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味覚障害/TVつっこんで怒られた

(以前も味覚障害について書いたことがあると思いますが、↓のような文献をみつけたので、記憶強化のためログ。)

・一般内科の外来していると時々味覚障害の方がおられます。検査で亜鉛を測定して低ければ亜鉛を摂っていただく訳ですが、亜鉛が正常なときはどうしようかと悩みます。大抵、耳鼻科に紹介しているのですが...下のような解説記事がありました。


味覚障害について

 日大医学雑誌 76巻(2017)3号




上の論文の中で紹介されている『重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬物性味覚障害』↓




・最初に紹介した文献の「表3 亜鉛を多く含む食品」というのが実践的には役に立ちますね。この季節は、牡蠣をしっかり食べればよいですね。(ノロウイルスに気をつけながら)



以下日記

・本日2/14(火)は、疲れていて6時25分起床。身支度、朝食摂ってからほんのちょっとだけ勉強して水島へ。午前中産業医学科外来でした。前回がめっちゃ予約少なかった分、今回予約がおおくてちょっとしんどかったです。問題は次がまた予約が少ないこと。年末、年始で予約の均衡が崩れてこうなってしまいました。均等になるように徐々に立て直していかないと...午後からは玉島へ戻って、回診、事務作業、レントゲン読影。どうも、座っている時間が長くなって腰が痛くなってきました。で、早く病院を出て18時45分帰宅。お風呂入って、夕食。録画の「激レアさんを連れてきた」を観ておりました。その後配偶者が、正式な番組名しらないけど「ハナタカ」みたいなクイズ番組をながしていて、たまたま観ていたら3人のDr.がでてきてインフルエンザについて話していました。インフルエンザA,B,C型の臨床症状の違いを述べられていましたが、これはミスリードをするのではないかなと思いました。診断がついた人たちを集めて、過去を振り返ったらこういう特徴があるという研究とまさに熱を出して受診をしてきた人を診断する状況はちがうのに...

一応UpToDateの記述↓


The spectrum of clinical findings and the severity of infection may vary with the type or subtype of influenza. As examples, influenza B infection is more typically associated with musculoskeletal findings than influenza A; 2009 pandemic H1N1 influenza (influenza A[H1N1]pdm09) and influenza A (H3N2) have been associated with more severe illness than other subtypes . However, these observations are inconsistent, with some studies reporting no difference in clinical findings associated with influenza types and subtypes, particularly in children <13 years



まあ、そういう細かいことは置いておいて、出てきたDr.3名が腕時計か指輪をしていました。私はそれをみただけで、感染対策についてヨーユーワーと思ってしまいました。その他TVみながらブツブツ言っていたら配偶者に久々にウルサいと言われてしまいました。(まだ子供たちと同居していた頃、医療系のTVドラマに突っ込みをいっぱい入れていたらみんなに黙っとけといわれて久しぶり)


・さて、もうそろそろ布団に入ります。今日はちょっとチェスタトンの「ポンド氏の逆説」を読みながら寝たいと思います。


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