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外傷性肋骨骨折による遅発性胸部大動脈損傷/昼にタコライス食べて雑談す

肋骨骨折の患者さんを時々診ることがありますが、気胸、血胸なんかは、気をつけておりますが、大動脈の損傷は余り頭にありませんでした。況んや、遅発性をや。↓の様なレポートがありました。


日本臨床外科学会雑誌 82 巻 (2021) 12 号
外傷性肋骨骨折による遅発性胸部大動脈損傷の1例
甲斐 あずさ, 藤﨑 成至, 石川 聖, 高畑 明寛, 難波 洋介, 福田 敏勝
【抄録】
症例は72歳の男性.狩猟中に山の急斜面で滑落し,胸背部を打撲した.CTで左第9~11肋骨骨折と軽度の左外傷性血胸を認め,入院経過観察した.受傷後12時間以上経過した翌朝,嘔吐と血圧低下,CTで左血胸の増悪を認め,左胸腔ドレナージで2,000ml以上の血性排液を認めたため,止血目的に緊急手術を行った.術中,胸部大動脈にピンホール大の出血点があり,縫合止血した.大動脈の損傷は,近傍にあった肋骨骨折端によるものと考えられた.止血後,循環動態は安定し,全身管理の後,受傷日より14日目に自宅退院となった.胸部外傷後に生じる血胸は,肋骨骨折に伴う肋間動脈の損傷が原因となることが多い.本症例のように大動脈損傷が原因となる例は稀だが,対応が遅れた場合,致死的な経過となる.胸部外傷後,特に左背部の肋骨骨折後の血胸の例では,大動脈損傷の可能性を考える必要がある.
・この抄録の最後、大動脈損傷の可能性は常に頭においておかないといけませんね。はたして、自分の記憶の保持がいつまでできるか?
あっという間に以下日記
・本日7/31(日)は、6時42分起床。朝食を挟んで11時半くらいまで、学位審査の準備。それからお昼ごはんを食べに金光町大谷(映画『とんび』で有名になった?所)の「オレンジハウスほっこり」へ。新メニューのタコライスをいただきましたが、私にはちょっと重い感じでした。で、久々にお仲間とあって雑談できてよかった。ここをサードスペースにしたいものです。その後帰宅して17時半までお勉強。それから1時間草刈り。もう、ヘロヘロよ。30分休んでから入浴、夕食。で、昨日にひきつづきアルコールをいただきました。酒を飲みながら、学位審査の準備(当然、とても簡単な作業のみ)も行いました。現在22時ですが、もう寝床に移行と思います。明日は、午前ZOOMで因果推論の勉強会。午後から出勤して、回診、夜間診療です。

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