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チタンによるじん肺/社会的処方の本を読み終える

チタンというのはあまり健康障害(特にアレルギー)を起こさないと言われていますが、↓のような報告がありました。



Pneumoconiosis Caused by Inhalation of Metallic Titanium Grindings


Intern Med 59: 425-428, 2020


【Abstract】
  A 61-year-old man was referred to our hospital with dyspnea and an abnormal lung shadow. His occupational history, pathological findings, and an elemental analysis led to a definitive diagnosis of pneumoconiosis induced by titanium grindings. The patient experienced gradual improvement solely by avoiding titanium grindings. Titanium-induced lung disease is very rare, and most of these cases are caused by inhalation of titanium dioxide (TiO2), which is included in a wide range of commercially available products, such as paints, pigments, and cosmetics. However, industrial workers can also develop lung diseases due to the inhalation of metallic titanium materials during metal grinding.
・本文中に書かれていますが、この患者さんの場合暴露から発症までの期間が短く、かつ、暴露をやめたら症状および陰影が改善したというところが一般的なじん肺と違うところですね。最初にチタンによる健康障害はそう多くないと書きましたが、チタンの用途が増えてくると健康障害のレポートも増えてくるかも知れませんね。
以下日記
・本日2/7(金)は、6時半過ぎに起床。8時30分に配偶者と三女と3人で、イオン倉敷へいきました。で、Movix倉敷で、『グッドライアー 偽りのゲーム』↓を観ました。
・観終わって配偶者の第一声が、「思ったより重かった」というものでしたが、私も同じ感想でした。何が「重い」かは、観てのおたのしみ。それにして、詐欺師の男は本当に最後まで嘘つきでしたね。ズーとウソを積み重ねている。↓の本を思い出しました。
文庫 平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学 (草思社文庫)

文庫 平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学 (草思社文庫)

  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2011/08/05
  • メディア: 文庫
主役の、ヘレン・ミレンっていう女優さんは好きな方です。と言ってもこれを入れてこの人の映画は四つしかみていませんが。と、書いてみて実は六つだったことに気がつきました。最初に観たのが、「黄金のアレーデ 名画の帰還」でした。これで、凜とした主人公がいいなと思って、ちょっと調べてみるとアクション映画の「レッド」「レッド リターンズ」というのにも出ているということで、アマゾンプライムで観ました。で、その後「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」でものすごくいやらしい役をしておりましたが、すごいなと思いました。で、この四つだけみていたのかなと思っていたのですがWikipediaで出演作品観ていたら「テンペスト」「2010年」も観ていたこと(彼女だと分からなかった)のをさっき認識しました。(ひょっとしたら「夏の夜の夢」も観たかも???)
・映画鑑賞後は、三人でイオンのフードコートで超久々にクレープを食べました。うまかった。(ああ、Party Partyがクレープ作るのを再開してくれたら・・・ほとんどの人はなんのこっちゃと思うでしょうね)その後車で、ARIO倉敷までいって私を下ろしてもらい、三女は倉敷駅へ、そこから明石の「実家」へ帰りました。配偶者は、娘と別れる前にちょっと涙ぐんでいました。今回三女が帰ってきたのは、私の体調がよくないので顔を見せときなさいと配偶者が連絡してくれたから。大体いつもかえって来ても一泊、長くても二泊でかえるのに今回は7泊しましたね。わたしも、一緒に映画観たり話ができてよかった。
・その後配偶者はグンゼのスポーツクラブへ。私はまず無印良品で買い物をして、そこで100円のコーヒーを飲みながら読書。一定本を読んで集中力が切れた頃、倉敷一番街を歩きながら中央図書館へ。「商店街」を歩きながら悲しい気持ちになりました。以前お店が並んでいたところが更地になって何か立つようですが、一体どんな「ビル」(と勝手に想っていますが)がたつのだろうか?
・15時半まで図書館で読書。その後配偶者と落ち合って、帰りCOOPで買い物して帰宅。「昼食」がクレープだけだったので帰って早々夕食=ちゃんぽん鍋。食べ過ぎて苦しい。で、勉強しようと思ったのですが、眠気が襲ってきて何10分か寝てしまいました。その後読書して↓の本を読みきって入浴。で、このブログを書いております。
社会的処方: 孤立という病を地域のつながりで治す方法

社会的処方: 孤立という病を地域のつながりで治す方法

  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 2020/02/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
・この本は、社会的孤立を防ぐ/改善するための様々な取り組みがかかれていて非常に参考になします。ただ、「社会的処方」といった場合医療者の目線だと思うのですね。地域の方は、別にそれを「処方」とは思ってはいないと思います。地域の人からあえて医療用語で言うと、「予防」とか、「社会的とりくみ」ということになるのでは。
・逆に医療者の立場からいうと、もうちょっと具体的に医療機関にいる医療従事者がどう「処方」するのか(処方箋の「きりかた」ですね。)というやり方があったらよいなと思いました・・・この本は、医療者の「処方箋」を実際に受け取って実践する方々の活動(医療者自身もやっていますが)がかかれていますね。(私の社会的処方という言葉に対するとらえかたが狭いのかも知れませんが)
cf. SOMPO未来研究所のレポート 2019年3月9日 vol. 74 
英国で取組みが進む社会的処方

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