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心臓内に異物:針/親子丼類似カクテル

気管・気管支内異物というのは時に経験しますが、心臓内にも異物があるということで、驚きです。↓のようなレポートがありました。


An Unusual Foreign Body in the Heart: A Case Report




Ann Thorac Cardiovasc Surg 2018; 24: 205–207 Online November 24, 2017


【Abstract】

Penetrating foreign bodies in the heart is rare and may lead to life-threatening complications. Early diagnosis and removal are crucial for these rare cases. We report a case of accidental penetrating sewing needle in the right ventricle. The needle was successfully removed without open heart surgery and cardiopulmonary bypass (CPB), after accurate localization using transthoracic echocardiography (TTE).

・心臓内の異物は人工心肺を回して開心してとらないといけないけど、今回はそれをしなくてもとれたというものですね。で、本文中に心臓内の異物ってどのようなものがあるか、書かれています: The objects usually comprise of bullets, acupuncture needles, fragments of Kirschner wires, grenade, venous catheter, or even more rarely sewing needles. 手榴弾なんかも心臓内の異物の原因になるんですね。言われてみれば、納得できますが、言われるまでは全然思いつきませんでした。その他はまあ想像できますが。

・ところで、どんな事故で針がはいったのでしょうか?本文には、 accidental sewing needle penetration through his chestとしか書かれていないので、ちょっと気になるところです。

 

お待ちかね(???)の以下日記

・4/16(火)以来の以下日記です。

・4/17(水)は、6時過ぎに起きて朝勉して出勤。午前外来、午後は病棟が忙しく送れて15時からのカンファレンス参加。実はその前に私の先輩Dr.の講演があり出席予定だったのですが、そのような余裕はありませんでした。16時から19時半まで夜間診療で、その後開業医さんとの勉強会。今回は小児科の先生が、発疹のついてレクチャーしていただき、とても勉強になりました。帰宅は22時頃。

・4/18(木)は午前外来。午後は回診をザーと済ませて東京へ。上野駅誓うのホテルに20時ころチェックイン。その後は、アメ横、御徒町中央商店街を孤独のグルメ状態。目についた焼き鳥屋に入って夕食。その後ネットで見つけた、CHIANTI POPというバーへ。音楽はずーとビートルズ。カクテルはおいしかったです。(バーの話は後ほど)

・4/19(金)は、朝風呂入って、ホテルでセブンイレブンで買ったサンドイッチの朝食。そして、ライトストーンという会社へ。10時から17時までSTATAセミナーというものに参加。STATAという統計ソフトの使い方の講義なのですが、きちんと統計的な考え方を教えてくださるので、良いなと思います。今回はt検定、回帰分析等。事前学習に↓の本を半分くらい読んでいったので、まあ、なんとかついて行けいました。

計量経済学 (新経済学ライブラリ)

計量経済学 (新経済学ライブラリ)

  • 作者: 山本 拓
  • 出版社/メーカー: 新世社
  • 発売日: 1995/04/01
  • メディア: 単行本

・セミナー後あるいてホテルへ帰りしなに盛りそばを1枚。そしてホテルに戻って一服後アメ横、御徒町を徘徊して、Bar Lukeというお店へ。で、心地よく飲んで、かえり「上野藪そば」というところで「せいろう」を1杯。ここのめんつゆがかなり濃い。麺をみんな汁につけちゃうと辛くていけません。麺のした1/3位をつけて食べるのがちょうどよろしい。(麺の食べ方に、そうやって食べるものだと書かれているものがありますが、いつもは、麺を全部つけて食べていましたが、ここのを食べると、納得)で、ホテルにもどり、アマゾンプライムビデオをみて、睡眠。

・4/20(土)は午前中は、パナソニック汐留美術館の『ギュスターヴ・モロー展』へ。ここで初めて本ではよくみる「出現」(宙に浮いたヨハネの首をサロメが手を差し伸べて見ている絵)を見ました。その他ファム・ファタルFemme Fatalesの絵をみました。ファム・ファタルといえば、楊貴妃や夏姫を思ってしまうのですが、ヘレネやデリア、メディアなんかなんですね。←自分の知っている女性のみあげましたが、メッサーリーナやオンファレという女性もいるのね。

・モロー展のあとは生まれて初めて大江戸線にのって赤羽橋駅へ。そして、成城石井近くの講演、「芝の家」へいったのは、昨日書いたとおり。それにしても、汐留では、高ーいビルをどうしても見上げておりました。また、芝では、赤羽橋駅でたら高いビルばかりで、芝の家って、本当にこんなところにあるんだろうかと心配になりましたが、たかいビル街の一角に昔からの住宅街が残っていたのでした。

・さて、バーの話。4/18(木)に行ったのが、CHIANTHI POPということろ、4/19(金)がBAR LUKE、前者が老舗で後者が比較的新しいお店でオーナーは一緒。大体私は、バーに行ったら、1杯目がジントニック、2杯目は季節の果物を使ったその店のオリジナルのカクテル、3杯目はいろいろありますが、大体ソツティードッグかギムレット、あとはその時の雰囲気次第で飲みます。CHIANTHI POPでは、リンゴとカルバドスのカクテルをつくってくれいました。結構甘くておいしい、女性にもお勧め。カルバドスというのは、フランスのノルマンディー地方のリンゴ酒から作ったブランデー。それにリンゴをすって入れたわけですから、卵と鶏肉の関係に近く(←ほんまかい)、その時親子丼みたいなのりのカクテルだなと思いました。Bar LUKEでは、オレンジ+ジン+カンパリでつくってもらいましたが、これまた美味でした。ところで、BAR LUKEの名前の由来ですが、マスターがクリスチャンかスターウオーズがすきかのどちらかなと思って訊いてみたら全然違いました。もともとはバルクbulkという言葉からバー・ルークとつけたそうです。バルクの意味は、まあ、おおきいということで、いっぱい人が集まるとかいう感じだそうです。2軒とも感じは良い店で、また行ってもよいなとは思うのですが、残念ながら、多くのバーがそうであるように喫煙可でした。これが無ければ良いのに。今のところ、禁煙のバーは、倉敷駅近くのオノダバーしか知りませんが。

↓が上記二つのバーのwebsite

https://chiantipop-luke.com/food/

・本日4/21(日)は、6時台に目が覚めていたのですが、ちょっとベッドでゴロゴロ、ウグイスの声を聞いて、春眠暁を覚えず状態。その後起き出して、朝食摂っていろいろ整理。11時前に配偶者と家を出て倉敷へ。美観地区にあるプリミエというフレンチレストランでカップル3組で会食、12時から14時。その後美観地区をぶらぶらしてアリオによって特大シャーベットを食べて帰宅。17時から2時間庭の草抜き、腰が痛い。で、お風呂はいって夕食摂って、このブログを書いております。22時までには、寝床に着きたいと思います。そうそう、本日↓を読み終えました。知っている人は知っている高木兼寛と森林太郎の脚気論争がかかれていて面白かったです。

新装版 白い航跡(下) (講談社文庫)

新装版 白い航跡(下) (講談社文庫)

  • 作者: 吉村 昭
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/12/15
  • メディア: 文庫

 


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