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旧 Churg‒Strauss 症候群(CSS)/何か、糸がきれたみたい

私が医者になった頃は、ChurgStrauss 症候群CSS)という疾患があり、気管支喘息の患者を診るときは、この疾患も考えないといけないと思っておりました。最近は名前が変わって好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)と言うようになりました。熱心な読者なら覚えていおられるでしょうが、私は疾患名に人の名前や地名を付けるべきではないと考えておりまして、名前が変わったことは良いことだと思いますが、長年染みついて使っていた病名はなかなか忘れられず、新しい病名がなかなか浮かんできません。それはさておきNEJMのIMAGES IN CLINICAL PRACTICEに↓のようレポートがありました。


Eosinophilic Granulomatosis with Polyangiitis


Geng-Yi Yong, Amelia L.-S. Lim


N Engl J Med 2022; 386:374 January 27, 2022




・ちなみにこの疾患のリスク因子としてシリカ等の粉じんが挙げられています。(参考↓)なので、この疾患のレポートをするときは職業・環境に関する項目を入れて欲しいと思います。


cf. 『ANCA関連血管炎の診療ガイドライン』p. 10をご覧ください





以下日記

・本日1/28(金)は、6時24分起床。朝勉せず出勤し、まず病棟へ寄って重症の患者さん診てから外来。外来自体は落ち着いていましたが、病棟の患者さんが悪化、13時半過ぎにお看取り。14時から1時間位コロナワクチンの接種。その後病棟回診。たまっている書類を処理したかったのですが、患者さんが亡くなって何か糸が切れたみたいで、脱力感有り 18時前に病院出ました。18時19分帰宅、18時30分からZOOMで20分くらいMRさん達と面談。その後英語雑誌に投稿していた論文の手直し(匿名化していたものを元に戻す作業)してe-mailで送付。ネコたちに餌をやりに行き、入浴、夕食。アルコールもいただきました。で、このブログを書いております。本当になにか糸が切れたみたいなので、これから歯磨きして寝ます。



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