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社会医学にとっての重要な二つのお作法/行くぜよブリューゲル

・私は社会医学会という小さな学会の監事を縁あって昨年から務めさせていただいております。

社会医学会のhomepate↓




・そして、この7月21日22日独協医科大学で第59回日本社会医学会総会が開かれました。その後の「社会医学会レター」というものに大会長の小橋元先生のご挨拶が載っておりました。その中で以下のような文章がありました。


 ・・・今回は、社会医学にとって非常に重要な以下の2つのお作法:①声を出せない弱い立場の者の代弁者となり、声を届けて世の中を動かす「アドボカシー」と、②現場から見えてくるメッセージを客観的にわかりやすく伝えるための「疫学」を改めて見直し、勉強する機会としました。


・②はまさに現在私が学んでいること。②も最近意識しだしました。還暦を迎えてどういう生き方をしようかと考えているのですが、自分の存在ですこしでも周りの人がより良い生活、人生をおくれたらよいなと考えております。そういえば、医者になった動機の一つに高校時代自分の存在意義について考えたことを思い出します。この宇宙では自分はちっぽけな存在である。でも、その存在が意味あるようにしたい、そう考えて医学部を受験しました。還暦になって初心に立ち返りたいと思うものであります。

・ところで、社会医学会総会の講演集やレターは上記社会医学会のサイトで自由にみることができます。





(残念ながら小橋先生のご挨拶が載ったレターはまだPDF化されておりません)



以下日記

・本日11/2(金)は、玉島協同病院の新電子カルテシステムのDAY 2。こんな時予約の患者さんを少なくしてほしいのに情け無用にいっぱい予約が入っているし、新患の気胸のひとはくるし...まあ、途中何回かSEさんに助けてもらいながら、外来を終えることができました。で、午後からはじっくり回診と来週の外来の「予習」。私は時間があるときは、次の外来の患者さんのカルテをみて必要な検査や説明、質問、次回の受診日等をあらかじめ電子カルテに記録しておくようにしています。で、本日も来週の月曜日、火曜日の予習をおえたのですが...夕方医局事務さんからPHSへ連絡が・・・予習して入力したカルテの記載が違う日にちに入っていると。旧カルテのやり方を踏襲して診察日に記録したつもりが、本日の記録になっていたと・・・涙と鼻水を流しながらやりなおしです。で、気持ちがなえてさっさと帰ってきました。

・帰宅して資料の整理(聞こえは良いが、ただの掃除)。で、現在「余市 SHERRY & SWEET」の水割り飲みながらこのブログを書いております。Back ground musicはAmason musicで宮野寛子というひとの『Notes Of Comfort』を聞いております。(全然知らなかったピアニストですがなかなか良いですね)

・ところで、私は全国に「草」「間諜」を放って情報を収集しているのですが(当然、大嘘)、私の情報網からもれていた大事な情報を本日得ました。なんと10月8日から12月16日まで、広島県立美術館で「ブリューゲル展」があるではありませんか↓





・東京だったらまだしも、隣県の広島、これは行かねばなるまい。ということで、明日急遽広島に行くことにしました。(本当は、論文書こうと思っていたけど)もし、私に会いたい方がおられれば、明日の午前中美術館にこられれば会えるかもしれませんよ。(←おらんは、そんなやつ)



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