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こんな患者さんは来てほしくない・・・急性喉頭蓋炎/昼食失敗

・標題は患者さんの性格を言っているのではありません。

・外来、当直をしていて、こんな病気を持った患者さんが来たらいやだな、というか、本当に大変(患者さんも病院側も)という病気がいくつかあります。その一つが急性喉頭蓋炎。『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


急性喉頭蓋炎 acute epiglottitis

喉頭蓋の急性炎症(浮腫性腫脹)。短時間のうちに,軽いかぜ症状から激しい嚥下痛,吸気性呼吸困難,起坐呼吸や窒息を来す。欧米ではb型インフルエンザ菌,本邦では常在菌や嫌気性菌の感染の報告が多い。赤く球状に腫脹した喉頭蓋を観察することによって診断する。入院による観察や気道確保(気管切開)の準備が必要。抗生物質,ステロイドの吸入や全身投与が行われる。

もうちょっと詳しく、「ジェネラリストのための内科診断リファレンス」では以下のような記載があります。


●0-4歳で起こりやすいが,半数は15歳以上の症例である.
●小児では吸気性喘鳴を伴う呼吸困難で発症することが多い.
●成人では嚥下困難を伴うほどの咽頭痛であるにもかかわらず咽頭所見が乏しい場合,あるいは声の変化や舌骨上の圧痛を伴う場合には急性喉頭蓋炎を疑う.
●0-4歳では24.6/10万人年,5-9歳で6.3/10万人年,10-14歳で1.8/10万人年,15歳以上で1.8/10万人年の頻度であり0-4歳に多いが,絶対数では0-4歳での発症数と15歳以上での発症数はほぼ同じである〔Arch Dis Child. 1990 May; 65(5): 491-4〕.
●成人発症例は平均49歳.気道確保の必要性は15%で生じ,死亡率は0.6%という報告がある〔Laryngoscope. 2011 Oct; 121(10): 2107-13〕.

・気をつけておかないといけないのは、通常の内科の診察で「アーン」して咽頭をみても所見が乏しいということですね。所見よりも自覚症状重視ですね。

・で、NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のような報告がありました。


Epiglottitis

NEJM Vol. 381 No. 9 August 29, 2019
・一生この病気と遭遇しませんように...(実は、一例成人で経験あり)
以下日記
・本日8/31(土)は、5時19分起床。朝勉して、大学へ。8時から11時まで一人9月に行う講義の準備を、PCの実習室で。その後教室のセミナー室で、後輩(一緒に講義を担当)と落ち合い、また実習室。12時にそこを使われるので、セミナー室にもどって後輩と講義の打ち合わせ。途中医学部前のホカ弁で弁当買って、「乱調セミナー」。超久々にホカ弁で、肉につられて牛肉弁当(正式名称はわすれました)を買ったのですが、メッチャ油が多かったようで、胃に応えました。その後、後輩と別れて、玉島の清心町へ。玉島湊酒まつりへ。そんなにお店がでていませんでしたが、私の好きな焼き鳥や串焼き、ケバブ等お店がでていました。ところが、超残念なことにお昼の弁当が応えて食べられない。ビール2杯と日本酒、ワインをおちょこいっぱいくらい飲んで、17時前に帰宅しました。ああ、もっと食べたかった。帰宅後は、ちょこっと勉強したり発表用のパワーポイント作ったり。今日認識できたことは、エクセルではヒストグラムが作りにくいと言うこと。18時過ぎて1時間強庭の草抜きして、お風呂はいりました。昼食とアルコールがきいていて全然お腹がすきません。本日は夕食抜きです。
・また、過去を振り返ります。
・8/17(土)は、朝一で「たまり場カフェ」の資料作り。朝食後(本当は休みだけど)病院へ行って、気になる患者さんのカルテチェック。帰りナフコで買い物して帰宅し、ひたすら論文作成。お昼頃庭のフェンスにポスター掲示板作って「たまり場カフェ」のポスター掲示。その後大学へ。16時から19時半まで、NPO大学の「同門会」。総会後懇親会。その時院生は挨拶をということで年功序列で最初に挨拶。全然準備していなかったので長くてグダグダになってしまいました。後輩の院生に「スカートとスピーチは短い方が良い」とチクリと批判されてしまいました。その後2次会。でも、次の日のことがあり、22時前に失礼しました。
・8/18以降は、また後日。

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