SSブログ

美容師さん、理容師さん、ヘアースプレーにはご注意を/診察室でスベル

美容師さん、理容師さんには色んな職業性疾患が起こることが知られています。接触性皮膚炎、気管支喘息、腱鞘炎や頸肩腕障害、腰痛、エトセトラ、エトセトラ。で、Internal Medicineに今回ヘアースプレーで急性呼吸不全をおこしたというレポートがありました↓



Respiratory Failure after the Use of a New Hair Spray
Tomoko Shiraishi, et al.
Internal Medicine 60巻(2021)7号
55歳の散髪屋さんが1ヶ月前に新しいヘアースプレーに変えてから、呼吸困難、咳等がでたというもの。原因は、ヘアースプレー内のパラベンだったとのこと。多分、仕事で多量に使っているからだということです。ひょっとしてCOVID19のせいで常時マスクをしないといけない状況だとこういうことがへるのでしょうか?(パラベンの粒子径が問題ですね)
cf. 職業喘息について(日本内科学会雑誌)
↑の中の「表3 職業性喘息と原因物質」に理容師、美容師がでています。
以下日記
・昨日4/12(月)は6時半前に起床。朝勉、朝食、ゴミ捨て後ZOOMで因果推論の学習会。テキストの練習問題になるたびに、難しくて泣きたくなっております。午後から出勤し、回診、夜間診療。(相対的に)結構な人数が予約されておりましたが、19時15分には、帰宅できました。お風呂入って、夕食後、日本内科学会のアーカイブの教育講演(ACPについて)を視聴しました。その後ブログを書こうと思いましたが、あまりの眠たさに寝てしまいました。
・本日4/13(火)は、5時起床。まず、アスベスト関連のテキストを読んで、そのご内科学会のアーカイブの教育講演(血管炎と神経障害)視聴。それから朝食摂って出勤です。午前外来。案外早く終わりました。外来でしばしばめまいを訴える女性の患者さんが旦那さんと診察に来られておりましたが、「回転しないけど、ズーとぼーとしている」とおっしゃったので、「チコちゃんにしかられますね」と言ったら何秒間か「静寂」が訪れました。多分ご夫婦は「チコちゃんに叱られる」をご存じなかったのね。外来終了後本日私の外来に着いていてくださった最近働き出した医療事務の方に「チコちゃんに叱られるしらないんですか?」ときいたら「知っていますが、あのとき笑っていいのかどうかわからなかったので・・・」というお返事。「笑ってください」
・昼食後ちょっと病棟よって14時半には病院出ました。ちょっと遠回りして新倉敷駅近くの眼鏡市場によって先週頼んでいた眼鏡を受け取り15時15分帰宅。内科学会のアーカイブ(リンパ腫)みて16時からZOOMで大学院のCritical Appraisal。その後職業癌のテキストを読んで入浴、夕食。その後また内科学会のアーカイブで難治性喘息を視聴し、このブログを書いております。
・歳を取ってから仕事から帰ってから勉強するのがなかなかしんどかったのですが、ビデオで短時間講義を聴くというのは、比較的楽に知識を得ることができますね。これから、そいういうスタイルでやろうかしら。(結構お金かかるけど)
・あと、ビジネス英会話聴いて寝ることといたします。

nice!(0)  コメント(0)