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ゼンメルワイスって、ご存知?/思い込みで失敗

疫学の勉強をすれば必ずゼンメルワイスの話が出てきます。(同時に、ナイチンゲールも)彼について学ぶとき単に産褥熱の「原因」と対策を見つけたというのみでなく、学会や社会と医学者の関係という観点でも学ぶところが多いと思います。↓のような特別講演の要旨がありました。


ゼンメルワイスから学ぶ
~一燈照隅・万燈照国
日本健康学会誌 84巻(2018)5号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kenko/84/5/84_147/_article/-char/ja
この先生の本が↓(私、まだ読んでませんけど)
手洗いの疫学とゼンメルワイスの闘い

手洗いの疫学とゼンメルワイスの闘い

  • 作者: 玉城 英彦
  • 出版社/メーカー: 人間と歴史社
  • 発売日: 2017/03/01
  • メディア: 単行本
・ついでに「白衣の天使」というイメージのあるナイチンゲールについての本↓(これは、読みました)
ナイチンゲールは統計学者だった!-統計の人物と歴史の物語-

ナイチンゲールは統計学者だった!-統計の人物と歴史の物語-

  • 作者: 丸山 健夫
  • 出版社/メーカー: 日科技連出版社
  • 発売日: 2008/06/13
  • メディア: 単行本
・現代、上の人たち以上に社会と学者・研究者の関係をよーーーく考えないといけない時代だと思います。
以下日記
・昨日11/21(水)は、イチロー・カワチ先生の社会疫学集中講義DAY3でした。本来ならここでそのエッセンスを書くべきでしょうが、時間と能力がないので、小出しにブログに書いてい行きます。予想より早く終わったのでいったん帰宅して最近知人から購入したお米を真備町の被災者支援センターにもっていって、その帰り病院へ行きました。一応集中講義のため有給休暇としていたので、私が病院に登場するとは思われていなかったのですが、夜間診療の代診をしてもらうのが心苦しく、途中から代診の先生にはありがとうと言って変わりました。外来は、とっても暇。病棟の患者さんも診ることができて、一応duty?終了。19時半から21時までは月1回ある開業医さんとの勉強会。うちの院長がペースメーカーの話をされてたのですが、その進歩に驚きました。AIにとってかわられるという話に現実味を感じました。(ただ、私は医師の仕事がAIにとって代わられるとは実際には思っていませんが)で、21時40分頃帰宅。疲れてお風呂入って夕食とってすぐ寝ました。
・本日11/22(木)は、5時24分起床。(月)~(水)とおなじように早朝に病院に行って重症の患者さん診察。今日は、表情よく笑顔もみられたので、なんかうれしくなりました。で、良い気持ちで水島へ行って、産業医学科外来。13時頃終わって倉敷市役所へ。そこで昼食とって公害健康被害認定審査会が開かれる会議室へ行ったら閉まっている。ひょっとしてとおもって招請状調べたら来週でした。12月を除いて毎月第4木曜日にあるので、今日だと思い込んでいたら、なんと第5週の木曜日が会議となっていました。招請状の日にちをちゃんとみず今日だと思い込んでいました。思い込みって怖い。こういうことで医療事故もおこるのでしょうね。気を取り直して玉島へ。と、思ったら水玉ブリッジラインというところで事故。結構遅くなって病院着。その後回診と事務作業、レントゲンのダブルチェック。早めに病院出て18時半ごろ帰宅。お風呂入って夕食。その後部屋の掃除。で、このブログを書いております。これから布団に入って本読みます。明日は、そんなに早く起きなくて良いでしょう。

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