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FYI:呉秀三の論文現代語訳/医療福祉政策学校に参加

・呉秀三の↓の言葉は、わたしのマイ手帳大賞です。


わが邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の他に、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし


・一度この人の論文を読んでおかないといけないと思いつつ、論文の入手、昔の言葉の問題で躊躇しておりました。ところが、本日の研究会(「以下日記」参照)で、現代語版が出ているということを知りました↓


【現代語訳】呉秀三・樫田五郎 精神病者私宅監置の実況

【現代語訳】呉秀三・樫田五郎 精神病者私宅監置の実況

  • 作者: 金川 英雄
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: 単行本

関連して↓
[現代語訳]わが国における精神病に関する最近の施設

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  • 作者: 呉 秀三
  • 出版社/メーカー: 青弓社
  • 発売日: 2015/12/02
  • メディア: 単行本
・昨年呉秀三についての映画も上映されていますが、残念ながら観ていません↓
・多分、何かの機会にこの映画を観ることはできると思っています。その前に、まずは、アマゾンで上記本をポチ。
以下日記
・1/25(金)は、5時39分に起きて、朝勉して出勤。午前外来。午後は回診と会議。早く病院を出て18時半前に帰宅。裁判の意見書書いて、あとは、入浴、夕食。(牡丹鍋)
・1/26(土)は、5時半起床。朝勉して、大阪へ出発。午前中はあべのハルカス美術館で↓
・とっても、細かい/リアルな細工に感心しましたが、悲しいことに私は目が悪いので、細かい―い絵はみえませんでした。単眼鏡をもっていかなかったのが失敗。
・午後は、近鉄南画から名張へ。「医療福祉政策学校」という小さな小さな研究会に参加。研究者と現場労働者が一緒に勉強する会で、わたしには、いろいろ勉強になります。今回特に、「障害者支援に取り組むNPOから見た地域共生社会実現に向けた現状と課題」という報告は、実際の困難事例の紹介がなされ、興味深かったです。夜は、懇親会。その2次会。こういうだべリングが大事なのようねぇ。
・1/27(日)は、上記研究会2日目。そこでの発表で「呉秀三・私宅監置の社会調査100年の総括に関する研究ノートー精神障害者福祉政策を念頭にー」という発表があり、最初にかきました呉秀三の論文の現代語版があるというのを知りました。そのほかにも「刑務所医療政策の国際的動向」というような日頃考えない/知らないテーマもあって面白かったです。
・お昼で研究会終わりまずは難波へ。そこで、ボヘミアン・ラブソディーを観ようと思ったら、なんとチケット完売。仕方なく(?)家にそのまま帰りました。帰宅は17時20分頃。かえって、まずはPCへ統計ソフトのインストール。その後、ちょっとかるく夕食というか、おやつのようなもの食べて、自分の研究のデータ整理。そして入浴。で、ベルギービールのみながら、このブログを書いております。

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