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血の涙/電カル新バージョン

若かりし頃(医者のなり立てのころ)血の涙なんて漫画の中の話だろうと思っていましたが、経験してみて実際あるのねと思うようになりました。今週のNEJMにそのレポートがありました↓


Hemolacria — Crying Blood

このレポートで勉強になるのは、血の涙をおこす原因疾患が挙げられていることです↓
Bleeding associated with tears can occur in the context of infection, inflammation, or trauma to the eye or surrounding structures, vascular tumors of the eye or surrounding structures, or retrograde epistaxis.
・ところで、血の涙のことをhemolacriaというみたいですが、私の手元にある『医学書院医学大辞典第2版』『南山堂医学大辞典第19版』『『ステッドマン医学大辞典改定第6版』どれにも載っていません。UptoDateではヒットせずPubMedで13件のみヒットしました。日本語訳は多分「血涙」でいいんでしょうね。
・ところでCrying bloodってなんかホラー映画の題名みたいですが、邦訳はどうなるのでしょうね?(最初標題をみたときは、顕微鏡で見た赤血球の形態が、なんか泣いているようにみえるのかなと想像しておりました)
以下日記
・本日11/1(木)は、当病院の電子カルテが新しいバージョンになる日。もう外来ドキドキです。一番心配したのは、システムが動かないことですが、それはありませんでした。チョコチョココわからないところがありましたが、SEさんが「武者隠し」におられたので、大丈夫でした。最も心配したのは、私と一緒に外来をするDr.J。新しい電カルにてこずって永遠に外来が終わらないのではないかと心配していましたが、なんとびっくり13時には外来が終わっておりました。もう、明日は雹と火の玉が降ってくるのではないかと...でも、夕方一人の若手Dr.を除いて、疲れたといっておりました。年取ると大変なのよ。
・帰宅は18時50分くらい。お風呂入って、夕食とって、アルコール。(週に多くても3回という誓いは、冷蔵庫の中をからにするまでは保留です・・・新しい冷蔵庫と今の冷蔵庫交換するので)
・あとは、酔っぱらってダラダラして寝ます。あすも、無事電カルが動きますように。雹と火の玉が降りませんように。インシャラーメンダブツ。

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