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柑橘類注意は降圧薬のみではありません/居間にいない夫人

・以前も書いたことがありますが、柑橘類とある種の血圧を下げる薬は避けるべきです。有名なのは、グレープフルーツとカルシウム拮抗薬。これは、最近は結構患者さんも知っている方が増えているみたいですね。それ以外の飲み合わせなんかは↓


注意したいお薬の飲み合わせ(日本心臓財団のwebsiteより)




・グレープフルーツに限って言うと、シクロスポリン、タクロリムス、シロスタゾール、シンバスタチン、アトルバスタチン等あるみたいです。で、今回このブログの記事を書こうと思ったのは、イマニチブ(グリベック)です。添付文書が↓




この中に↓のように書かれていました。「発現機序の詳細は不明であるが、グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4を阻害することにより、本剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。」


・ここで注意してほしいのは、グレープフルーツのみが問題ではないのです。↓をごらんください。




・最近どんどん(?)新しい柑橘類がでてきているようです。なので、これはグレープフルーツではないから大丈夫とおもっていたら、ひょっとしたら大変なことになるかも...しかし、私は柑橘類が大好きである。



以下日記

・本日2/18(月)は5時半に起きてある研究会の抄録を仕上げてe-mailで送付。その後ちょっとだけ勉強して大学へ。午前中は大学院で疫学の勉強会。いまは、biasをしていて本日differential とnondifferential misclassificationをやりましたが、なかなかややこしいけど、面白い。で、午後からは病院で回診と外来。なんとびっくり仰天、18時半で終了。で、帰宅は19時11分。帰ったら大体配偶者は「居間にいる夫人」なのに、今日はいない。ソファーは先ほどまでいた気配。家の中のどこかで倒れているのかと心配して探しましたがいない。で、カレンダーみると「おかんき」と書かれておりました。ああ、そういえば朝いっとったわ、と一安心。で、ちょっと英語の文献読んで疲れてきたらお風呂入っていたら、配偶者がかえって来ました。風呂から上がって夕食:辛ラーメン鍋。で、その後このブログを書いております。これを書き終えたら寝床で読書。昨晩は↓を読み終えましたが、こんばんは何を読もうか...


怪しくて妖しくて

怪しくて妖しくて

  • 作者: 阿刀田 高
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/06/05
  • メディア: 単行本
・ところで、「エマニエル夫人」をどれだけの人が知っているのか?

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