COVID19による遅発性血球貪食症候群/営業日間違える大ボケ
HPSの診断は,臨床所見と検査所見により総合的に行われるが,自己免疫疾患を基礎疾患とする場合は,自己免疫疾患自体の症状とHPSとしての症状が同一であることがあり,診断の妥当性や信頼性が問題となっている.今後,HPSに特異的な所見による診断基準の策定が求められる.
HPSは,しばしば致死的な経過を辿るため,速やかな治療の開始が必要である.AAHSの治療は,ステロイド療法が一般的であり,58%の症例が同療法にて改善する.ステロイド療法無効例には,シクロスポリン療法,シクロホスファミド・パルス療法または免疫グロブリン療法などが実施され,それらの中では,シクロホスファミド・パルス療法の有効性が高い.近年では,TNFまたはIL-6阻害薬などの生物学的製剤の有効例が報告されている.生物学的製剤は,低分子シグナル阻害薬とともに,今後AAHSの治療選択に重要な位置を占めるものと考えられる.
↑の論文中の診断基準は、(少なくとも私には)なんかわかりにくいです。『今日の診断指針』第8版が参考になりました↓
診断のポイント
【1】抗菌薬に反応しない原因不明の発熱の継続。
【2】血球減少。
【3】脾腫。
【4】特に15歳以上では続発性を考慮し基礎疾患を検索。
症候の診かた
【1】発熱:95%以上の例でみられる。細菌感染症(結核を含む)を除外する。
【2】脾腫:89%以上の例でみられる。CTなど,画像診断で確認する。リンパ腫の検索にも役立つ。
【3】出血傾向:37%にDICを合併する。致死的となりうるため合併が判明したらHLHに対する治療に加えて輸血と凝固因子の補充療法を行う。
【4】意識障害:CT,MRIなど画像で,器質的疾患を除外する。腰椎穿刺を施行する場合は出血傾向に注意する。DIC合併の場合,腰椎穿刺は禁忌である。
以下日記
・本日11/13(土)は、6時2分起床。いつもの朝勉はせず、私的なことで検索に時間をとられました。朝食後social epidemiologyを読んでおりました。それから、来週病棟でするDNARとACPの学習会のレジュメ作り。11時半頃金光町大谷地区へ。先週知人が開いたカフェへ行きましたが、超大ボケ、日曜日しかしておりません。たまたまマスターとそのお友達がいたのでちょっとしゃべってから帰宅。家でレンチンでカルボナーラを食べました。その後ちょっとお昼寝を挟んで事務作業。そして17時30分より、宿直で今に至ります。幸いなことに今のところ大きなことは起こっておりません。このまま無事朝を迎えて9時には病院をでられますように、インシャラーメンダブツ。