を明らかにせよっ!(アラカンの叫びでした。阿羅漢じゃないよ、アラウンド還暦のことよ。)
*ところで、遠い昔、この記事と同じことを書いたような気がします...単なるデジャヴュか、事実か?
以下日記
・本日9/3(月)は、6時に起きて、朝勉後大学へ。午前中は疫学の勉強会。午後は病院で仕事です。私は2012年院長を降りると同時に常勤から非常勤となり、現在の病院では外来するのみ。その他あちこちの診療所のお手伝いをしたら大学の非常勤講師をしたりして、入院患者さんを診ることはありませんでした。しかし本日より諸般の事情から再び入院患者さんをもつようになりました。で、本日お一人目担当。夜間診療始まる前に病棟へ診察へ行き、ご挨拶と最低限の指示。それから外来へ。外来終了後患者さんの情報収集といろいろ書類。帰宅は20時25分となりました。その後入浴、夕食+「孤独のグルメ」鑑賞。そして、このブログを書いております。これから一つだけ事務作業をして、寝床に入って本を読みます。あすは、台風でしょうね。
 



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