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FYMI: 環境過敏症の国際共通問診票/ロシアからe-mail

化学物資過敏症を含む、より広い概念として環境過敏症という言葉が使われているようです。↓のような総説的論文がありました。
環境過敏を評価する疫学ツールとしての国際共通問診票
水越 厚史, 北條 祥子, 黒岩 義之, 東 賢一, 中間 千香子, 奥村 二郎
自律神経 59 巻 1 号 2022 年




【抄録】

環境過敏症は,健常人では問題にならない僅かなレベルの化学物質への曝露や物理的影響などの環境因子により,全身の様々な症状が生じる病態である.その病因や症候の底流となる機序を解明し,予防や発症,治療法に関する環境・医学的対策情報を得ることが急務と考える.そのためには,問診票により患者から訴えの実態を把握し,その発症や症状発現の誘因となりそうな環境因子を明らかにする必要がある.本報では,環境過敏症の疫学調査のために世界的に使われてきた国際共通問診票の特徴を整理し,疫学調査に必要な質問項目について検討した.国際共通問診票の特徴は,様々な種類の環境因子や症状発現について網羅的に質問している点にある.近年の環境の変遷速度を考慮すると,新たな環境因子を継続的に探索できる問診票の出現が望まれる.調査結果をフィードバックし,問診票をアップデートしつつ,環境過敏症の課題解決に向けて努力していきたい.


・多分、この疾患概念については賛否両論があると思いますが、参考文献が豊富なのでそれなりに検討できるのではないかと思います。



瞬時にして以下日記

・昨日4/22(金)は、6時前に病院からの電話で目が覚めました。担当の患者さんの状態悪化ということで身支度を早く済ませて病院へ行きました。8時46分にお看取りして9時半頃お見送りをしました。午前中は外来、午後回診と会議二つ、16時から研修医へ胸部レントゲン読影の講義(入門編)、帰りコーナンによって猫の餌や水(災害用備蓄)を買って18時30分帰宅です。ネコたちに餌をやりにいって、入浴、夕食。アルコールもいただきました。

・本日4/23(土)は7時起床。久々にこの(土)(日)連続して仕事や会議の予定はありません。10時くらいまで、事務作業やちょっとした勉強をして10時40分頃配偶者とワンコとドイツの森へ行きました。まず、パン屋さんで昼食用のパンと私は麦酒を買ってベンチで昼食。憧れの青空麦酒でしたが、自重して1本のみ。それからドッグランへ。喜んで走り回ると思っていたら、ほとんど動かずせいぜいrunではなくwalk。抱っこしている時間も名かがったです。他にも犬が4匹くらいいましたが、他の犬は元気がよろしい。まあ、他の犬とけんかしなかっただけよしとしましょう。その後園内をまわってカンガルーやアルパカ、カピバラみました。花はネモフィラと白いチューリップがきれいでした。その後、帰りは農まる園芸は敷島堂等よって帰宅です。帰ってまずネコたちに餌やって、ACPの講義の準備して入浴。その後事務作業をいろいろしていたら、4月4日にロシアの研究者から最近投稿した私(当然、教授も)の論文の請求のe-mailがきておりました。最初e-mailの内容見ず差出人名のみ見たとき、ロシア人みたいな名前だなと思いましたが、まさにロシアからのe-mailでした。かなり返信が遅くなってしまったのですが、論文のfree-linkのアドレスをお送りしました。(あまりにも当然ですが、e-mailは英語で書かれておりロシア語ではありません)論文を日本外の研究者が請求してくださるってとってもうれしいことですが、あとから難儀な質問がきたらどうしよと思ってしまう、小心者の私でした。

・これから眠くなるまで、↓の本を読みます。「はじめに」と1章しか読んでいませんが、私にはとても参考になります。



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