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最近ICはgiveからprovideなのかしら?/鼻から初体験

私の昔の目標は、歌って、踊って、お芝居のできる医者でしたが(ウソ)、現在はかわいい爺さんになることです。(これは、ホント)でも、きっとそうはなれないでしょうね。特に入院したら、色んなことにこだわる小うるさい爺さんと看護師さんに言われるでしょう。

・現在も実はこだわっていることがあります。過去何回もかきましたが、インフォームド・コンセント(IC)の誤用=医療者側が「ICする」、認知症のことを「認知」と略す、また、まるで猛獣使いのように患者さんを動物のごとくあつかう「指示が入らない」という表現。そのようなことを聞くと温厚な私でも激怒してしまいます。(心の中で)

・さて、明日研修医に臨床論文の読み方というのを講義するのですが、その中で、あえて横道にそれてICのことについて触れます。英語論文ではどのようにかかれているのか?↓のような例文をしめそうと思っています。


All patients gave written informed consen

Adjuvant chemotherapy and timing of tamoxifen in postmenopausal patients with endocrine-responsive, node-positive breast cancer: a phase 3, open-label, randomised controlled trial. www.thelancet.com Vol 374 December 19/26, 2009

All the participants provided written informed consent before undergoing any trial-related activities.Homologous an44d Heterologous Covid-19 Booster Vaccinations N Engl J Med 2022; 386:1046-1057 March 17,2022.

All participants consented for use of their anonymized survey information, 

Religiosity and Mental Wellbeing Among Members of Majority and Minority Religions: Findings From Understanding Society: the UK Household Longitudinal Study

  Oral informed consent was obtained from all family members and patients.

Association of COVID-19 Acute Respiratory Distress Syndrome With Symptoms of Posttraumatic Stress Disorder in Family Members After ICU Discharge. JAMA. 2022;327(11):1042-1050.

Written informed consent was obtained from an adult guardian for selected children and from any adult living in households selected for mosquito collection

Effectiveness and cost-effectiveness against malaria of three types of dual-active-ingredient long-lasting insecticidal nets (LLINs) compared with pyrethroid-only LLINs in Tanzania: a four-arm, cluster-randomised trial. Lancet. 2022 Mar 26;399(10331):1227-1241

 Informed consent was waived because anonymity was maintained during information collection. (A Nationwide Epidemiological Survey of Adolescent Patients With Diverse Symptoms Similar to Those Following Human Papillomavirus Vaccination: Background Prevalence and Incidence for Considering Vaccine Safety in Japan. J Epidemiol. 2022; 32(1): 34–43.

・私がよむ英語論文の多くが、医療者側がICをobtainするという表現が圧倒的に多かったと思うのですが、たまに患者さんがICをgiveするというのをみていました。ところが、今回しらべてみると患者さんがprovideするという表現が多かったです。最近の英語表現のトレンドが変わったのか、そもそも昔からそう使われていて、私がたまたまみていなかっただけか?ご存知の方教えてください。


以下日記

・3/29(火)は、自分の健診でした。朝一で尿と便をとって水島へ。初めて鼻からの胃カメラを受けました。患者さんは、全然偉くなかったという人が多いのですが、わたしゃ偉かった。まあ、口からよりはマシですが。その後頭痛があって、不安になりましたが、昼過ぎには改善していました。健診後は、ちょっと銀行へ寄ってから玉島へ。昼食とって回診、で二時過ぎに病院出て、今日は余裕で大学院のCritical appraisalに参加できるわと思っていたら、たまたまみたe-mailで今日は14時30分からですと...当然遅れて15時過ぎから参加でした。早く言ってよ。まあ、そのご色々できましたがex.いつものようにネコたちに餌をやりに行って、ちょっとウォーキング。

・3/30(水)は6時7分起床。朝勉して朝食摂って出勤。午前外来、午後発熱外来とカンファレンス、あいまあいまに病棟回診。その後ショートの夜間診療、終わってご家族と電話でお話。帰宅は19時前。ネコたちに餌やって、夕食。アルコールもいただきました。麦酒の後めについたブランデー飲んだら、良くみたらキャンティというワインでした。まあ、何でもよろしい。酔っ払いながらも研修医のためのレジュメを作りました。

・本日3/31(木)は6時起床。朝勉して水島へ。午前中産業医学科外来。午後玉島へもどっって回診。珍しく何にも会議がなかったし、患者さん達も落ち着いていたので、帰宅は18時25分。例によってネコたちに餌やって、夕食。その後研修医への講義のレジュメ作ってお腹がこなれてから入浴。その後も研修医のためのレジュメ作成と自分の学位審査のための資料作り。で、このブログを書いております。23時までには寝たいと思います。

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エレベーターショック

まず日記

・本日3/28(月)は、5時50分起床。朝勉して、燃えるゴミ出して出勤。午前中は、在宅患者さん達のコロナワクチン接種のためあちこち「往診」。1軒のお家に接種後15分経過観察のためいるので非常に効率は悪いのですが、病院に来られない方々の権利を保障するためです。13時前に一通り終わって昼食。その後病棟の回診、16時から夜間診療、その後の事務作業でだいたい19時半、帰宅は20時過ぎでした。ネコたちに餌やりにいってから入浴、夕食。その後資料の片付け等。そして、このブログを書いております。これアップしたら、眠くなるまで明日のCritical appraisalの「ネタ」の英語の文献読みます。(英語を読み出すと途端に眠くなる私)

・さて、エレベーター・ピッチという言葉をご存知か?知らない人は↓のサイトをとりあえず見てください。


エレベーターピッチとは? 目的や特徴、メリット、作り方やまとめ方、練習や学ぶための書籍について




・で、エレベーターショックの話。上のエレベータピッチを意識した、しかし全く関係の無い私の造語。流行らせたい言葉ですが、まずはやらんでしょうね。

 最初に書いた「日記」にあるように本日午前中は在宅患者さん宅をまわっておりましたが、在宅と言っても施設もあります。ある施設のエレベーターに乗ったのですが、そのエレベーターには、内部のドアの横、ボタンの並びの壁にモニターがついておりました。(東横インのエレベーターにも、全部かどうか知りませんが、ついておりましたな)モニターを何のために付けているのか本当の理由は知りませんが、想像するにエレベーターに乗った人が他の人に悪いことをしないようにだと思います。後ろがみえないと奥の人が前の人に何か悪さしようとしても前の人が気づかないので、カメラで奥から前方を見えるようにすると(前からうつしてもよいかもしれませんが)前の人も奥がみえるから。その後方からみるカメラで私がモニターに映っていたのですが、頭頂部が非常ーに白い。最初、光の反射かと思ったのですが、そうではなく、まさにハゲ、フランシスコザビエルの頭がはっきりと見えました。(ザビエル様は、禿げているのではなく、トンスラという「髪型」なのですが)自分が、禿げているのは重々承知なのですが、こんなにもはっきり毛がない画像は、観たことなし。ショックでした。というのが、エレベーターショック。あえて、定義すれば、「エレベーター内を写したモニターで自分の頭が禿げていることを知ってショックを受けること」です。・・・それが、どしたん?と言われれば、どうもせんけど、です。しかーい、こういう経験している人はきっと他にもいる。

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Amazonの不思議なシステム/宿直は苦行である

今日のブログは、ほぼ日記のようなものです。

・昨日3/26(土)は、6時半前起床。午前中は↓の本読むのと学位先生の準備をしておりました。


医は国境を超えて

医は国境を超えて

  • 作者: 中村 哲
  • 出版社/メーカー: 石風社
  • 発売日: 1999/12/20
  • メディア: 単行本
・なかなか、現地のドロドロとした人間関係、勢力争いがかかれていて、読み物として(って、読み物ですが)おもしろいですね。まだ、全部読めてないけど。
・昼食後お昼寝して、次女のバースデーカードを自作しようとしたのですが、用紙がない。家中あちこち探して発見。なんとか作成できました。宿直でしたので、16時40分に家にでて、まずネコたちに餌をやって金光駅前の本屋さんへ寄って、本を注文。Amazonばかりに頼まず、医学書は神稜文庫、本は書店でかうように心がけています。ただ、ついつい便利だし、早く欲しいものは、Amazonでポチってしまいます。そして、病院へ。ちょうど救急車が搬入された後で、外来に患者さんと日直のDr.がおられました。そこで引き継いで、検査結果を待て、当院ではちょっと難しいと判断し、大きな病院へ行っていただきました。それだけで、あっというまに時間が経ちました。まず、病棟へ顔を出してすぐすべきことが無いか確認後夕食をとりました。そしてまた病棟へ行って、その後外来で事務作業。就寝は0時前だったと思います。
・本日3/27(日)は、6時頃起床。シャワー浴びて、朝食摂っていたら6時40分頃に病棟から電話あり、途中で食べるのやめて病棟へ。まあ、患者さんおちついたので、叉食事。その後また病棟へ行って9時に引き継ぎして帰宅です。9時半過ぎ帰宅ですが、地域の自治会の引き継ぎが9時からあり、配偶者にいってもらっていたのですが、私も遅れて9時40分くらいから参加、なんやかんやで11時10分くらいまで引き継ぎ。会計担当ですが、こりゃー大変。私、会計処理が大の苦手なのです。なんて、いつもの生活はどんぶり勘定もよいところですから。帰宅後事務作業して昼食、その後1時間ばかりお昼寝。そして、学位審査の書類作成とスライド作成。16時ころから18時くらいまで、久々に刈り払い機つかって草刈りと、その後しゃがみ込んで草抜き。汗かいたのでお風呂入って、18時45分配偶者といっしょにでかけて鴨方駅近くの「こてつ」という焼き肉屋へ。おいしかったし、お腹いっぱい。19時45分頃帰宅し、ネコたちに餌。あとは、いろいろ事務作業して、先ほどから「山崎」を飲んでおります。(焼き肉屋では、いつものことですが、配偶者のみハイボールをのんでおります)ああ、せめて月に1回でもバーにいっておいしいカクテルのみたい。
・ところで、Amazonは、中小零細業者をあっぱくし、労働者に対してもとてもブラックという印象があり(そのブラックぶりは、「しんぶん赤旗」に時々載っています)、あまりつかわんとこと思っているのですが、ついつい使っています。とくに、急いで本が欲しい時は洋書。洋書は日本の医学専門の書店よりも、まずAmazonが安いです。そして、そもそもそのWebsiteが秀逸です。楽天は完全に負けていると思います。(あくまで、個人の感想です)で、知人・友人にお礼の品やプレゼントをアマゾンでおくることが時々あるのですが、過去何回も失敗しております。私の設定が悪いのか、自分と頃の住所以外のところにものを送ると私の名前は出ずに、アマゾンから配達されたということになるのです。最近は、頼んでいないものをおくりつけて料金を請求する詐欺があるので、名前がはっきりしないと受け取りを拒否されます。事実、先日同僚に、昨日娘から拒否されました。何で、送り主の名前が包装している段ボールにかかれでないのよ?
・しかし、宿直はきつい。土曜日宿直だと次の日はなにもdutyがなくて、精神的・肉体的には楽ですが、土曜日の活動が制限されるし、宿直明けの日曜はつかれて、あまり積極的なことができません。過去何回も書きましたが、何歳までこんな生活しないといけないの?

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眼瞼結膜の黒色腫/絶対ムリとわかるのもすがすがしい

目がかゆくて何かはいっているみたいという訴えがあった場合、しっかり結膜をみないといけないということをおしえてくれたレポート↓


Melanoma of the Palpebral Conjunctiva and Eyelid


Peng Zhang, Lian Chen
   

N Engl J Med 2022; 386:e28  March 24, 2022


・この患者さんは、手術せずに薬物療法しており、発表の時点では進行してなかったと言うことですが、手術したらどういうことになるんでしょうね?なんか、怖いです。



あっという間に以下日記

・本日3/25(金)は、6時起床。↓の本をちょっと読んで出勤。


・病棟よって午前外来。午後回診と労働安全衛生委員会。16時に早引きして帰宅。17時より18時過ぎまで、第4回臨床疫学セミナー「NDBを活用した臨床疫学研究:誰もが活用できる未来に向けて」という講義を視聴しました。以前もNDB(National Database)についての講義が聴いたことありましたが、その時は、こりゃーむりだと思いましたが、今回標題から、私のようなものがNDBというのを使えるのかしらとちょっと期待して視聴しましたが、まずムリというのがはっきりしました。まあ、内容がわかってよかったと思います。NDBを使った論文を読むときには参考になるでしょう。

・その後ネコたちに餌をやって、入浴。夕食:カレー。ちょっと食べ過ぎ。アルコールもいただきました。最初独歩の小さい缶飲んで、現在ハイネケンをレッドアイにして飲んでおります。21時台には寝たいと思っております。

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座ってなおる腹腔鏡後肩痛/ちょっと疲れてブログがかけていませんでした

私、内科医でして(勉強不足のいいわけですが)腹腔鏡手術の合併症についてはあまり知らなかったのですが、かなりの頻度で肩が痛くなるんですね。PLSP(postlaparoscopic shoulder pain)という略語まであるんですね。ただ、私の持っている『プラクティカル医学略語辞典 第6版』(南山堂)には、載っておりませんが。で、その日本語訳も決まったような役がないようで、私が医中誌でみたのは「腹腔鏡後肩痛」とか「腹腔鏡手術後の肩痛」「腹腔鏡手術後肩関連痛」とかいろいろ書かれていました。定訳があれば教えていただきたいと思います。

・で、その肩の痛みですが、立ったり座ったりしたら和らいだというお話↓


Standing position relieved the shoulder pain caused by subdiaphragmatic drain after laparoscopic surgery


Suzuki Y, et al. BMJ Case Rep 2022;15:e248242. doi:10.1136/bcr-2021-248242




この場合、術後にお腹の中にいれていた管(ドレーン)が横隔膜に当たって痛かった、立ったらそのあたりがとれるので痛みが改善したというものですね。色んなことがあるものです。この教訓を拡張すると、姿勢による痛みの解除は、何かの当たりではないかとかんがえようということですね。


cf. 最近のPLSPの論文(私は、抄録しか読んでませんが)


JSLS. 2021 Apr-Jun; 25(2): e2021.00027. doi: 10.4293/JSLS.2021.00027
Time Characteristics of Shoulder Pain after Laparoscopic Surgery
Xinyou Li, Kezhong Li
以下日記
・おとついの3/22(火)は、6時起床。朝勉して出勤、午前中は外来。午後からは本来仕事ではないのですが、13時30分から15時45分くらいまで在宅患者さんの新型コロナワクチン接種のため「往診」。その後宿直室にこもってZOOMで大学院のCritical Appraisal.その後回診して19時頃帰宅です。いつものようにネコたちに餌やって、風呂はいて、夕食。疲れたのでついアルコールに手が出てしまいました。
・昨日3/23(水)は、6時過ぎに起床。中村哲先生の本を読んで出勤。午前外来、午後回診とカンファレンス、夜間診療、その後患者さんのご家族と面談。19時半過ぎ帰宅しネコたちに餌やってお風呂入って夕食。その後スライド作成、e-mailのチェック。アルコールは我慢しました。
・本日3/24(木)は、6時過ぎ起床。昨日と同様読書して出勤。午前外来。ちょっとイレギュラーなことあるも、無事終了。午後から倉敷市役所へ行って公害健康被害認定審査会。で、いつもは病院に戻って仕事するのですが、本日は直帰。帰って事務作業色々。18時頃配偶者が帰宅したので一緒に焼き肉を食べに行きました。18時45分ころ戻ってネコたちに餌やりに行って、入浴。で、ちょっと勉強してこのブログ書いております。これから、ちょっとだけスライド作成して22時までには寝に行きます。

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マイ手帳大賞:不条理に一矢報いる/久々の「遠出」

昨日3/20(日)におかやまコープ倉敷北店の会議室で行われた『平和とくらし展 2022』に参加して『荒野に希望の灯をともす~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡~』というDVDを観てきました。中村哲先生の著作は2冊持っており、実際に1回講演も聴いたことがあるのですが、あらためて中村先生の偉大さを認識しました。

・特に印象に残ったところ:中村先生が、10歳の次男さんを亡くされて、↓のように記されたと。


  小春日の陽光を浴び 輝くような青葉の肉桂の樹が屹立している。常々「お前と同じ歳だ」と言ってきたのを思い出して初めて涙があふれてきた。見とれ、おまえの弔いはわしが命がけでやる、あの世で待っとれ」。空爆と飢餓で犠牲になった子の親たちの気持ちがいっそう分かるようになった。理不尽に肉親を殺された者が復讐に走るが如く不条理に一矢報いることを改めて誓った。


・本当に今の世の中、理不尽、不条理なことばかり。ex.今回のロシアのウクライナ侵略、日本では、ほとんど報道されない、緩慢なジェノサイドといえるイスラエルのパレスチナの人々にする仕打ちetc

自分が何もできず精神的にうちひしがれるのですが、中村先生の「一矢報いる」という言葉が何か励みになりました。私は中村先生のようなリーダーにはなれないけど、フォロアーにはなれると思います。そして微力だけど無力ではない。これから自分のできることを探します。

・ちなみに「微力だけど無力でない」という言葉の元は、長崎の高校生のようですね↓


・その他の中村哲先生の言葉が引用されているブログ↓
自然を見つめて自分と向き合う心の花
日々彦「ひこばえの記」



・「微力だけど無力じゃない」の「出典」





以下日記

・昨日3/20(日)は、6時半起床。午前中は医学論文や"Modern epidemiology”を読んでいました。午後は上記集会へ参加。余裕を持って家をでたつもりですが、イオン倉敷まえの道がメッチャ混んでいて14時始まりの会に遅刻。(DVDは14時半から)集会がほぼ終わりかけて、その場を離れました。17時30分から宿直ですが、これまた渋滞でちゃんと時間通り付けるかハラハラしました。幸い交代前の時間について無事引き継ぎして宿直。小さいことはありましたが、大きな問題はありませんでした。ただ、私の性格のせいでしょう睡眠はあさかったです。

・本日3/21(月)は当直室で6時起床。シャワー浴びて、朝食摂って病棟へ。9時に交替して帰宅。帰りコーナンよって猫の餌等購入。10時過ぎに配偶者と赤磐市へ。仙助とう中華蕎麦の店で昼食、その隣の多肉植物のお店vivian(最近配偶者が多肉植物にコリコリ、我が家の庭もお店みたい)へ。その後農まる園芸で買い物とソフトクリームを食し15時帰宅。一服しちょっとした事務作業して16時15分から18時30分までiPhoneでBBCのGlobal Nwes Podcastを聴きながら草抜き。当然ウクライナのニュースが多くて暗い気持ちになります。その他のニュースとしてオーストラリア政府と富豪(?)がメタ(ファイスブック)を訴えたというニュースを聴いてヘーッと思いました↓


豪当局、詐欺広告巡り米メタ提訴 対策の不備指摘




オーストラリア、誤解を招く広告でFacebookの親を非難




Facebookはオーストラリアで刑事訴訟に直面する可能性がある




フェイスブック、豪でニュース提供中止 報道機関への支払い法案に反発



・草抜き後は入浴、夕食。農まる園芸で買った麦酒を2本いただきました。で、このブログを書いておりますが、あとちょっとだけスライド作成したら、サッサと寝ます。明日は、午前外来、午後は訪問診療している患者さん達に新型コロナウイルスワクチンを接種しに往診に回ります。その後大学院のCA: Critical Appraisalに参加するつもりですが、果たしてできるか?

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新型コロナウイルス感染で心筋梗塞/英語論文の校正終わりホッと一息

・心筋梗塞は必ずしも冠動脈の硬化・プラークの破綻のみで起こるわけでは無いと言うこととSARS-CoV-2の感染では、肺炎のみでなく凝固系の異常を念頭に入れておかないといけないという論文↓(と、私は思いました)



Extensive Coronary Thrombosis in a COVID-19 Patient


Madoka Sano, Kitae Kim, Yutaka Furukawa


Intern Med 61: 929-930, 2022





以下日記

数日間のご無沙汰でした。過去を振り返ります。

・3/17(木)は6時29分起床。一瞬朝勉して水島へ。午前中産業医学科外来。帰り玉島の8番ラーメンで昼食とって、玉島協同病院へ。午後回診の合間に産業医面談。19時帰宅。あとは、Occupational Medicine(OM)に投稿した原稿関係の仕事。

・3/18(金)は、6時起床。朝勉して出勤。午前外来、午後回診の合間に通所リハビリカンファレンス、ご家族に病状説明2件、夕方宿直の先生とちょっとだべって20時前に帰宅。ネコたちに餌やって、OMにe-mail (多分実質最後)送信しホッとしました。お風呂入って、夕食、外国の缶麦酒を1本飲んでねました。

・本日3/19(土)は自然に6時前に目が覚めました。心不全の勉強ちょっとして8時頃病院へ。病棟へ寄ってから9時15分~11時半くらいまでコロナワクチン接種、70数名だったみたいです。その後ちょっとデスクワークと患者さんのご家族と面談し12時45分頃病院を出て、かえりみちにある「ふるいち」で昼食:釜玉明太饂飩+エビ天。13時35分帰宅。一服後14時から16時まで睡魔と闘いながら"Modern Epidemiology”を読みました。その後30分くらい草抜き、もっとしたかったのですが雨が降ってきて断念。ネコたちに餌やりにいったら、雨やんでいたので義父の土地の草抜きちょっとしてかえってきて庭の草抜き始めたらまた雨。で、入浴し、夕食。久々に『チコちゃんに叱られる』(録画)を観ました。夕食時デリリウムという濃度の高いベルギービールを1本飲んで、もうヘロヘロ。21時には寝たいと思います。

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喘鳴の原因としての重量挙げ/ポスター掲示

↓のようなレポートがありましたが、標題だけみたら、力むことによって気胸がおこって喘鳴がみられたのかなとおもったら、そうではなかったですね。


Wheezing and Weightlifting
Satoru Yanagisawa, Satoshi Wasamoto, Hiroki Takechi, Yuki Hata
Intern Med 61: 931-932, 2022
・「クリーン」という重量挙げの動作で気管の鈍的外傷により気管が変形、脆弱になったんですね。へーっと思ったのですが、もう一つ驚いたのは患者さんが83歳ということ。こんなお年でもウエイトリフティングするんですね。何kgあげていたのか知りたいところです。
・ところでウエイトリフティングのルールと手技について↓
以下日記。
・本日3/16(水)は、6時30分起床。朝食、朝勉して、資源物の分別をして近くのゴミステーションに提出。実は、有給休暇の申請をしていたのですが、おじゃんになることは山のように経験していたので9時になるまで病院から何か連絡がないかヒヤヒヤしておりました。で、幸いE-MAILも電話もなかったので出かけました。
・10時まえに配偶者と家を出てイオン倉敷へ。11時過ぎから2時間くらい『ナイル殺人事件』を観ました。最初に第一次世界大戦の場面が出てきたのですが、いまのロシアのウクライナ侵略を思い出して、すこし気分が悪くなりました。場面がエジプトにかわってホッとしました。内容はディテールがどうかなというところもありましたが、2時間没頭できました。話の本筋ではないのですが、クルーズ船から夜になると乗組員達が船外にでていくということ。これって、休憩時間をきちんととらせる「ホワイト企業」なのかなと思いましたが、配偶者は、乗客と乗組員が同じ船で寝てはいけない(差別的?)なルールかもしれなと言っておりました。
・その後イオンの中の『和幸』というお店で、海老フライとロースカツのセットの昼食戸って、アリオへ行きました。そこで、ちょっとだけ配偶者と一緒に買い物をして、彼女はジムへ、私はアリオ散歩をしてJRで鴨方まで、その後ちょっと歩いて車を置いてあるところまでいって16時16分帰宅です。それから、ロシアのウクライナ侵略反対のポスターをNETからダウンロードして印刷。我が家の庭の掲示板と自分のくるまに貼り付けました。ダウンロードの元はあかつき印刷というところです↓(他にもいろいろ提供されているところはあるみたいです)
掲示の風景↓
STOP_PUTIN.jpeg
子供達に笑顔を.jpg
子供達に笑顔を(車).jpg
(何故か、このブログのソフトの不具合と思いますが、真ん中の写真が横になっております)


・この作業後、お風呂入って、そのご配偶者の帰宅を待ちながらこのブログを書いております。配偶者が帰ってきたら軽めの夕食です。

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FYI: 重篤副作用疾患別対応マニュアル/校正と確定申告におわれる

過去も時々『重篤副作用疾患別対応マニュアル』について記事を書いたと思いますが、厚生労働省のWebsiteの↓のページにいくとアクセスできます。


重篤副作用疾患別対応マニュアル




・つらつらと項目のみ眺めてみると「胸膜炎・胸水貯留」というのがありました。これ読んでたっけ?と思ったのですが、改訂版の中をつらつらながめていたら、そういやーこんなん読んだなーと思い出しました。(最近昔勉強したことをよく忘れております。早く引退しないと...)


重篤副作用疾患別対応マニュアル 胸膜炎、胸水貯留


平成21年5月 (令和4年2月改定) 厚生労働省





・本日の医学関係の記事は以上です。



以下日記。

・先週末忙しくてブログをアップできていませんでした。過去を振り返ります。(もう、大分忘れているけど)

・3/12(土)は、6時半ころおきて、1時間くらい寝床でダラダラ。それから起き出して15時まで、勉強(心不全、因果推論)、学位審査発表準備、確定申告の書類作成等。それからおそーーい昼食(配偶者が買ってきたチキンカレー)。ちょっとだけ遅いお昼寝して、17時30分から宿直。ちょこちょこと対応すべきことありましたが、夜中は起こされませんでした。ところが、なかなか寝付けず浅い眠り。

・3/13(日)は、宿直室で6時16分起床。シャワー浴びて、朝食摂って病棟へ。9時に日直のDr.と交替し9時40分前に帰宅。10時から15時40分くらいまで「戦医研」↓に参加。過去および現在の医学界にいろいろ憤ることあり。


戦争と医学医療研究会


(ホームページでロシアのウクライナ侵略に対して声明をだしています)


・その後2時間くらい草抜き。あとお風呂、夕食。英文に出していた論文のゲラ刷りが届いたので校正(ゲラ刷りのことproofというのを初めて知りました。最初e-mailでproofが近日中に行きますというのをみたとき、原稿受け取りましたという証明書が届くのかなと思っておりました)Adobe Acrobat Reader DCで校正するのですが、最初できるんかなと思ったのですが、案外簡単でやりやすかったです。ちょっとAdobeいいかなと思ったりして。

・3/14(月)は、6時過ぎ起床。因果推論の勉強して、朝食、ゴミ出しして、午前中はCausal inference: What Ifの勉強会。難しいけどおもしろい。何か次々読みたくなります。

お昼から出勤。途中税務署によって確定申告の書類を提出しました。午後回診、夜間診療。帰宅は19時39分。ネコたちに餌やって、夕食を挟んで原稿のチェックして返送。それから入浴→就寝。

・本日3/15(火)は6時16分起床。朝勉(不整脈)ちょっとして出勤。病棟回診して午前外来。その後も病棟ちょっと寄って14時53分起床。事務的な作業して16時10分から17時20分くらいまでZOOMで大学院のお勉強。今日はcritical appraisalではなくてmeasurement biasのお話。結構難しい話ですが、modern epidemiologyの13章"Meassurement and Measurement Error"を読もうという動機付けになりました。連休終わるまでにこの章読み終えたいですね。

・その後ネコたちに餌をやりに行って入浴、夕食。本日はベルギービール2本飲んで、ノンアルコールの缶麦酒1本のんで、現在ウイスキーをなめております。22時までには寝たいと思います。



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システム1とシステム2/ちょっと飲み過ぎ?

医者生活で一番良かったなと思うのは、患者さんやご家族の笑顔をみることができた時ですが、結構ハイレベルの医療を見学できたことも良かったなと思うところです。例えば、国立がんセンター呼吸器内科に研修に行ったり、胸腔鏡では日産玉川病院、じん肺では旭労災病院・藤田学園保健衛生大学公衆衛生学教室等本当にトップレベルの所をみることができ、目は肥えたと思います。(自分ができるかどうかは別の所)そして、また大学院でIchiro Kawachi先生の講義をうけることができたことも非常に良かったと思います。Ichiro先生の講義は社会疫学と行動経済学ですが、後者の講義の中でシステム1とシステム2という話が出てきました。なるほどねと思ったのですが、昔から色んな人が似たようなことを言っていたんですね。最近読んだ↓の本に書かれていました



・この本の87ページに↓のような表が出ていました。本当に色んな人が似たようなことを言っているのですね。




二重過程理論提唱者 発表年 システム1 システム2
M. Baserman, A. Tenbrunesel & K. Wade-Benzoni 1998 したい自己 すべき自己
D. Bickerton 1995 オンライン思考 オフライン思考
C. Brainerd & V. Reyna 2001 要点的処理 分析的処理
S. Chaiken, A. Liverman & A. Ealy 1989 ヒューリスティクス処理 系統的処理
S. Epstein 1994 経験的システム 合理的システム
J. Evans 1984 ヒューリスティクス処理 分析的処理
J. Evans & D. Over 1996 暗黙的思考過程 明示的思考過程
J. Evans & P. Wason 1976 タイプ1過程 タイプ2過程
J. Fodor 1983 モジュール型処理 中央制御型処理
A. Gibbard 1990 動物的制御システム 規範的制御システム
J. Haidt 2001 直観システム 推論システム
P. Johnson-Laird 1983 暗黙的推論 明示的推論
G. Klein 1998 再認的意志決定 合理的意志決定
S. Levinson 1995 相互作用的知能 分析的知能
G. Loewenstein 1996 内蔵的影響 意識的制御
J. Metcalfe & W. Mischel 1999 ホットシステム クールシステム
D.Norman & T. Shallice 1986 競合的関心 監視的関心
J. Pollock 1991 迅速非柔軟モジュール型 思惟作用
M. Posner & C.Snyder 1975 自動的発動 意識的処理
A. Reber 1993 暗黙的再認 明示的学習
R. Shiffrin & W. Schneider 1977 自動的処理 被制御的処理
S. Sloman 1996 連想的システム 規則的システム
E. Smith & J. DeCoster 2000 連想的処理 規則的処理
K. Stanovich 2004 自立的システム 分析的システム
表ー多彩な二重過程理論      
何を言っているんじゃという人はゴメンナサイ。酔っ払っているので丁寧に説明できません。↑の本を読んでください。(なお、表は孫引きです。孫引き自体の「リスク」と、私自体の入力ミスがあり得ることをご考慮ください)
以下日記
・本日3/11(金)は6時半起床。一瞬朝勉して出勤。病棟よって午前外来。午後から有給休暇を取っておりましたが、いろいろあって15時過ぎに病院をでることができました。帰りコーナンによってちょっと買い物して15時51分帰宅です。後は、ひたすら机にたまっている資料の整理でした。18時過ぎてネコたちに餌をやりに行って、入浴、夕食です。ステラアルトワ、ルプルスのんで、現在山崎飲みながらこのブログを書いています。それにしても、午後からの体のだるさが尋常じゃない。なかなか集中して物事ができない、というより、物事を始めようという気になかなかなりません。ほんま、コロナ後遺症かしら。
・こらから、ちょっとだけ英語ニュース聞いて、サッサと寝ます。明日は宿直なので朝はゆっくりします。

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