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最近ICはgiveからprovideなのかしら?/鼻から初体験

私の昔の目標は、歌って、踊って、お芝居のできる医者でしたが(ウソ)、現在はかわいい爺さんになることです。(これは、ホント)でも、きっとそうはなれないでしょうね。特に入院したら、色んなことにこだわる小うるさい爺さんと看護師さんに言われるでしょう。

・現在も実はこだわっていることがあります。過去何回もかきましたが、インフォームド・コンセント(IC)の誤用=医療者側が「ICする」、認知症のことを「認知」と略す、また、まるで猛獣使いのように患者さんを動物のごとくあつかう「指示が入らない」という表現。そのようなことを聞くと温厚な私でも激怒してしまいます。(心の中で)

・さて、明日研修医に臨床論文の読み方というのを講義するのですが、その中で、あえて横道にそれてICのことについて触れます。英語論文ではどのようにかかれているのか?↓のような例文をしめそうと思っています。


All patients gave written informed consen

Adjuvant chemotherapy and timing of tamoxifen in postmenopausal patients with endocrine-responsive, node-positive breast cancer: a phase 3, open-label, randomised controlled trial. www.thelancet.com Vol 374 December 19/26, 2009

All the participants provided written informed consent before undergoing any trial-related activities.Homologous an44d Heterologous Covid-19 Booster Vaccinations N Engl J Med 2022; 386:1046-1057 March 17,2022.

All participants consented for use of their anonymized survey information, 

Religiosity and Mental Wellbeing Among Members of Majority and Minority Religions: Findings From Understanding Society: the UK Household Longitudinal Study

  Oral informed consent was obtained from all family members and patients.

Association of COVID-19 Acute Respiratory Distress Syndrome With Symptoms of Posttraumatic Stress Disorder in Family Members After ICU Discharge. JAMA. 2022;327(11):1042-1050.

Written informed consent was obtained from an adult guardian for selected children and from any adult living in households selected for mosquito collection

Effectiveness and cost-effectiveness against malaria of three types of dual-active-ingredient long-lasting insecticidal nets (LLINs) compared with pyrethroid-only LLINs in Tanzania: a four-arm, cluster-randomised trial. Lancet. 2022 Mar 26;399(10331):1227-1241

 Informed consent was waived because anonymity was maintained during information collection. (A Nationwide Epidemiological Survey of Adolescent Patients With Diverse Symptoms Similar to Those Following Human Papillomavirus Vaccination: Background Prevalence and Incidence for Considering Vaccine Safety in Japan. J Epidemiol. 2022; 32(1): 34–43.

・私がよむ英語論文の多くが、医療者側がICをobtainするという表現が圧倒的に多かったと思うのですが、たまに患者さんがICをgiveするというのをみていました。ところが、今回しらべてみると患者さんがprovideするという表現が多かったです。最近の英語表現のトレンドが変わったのか、そもそも昔からそう使われていて、私がたまたまみていなかっただけか?ご存知の方教えてください。


以下日記

・3/29(火)は、自分の健診でした。朝一で尿と便をとって水島へ。初めて鼻からの胃カメラを受けました。患者さんは、全然偉くなかったという人が多いのですが、わたしゃ偉かった。まあ、口からよりはマシですが。その後頭痛があって、不安になりましたが、昼過ぎには改善していました。健診後は、ちょっと銀行へ寄ってから玉島へ。昼食とって回診、で二時過ぎに病院出て、今日は余裕で大学院のCritical appraisalに参加できるわと思っていたら、たまたまみたe-mailで今日は14時30分からですと...当然遅れて15時過ぎから参加でした。早く言ってよ。まあ、そのご色々できましたがex.いつものようにネコたちに餌をやりに行って、ちょっとウォーキング。

・3/30(水)は6時7分起床。朝勉して朝食摂って出勤。午前外来、午後発熱外来とカンファレンス、あいまあいまに病棟回診。その後ショートの夜間診療、終わってご家族と電話でお話。帰宅は19時前。ネコたちに餌やって、夕食。アルコールもいただきました。麦酒の後めについたブランデー飲んだら、良くみたらキャンティというワインでした。まあ、何でもよろしい。酔っ払いながらも研修医のためのレジュメを作りました。

・本日3/31(木)は6時起床。朝勉して水島へ。午前中産業医学科外来。午後玉島へもどっって回診。珍しく何にも会議がなかったし、患者さん達も落ち着いていたので、帰宅は18時25分。例によってネコたちに餌やって、夕食。その後研修医への講義のレジュメ作ってお腹がこなれてから入浴。その後も研修医のためのレジュメ作成と自分の学位審査のための資料作り。で、このブログを書いております。23時までには寝たいと思います。

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