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梅毒の口腔症状と乾癬/お休みだけど病院へ

大分以前から梅毒の患者さんが増えているという情報は知っているのですが、そういう患者さんが来られた場合、的確に診断できるのか不安なところです。とりあえず、怪しい患者さんは、石川啄木にならって「じっと手をみる」ようにしています。↓のようなレポートがありました。


長期経過を経て口腔症状を契機に診断に至った梅毒の1例


池畑 美紀子, 安田 卓史, 榎本 愛, 池畑 直樹, 近津 大地


日本口腔内科学会雑誌26 巻 (2020) 1 号




抄録

梅毒は性感染症のひとつであり,本邦では近年患者数の急増が指摘されている1-3)。ゆえに医療者には的確な診断が求められる。今回われわれは,長期病脳期間を経て診断に難渋し,口腔粘膜病変を契機に梅毒と診断された1例を経験したので報告する。患者は40歳男性で,Butterfly徴候などの口腔咽頭粘膜所見と血清学的検査所見から梅毒と診断した。アモキシシリン水和物の内服投与を行い,約10週で治癒した。

・梅毒については↓

 IDWR 2021年第47号<注目すべき感染症> 梅毒

https://www.niid.go.jp/niid/ja/syphilis-m-3/syphilis-idwrc/10826-idwrc-2147.html

・そもそも、梅毒って乾癬を合併したっけ?『医学書院医学大辞典第2版』には↓

梅毒性乾癬 syphilitic psoriasis
[同義語]乾癬状梅毒 psoriasiform syphilid

掌蹠にみられる第二期丘疹状梅毒疹の一型。赤銅色から赤褐色の浸潤のある斑で厚い鱗屑を伴い乾癬に類似する。梅毒性乾癬は本来梅毒疹の形態を述べたもので,乾癬状梅毒または乾癬状梅毒疹と同義語であるが,近縁語の落屑丘疹性梅毒(papulosquamous syphilid)は体幹等にもみられ,掌蹠にみられるとした梅毒性乾癬の定義からはずれるので,同義語ではない。

 

あっさり以下日記

・昨日12/29(水)は、6時1分前起床。ちょっとだけ朝勉して出勤。午前外来、午後回診とカンファレンス、ショートの夜間診療、その後病棟寄ったり事務作業して帰宅は20時40分頃(だったと思う)。お風呂入って、夕食摂って、ちょっとだけ論文書いて、ブログを書こうと思いましたが睡魔に負けて寝てしまいました。

・本日12/30(木)は、ゆっくりと6時19分起床。朝食摂って、基本的(←どういう意味やら)には休みなのですが、8時40分頃病院について気になる患者さん診てから事務作業を12時過ぎまで。それから水島へ行って、研究活動。15時近くまで。それから近くの古狸庵といううどん屋さんで、遅い昼食。それから16時1分前帰宅。一服してちょっと掃除。汗をかいて入浴、夕食。アルコールもいただきました。録画の「M-1グランプリ」を観ておりました。それが終わっても何と19時過ぎ。何と早い時間。寝るには早すぎます。で、ハイボール、ジントニック飲みながらブログ書いております。まだ、寝るには早すぎるので、アマゾンプライムでも観ようかと思っております。明日は早起きして、病院行ってサッサと帰ってきたいと思っております。

 


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