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下大静脈フィルターの十二指腸穿孔/ザルラーメンはおいしいよ(COIはありません)

・大分前から思っているのですが、病歴聴取の時既往歴を聴きます。それを聴き取って、どれだけ意味があるのか?というか、そこから何を考えないといけないか(現在の症状との関係、将来おこりえること)ということを、あまり詳しく教科書はかいていないような...まあ、私が読んでいる教科書なんて限られておりますが。


標題にある静脈フィルターについては↓





で、下のようなレポートがありました。


IVC Filter Perforation Through the Duodenum
Internal Medicine 58巻(2019)10号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/58/10/58_2228-18/_article/-char/ja
・かなり長生きするようになったこの時代、何十年前におこなった手術が現在および将来に影響することがあると気をつけないといけませんね。
以下日記
・昨日5/20(月)は、午前は大学で疫学の中級テキストの勉強会。interactionとmodification・・・因果推論に関するところです。私、抽象的な思考がとっても苦手でなかなかついて行けません。でも、ちょっとずつでも克服して行きたいと思っております。で、↓のような論文も取り寄せて読もうと思っております。(残念ながらfreeではてにはいりません)
Epidemiology. 2009 Nov;20(6):863-71. doi: 10.1097/EDE.0b013e3181ba333c.

On the distinction between interaction and effect modification.

Erratum in

  • Epidemiology. 2011 Sep;22(5):752.
  • Epidemiology. 2010 Jan;21(1):162.

Abstract

This paper contrasts the concepts of interaction and effect modification using a series of examples. Interaction and effect modification are formally defined within the counterfactual framework. Interaction is defined in terms of the effects of 2 interventions whereas effect modification is defined in terms of the effect of one intervention varying across strata of a second variable. Effect modification can be present with no interaction; interaction can be present with no effect modification. There are settings in which it is possible to assess effect modification but not interaction, or to assess interaction but not effect modification. The analytic procedures for obtaining estimates of effect modification parameters and interaction parameters using marginal structural models are compared and contrasted. A characterization is given of the settings in which interaction and effect modification coincide.

・なんせ反事実モデルを理解したいといけないのですが、これがなかなか...死ぬまでに理解できるだろうか...

・午後からは病院で回診、夜間診療、当直。外来の看護師さんに「今夜は寝かしませんよ」なんか言われましたが、私は「どんな美人でも、寝かしてほしい」と応えました。事実、私は極端に寝不足に弱い人間で、徹夜した経験がありません。クレヨンしんちゃんのように、「彼女~~っ、夜明けのコーヒーいっしょにのまない」なんて女性を口説くことはできません。それはさておき、外来の看護師さんからは、お呼びがかかりませんでしたが、病とがちょっと大変。と、いっても一人の患者さんだけでしたが。ただ、幸い投薬がうまくいって、大事にならずにすみました。

・本日5/21(火)は当直室で6時過ぎ起床。シャワー浴びて、朝食摂って早朝回診後、外来。やっぱり当直「明け」ですので、小さいミスがいつもより多い。幸いついてくださった看護師さんがチェックしてくださり、助かりました。外来後ちょっと病棟よって、病院を出ました。大学に行こうか悩みましたが、ちょっと論文がとどこおっているし、当直明けでなかなか岡山市まで行ってかえってくるのもきついので、帰宅。途中8番ラーメンで、昼食。なんとすでに私の好きな季節限定の「ざるらーめん」がでていました。最初野菜ラーメン食べようと思っていったのですが、方針変更し「ザルラーメン」と餃子のセット。で、帰宅後お昼寝。その後論文作成です。現在まで大雑把な統計処理をエクセルでしていましたが、今日はStata使用。このすごさに感動です。もうちょっとStataを使いこなせるようになりたいですね。

・で、19時半頃夕食。録画の「月曜から夜ふかし」を見ながらアルコールも摂取。現在かなり酔っ払って、このブログをかいております。しかし、本当に何歳まで当直(正確には宿直ですが)しないといけないのでしょうか?もう、許してつかーさい、お代官様。


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