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炎症性筋疾患に見出される自己抗体/1日ひきこもり

・医学の進歩にはついていけません。膠原病、自己免疫疾患の治療法はすごく進歩しているし、そのマーカーの自己抗体もいっぱいあって何をどう使えばよいのか専門外だとよく分かりません。で、↓のような総説を読みました。
炎症性筋疾患に見出される自己抗体
 臨床リウマチ 30巻(2018)3号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cra/30/3/30_145/_article/-char/ja
【抄録】 特発性炎症性筋疾患(Idiopathic inflammatory myopathy: IIM)は骨格筋の炎症に伴う筋力低下を呈する疾患群であり,多発性筋炎(Polymyositis: PM),皮膚筋炎(Dermatomyositis: DM),封入体筋炎(Inclusion body myositis: IBM)に大別される.これまでIIM患者血清中には,特異的に見出される筋炎特異自己抗体(myositis specific antibodies: MSA)が報告されている.抗Jo-1抗体に代表される抗アミノアシルtRNA合成酵素(ARS)抗体,抗signal recognition particle(SRP)抗体,抗Mi-2抗体は古くから知られている抗体であるが,2000年代に入り新たなMSAが相次いで発見された.これらのほとんどが特定の臨床症状や病型と関連するのみならず,診断の補助,治療法の選択,予後の推定など実臨床上で非常に有用であることが明らかにされている.特に,悪性腫瘍合併DMに高頻度に見出された抗transcriptional intermediary factor 1-γ(TIF1-γ)抗体と主に無筋症性皮膚筋炎(Clinically amyopathic dermatomyosits: CADM)に見出されて急速進行性間質性肺炎(Rapidly progressive interstitial lung disease: RP-ILD)と密接に関連する抗melanoma differentiation-associated gene 5(MDA5)抗体が臨床的に重要である.
・そもそも特発性炎症性筋疾患IIMなんて言葉知りませんでした。ああ、勉強不足。でも、この論文ですこしは、使い分けがわかったような。
一つ間違い発見。表1の抗ARS抗体の行の臨床症状の所、「レイノー減少」ではなく、「レイノー現象」ですよね。
以下超短小日記
・本日6/2(日)は、8時18分と遅起き。昨日は寝付かれず、熟睡感無し。今日予定はあったのですが、体調不調が続いているので全てキャンセルし、1日家にこもっていました。(ここまでかいて、猫に餌をやるのを忘れていたことを認識しました)論文読んだり、部屋の片付け、読んでなかった手紙、文章をみたり、ダラダラとしておりました。これ書いたら、猫に餌やってからねますが、少しは咳がよくなるでしょうか?明日は、当直なので、不安です。

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