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ガッカリ、働く世代の生活習慣病予防/初めての精米

・『学術の動向』という雑誌があります↓



(日本学術会議の機関誌のようなものだとおもっているのですが、私の認識がまちがっていたらごめんなさい。)その中で以下のような記事がありました。(1年前のものですが)


SCJ提言・報告要旨
働く世代の生活習慣病予防 ─健診・保健指導の今後の展開と若年期からの対策の重要性─
平成29年9月28日 日本学術会議臨床医学委員会・健康・生活科学委員会合同 生活習慣病対策分科会
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/23/7/23_7_97/_article/-char/ja
・これを読んでみて、ちょっとがっかりしました。まず、生活習慣病ということばをいまだ使っていること。まあ、この提言をした委員会がそういう名前を冠しているから仕方ないでしょう。それは置いときましょう。で、その提言の一部が↓
(2)一方、生活習慣病のより根源的な予防対策としては、その発症基盤となる望ましくない生活習慣の 定着を防ぐことが重要ですが、食生活、喫煙予防等を初めとする健康教育が、中学・高校卒業以降 から特定健診・特定保健指導対象年齢までの20年余りに渡り分断してしまっている現状があります。 実際、喫煙、飲酒、身体活動(運動と生活活動)不足、過食、食塩過剰摂取、夜更かし、睡眠不足といっ た好ましくない生活習慣は、大学入学あるいは就職直後から定着しやすいものです。学校教育終了後 から40歳以降の特定健診・特定保健指導に至るまでの生活習慣病対策を、医師や保健師の他、管理 栄養士、養護教諭、栄養教諭など多様な専門職の関与と連携のもとに強化すべきです。
・これは、あくまで個人に焦点を当て、教育をもって生活習慣病を予防しようという発想ですね。何故、喫煙や飲酒をするのか、運動不足なのか、夜更かしなのか、という原因の原因や社会経済的因子を考えていません。タバコやアルコールの販売の制限、売られている総菜の塩分制限、公園や運動施設の整備、過重な労働の制限等発想が全然ないように思われます。最後に「エビデンスに基づいた生活習慣病予防対策を実施」とか書かれていますが、今まで行ってきた対策を具体的な数値をもってどう評価しているのかわかりません。今までの対策が、エビデンスにもとづかなかったということでしょうか?
・若年者に対策の視点をもっていったのは、進歩だとは思いますが、その若年者個人のみへの教育(それは、個人の責任にしてしまう恐れを感じます)だけでは、とってもとっても不十分だと思います。若年者の置かれている環境を整備しないと。
以下日記
・本日11/16(金)は、6時2分起床。朝勉はせず、身支度して早めの出勤。外来前に病棟によって朝礼後外来へ。午前中外来ですべて完了したのが14時。会議、人工呼吸器の学習会後病棟の回診。18時ころ病院を出て、ガソリン入れて、鴨方のCOOPの自動精米機で初めての精米。(最近知り合いになった某女性から玄米を分けていただいたので、その精米です)まったく、初めてなので失敗したらどうしようとドキドキしましたが、200円を機械に投入し、玄米を所定の場所に流し込むだけ。5分もかからないうちに精米できました。ガソリンをセルフでいれるのと一緒ですね。最初は心配だけどやってみると全然問題ない。で、19時前に帰宅。お風呂入って、夕食。(昨日のシチューの残りとパン・・・これはおいし。配偶者はおいしいパンを見つけるのがお上手。なので、私はやせられない)その後、いろいろ事務作業。で、このブログを書いております。これから布団に入ります。本日はアルコールはなし。(昨日ジンがなくなったので、また購入していないと、発作的に飲みたくなった時なかったらのたうちまわります)
・明日は午前中水島で一般内科外来、午後から水島でデータの整理。夕方帰宅して、病棟の歓送迎会へ。飲みすぎないようにしないと。

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