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SSP: 国際労働安全衛生統計の調べ方、見るべきポイント、 参考になる情報ソース等について/ズームの会議では眠れません

私は倉敷市にある小さいに病院に勤める一内科医でして、いろんな統計的な事項を調べようとしてもどこをどう調べたら良いのかようわからず、往生することが多々あります。で、本日の標題のような論文がありましたのでシェア↓


国際労働安全衛生統計の調べ方、見るべきポイント、参考になる情報ソース等について


産業医学レビュー 33巻(2020)1号


唐沢正義




【要約】国際的な及び主要な国別の労働安全衛生統計を概観し、ILOSTAT(国際労働機関統計)におけるSafetyandHealthatWork(職場における労働安全衛生統計)及びEurostat(欧州連合統計)におけるHealthandsafetyatwork(hsw)(健康安全統計)の使い方、国際的な及び国別の労働安全衛生統計(その解説等を含む。)の調べ方のコツ及び見方(見るべきポイント)、これらの著作権(copyright)等に関して解説した。また、国際的な並びに主要な国別の労働安全衛生統計の代表的なものの例及びこれらの情報ソースを紹介した。



・↑の論文を読んでいて、おもしろいと思ったところ

ILOSTATの統計で、労働者1万に当たりの労働監督官数。(一人当たりの事業場数も「数字」が欲しいところです)

・ちょっと物足りなかったのは、国情を理解するための項目が列挙されておりましたが、その中で労働組合運動や市民団体のとりくみといったものがなかったこと。またISOが取り上げられていなかったことでしょうかね。あと、「EU 加盟28カ国の合計並びにドイツ、フランス、オランダ、ポーランド及び英国の休業4日以上の労働災害発生率は、日本よりもかなり高い。」といったようなことが書かれていますが、数字上はそうかもしれないけど、これがきちんと実態を反映しているのかと言うことです。他の国は知りませんが、日本では労災隠しが横行していますから。(私の経験および厚労省もそう考えていると思われます∵「労災隠しは犯罪です」というポスターをつくっていますからね)



・余談ですが、今のEUの前身であるEECが1958/1/1発足だったんですね。私の生まれた年です。これで自己紹介の時東京タワー、スバル360と同い年ですに加えEUの前身であるEEC(ECCじゃないよ)とも同じ年ですと自己紹介で使えます・・・って、まず若い人にはわからんな。


以下日記。

・本日5/9(土)はゆっくりと7時起床。朝食後病院へ。重症の患者さんみて、他の患者さんも診たりカルテのみチェックして、その後30分強3km弱をウォーキング。なんせ、外出「自粛」で病院内以外はほとんどある手おらず、サルコペニア、フレイル状態になっているので。明日もあるきたいけど天気が悪そうですね。

・帰り金光町の麦畑というパン屋さんで食パン買って、コーナンで猫の餌等買って11時18分帰宅。お昼は買って帰った食パン。ちょっと事務作業してお昼寝。その後も事務的なことと片付けして15時から17時まで社会医学会という小さな学会の理事会のズーム会議へ参加。私は理事ではなく監事ですが参加、というか監事の任務は単なる会計監査ではなく、理事会を監査しないと行けないので。って、そんな恐れ多いことできませんけど...理事の皆様の知識と問題意識、活動はとても勉強になります。そこで、思ったこと・・・ヘーゲルは、歴史の教訓は、人は歴史から学んでいないというのが唯一の教訓だという類い(元の言葉どおりではありません)と言っておりますが、私は歴史から学びたい、そして、少しでもその教訓をシェアしたいと言うことです。それはさておき社会医学会というのは↓のwebsiteでその概要が分かります。読者もあなたも参加してください。参加した特典は私と一緒に学会に参加できること、一緒にお食事ができることです、ナンチャッテ(死語)

・ズームは最近使い出して1時間くらいの勉強会は問題ないと感じていましたが、2時間の会議はちょっとしんどい感じです。で、分かったこと。居眠りできない、内職できない(私は基本的に会議で内職をすることはありませんが、居眠りは多々あり)。これから、もっとTV会議システムには慣れていかないといけないのでしょうね。私は、off lineで人と接したいけど...

・会議後、早い入浴。早い夕食。配偶者と二人でうどんを入れた鍋。食べ過ぎてとっても苦しい。

・さて、これからアマゾンプライムビデオで何か映画をみるか、さっさとねるか、一つ英語の論文を読むか。三択で悩みます。

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