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抑うつを起こす物質/チョコ、ちょっともらう

過重労働が精神障害・自殺を起こすということは、大分世の中に知られてきたと思います。例えば↓


長時間労働者の健康ガイド




・ところが、ある種の化学物質が抑うつ状態をひきおこすということは、あまり知られていないのではないでしょうか?↓の本の中にDSM-5が引用されて書かれています。


うつ病治療ガイドライン 第2版

うつ病治療ガイドライン 第2版

  • 作者: 日本うつ病学会
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2017/06/19
  • メディア: 単行本


上の本の4ページにDSM-5からの引用として「抑うつ状態を生じやすい一般身体疾患と薬剤・物質」という表が載せられていて、その中で「中毒・離脱」として次のようなものが書かれています。


 アルコール カフェイン 幻覚剤(フェンシクリジン、他)、揮発性物質、オピオイド、鎮静・催眠/抗不安薬、刺激剤(アンフェタミン、コカイン、他)タバコ


 労働現場では「揮発性物質」というものが使われていることがあるわけで、労働者の抑うつ状態を診る場合、長時間労働のみに注目していてはいけないと思います。



以下ちょっとだけ日記

・本日2/13(水)は、5時38分起床。朝勉はせず、労災の意見書を書きました。そして出勤し午前外来、午後回診とカンファレンス、夜間診療。今日は珍しく18時30分に終わることができましたが、外来後書類書きと病棟の患者さんを診て、帰宅は20時前でした。お風呂入って夕食、録画の「マツコの知らない世界」を観ました。その後このブログを書いております。これから歯磨きして寝ます。

・明日は、午前中は水島で産業医学科外来。午後から玉島に戻って回診と書類書きがまっておりますが、きっと早く帰宅できるでしょう。(願望)

・明日は「それ」をなくせというデモが一部地方で起こる日。それとは、バレンタインデー。明日会えない方たちからいくつかチョコをいただきました。ありがたいことです。病院によっては、「義理チョコ」禁止というとこもあると昨年のSNSでみましたが、ことしもそのようなキリシタン禁止令のようなものがでているのでしょうか?



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