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口頭剖検って何じゃ?/1966QUARTETコンサート

・↓の文献論文読んでいたら、verbal autopsyという言葉が出てきました.


The global burden of rheumatoid arthritis: estimates from the global burden of disease 2010 study. Marita Cross et, al. Ann Rheum Dis.2014 Jul;73(7):1316-22. 


何じゃ?と思って調べてみると日本語では口頭剖検と訳されているそうです.日本語のわかりやすい解説が↓


口頭剖検 [verbal autopsy]




・もともとはWHOが行っていることのようで、そこが↓


Home/Classifications/Other Classifications/Verbal autopsy standards: ascertaining and attributing causes of death tool




・このページにいろいろ載っておりますね.なかなか短時間ではチェックできないです.

*しかし、この記事を書きながら既視感(デジャヴ)があります.以前これについてかいたかしら.


以下日記

・昨日9/10(土)は、6時35分起床.朝食後夕方まで10月末の呼吸器疾患研究会の発表準備をしていました.お昼に日本社会関係学会月例セミナー「社会関係資本論入門」をZOOMで視聴.17時30分から宿直でした.それなりに仕事はあったもののたまっていた事務作業がかなりできました.

・本日9/11(日)はなじみの病棟看護師さんの5時48分起床.患者さんの状態悪化.担当医、下主治医に連絡し来ていただきました.9時に交替し帰り道マルナカでアルコール+α買い物して9時37分帰宅.そのまま配偶者と医療生協の配りのして10時過ぎ帰宅.1時間研究会の準備.メッチャ眠くて30分お昼寝.それから昼食摂って13時20分まで研究会準備.それから玉島市民交流センターへ.14時から16時『1966QUARTET ザ・ビートルズコンサート&UKロック クラッシクス』へ.表題から聴衆は高齢者が多いだろうとおもっていたら、まさにその通り.若者はほとんどいませんでした.しかし、(何が「しかし」か?)内容はよかった.ロックをいかにヴァイオリン、チェロ、ピアノでアレンジするか.そのアレンジがとてもよかった.ツェッペリンの「天国への階段」はすごかったし、ディープ・パープルのハイウェイ・スターなんてどうやって弾くんだろうと思っていましたが、すごかった.前半のLet it be.はちょっと涙ぐんでしましました.(情動失禁ではありません)CD買ってサインしてもらってYouTubeチャンネル登録しました.現在そのYouTubeを聞きながらこのブログを書いております.(「星空のソーシャル・ディスタンス」いやソーシャルはいらんな)ただ、一つ残念なことはCDがいまいちに思えたこと.これは、CDのできの問題ではなく、真名演奏を聴いた直後に家の貧相なミニコンポで聴いたからです.迫力が全然違った.ちょっと間を置いて聴きましょう.(今PCのYouTubeからながれてくる音はBoseのスピーカーのおかげかなかなかよろしおます)


1966QUQRTETのYouTubeチャンネル↓





・現在マルナカで買ったバドワイザーの缶麦酒のんでいますが、良くみたら原産国名が韓国になっておりました.どういうこっちゃ?それはさておき、シャンディー・ガフにしてましたが、次はキティをいただこうと思っております.

・ああ、オーディオルームがほしい.(髪もほしい)



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瑪瑙でじん肺/次に目指すはプロフェッサー

じん肺はギリシャ時代からしられている職業性疾患で、理論的には予防可能な疾患ですが、いまだ、新たな発生がみられています.以前からあるような坑夫やトンネル掘削従事者、石工、サンドブラストという職業/職場にくわえて、なんどもかいているダメージジーンズや宝石の瑪瑙産業、人造大理石をつかう室内装飾業者にじん肺(珪肺)が多発しているというレポートがあります.↓はイランの瑪瑙加工業の労働者の呼吸器疾患のレポート.(作業所の写真が載っております)


Respiratory diseases in agate grinding workers in Iran
E Rafeemanesh 1, M R Majdi, S M Ehteshamfar, M J Fahoul, Z Sadeghian
Int J Occup Environ Med. 2014 Jul;5(3):130-6.
Abstract
Background: Agate is a hard silica stone with bands of various colors, which is used in jewelry. The agate grinding workers are exposed to silica dust.
Objective: To determine the prevalence of respiratory diseases in agate grinding workers and the associated factors.
Methods: In this cross-sectional study, 170 agate grinding workers from Mashhad, northeastern Iran, were examined. Medical and occupational history for respiratory illnesses was taken using respiratory questionnaire of the national program of silicosis control, lung examination, spirometry and chest radiography. Chest x-rays were interpreted according to the International Labor Office (ILO) classification system, 2000.
Results: The mean±SD of age and work duration of the participants were 31.2±10.1 and 13±8.2 years, respectively. The prevalence of silicosis among agate workers was 12.9% (95% CI: 7.9%-18.0%); 18 workers had simple and 4 had complicated silicosis. There was a significant (p<0.05) relationship between contracting silicosis and exposure duration. 20 (11.7%) workers had symptoms consistent with chronic bronchitis and 8 (4.7%) showed asthma and asthma-like symptoms. The most frequent disorder observed in spirometry was the restrictive pattern (n=43, 30%). In the agate grinders, clinical and spirometry findings did not match with radiological findings.
Conclusion: Agate grinding workers are at increased risk for respiratory diseases, specifically for silicosis and chronic bronchitis. The disease is related to silica dust exposure, poor ventilation and inappropriate personal protection.
・上の本文に書かれていますがhealthy worker effectがあるでしょうから、ダメージ・ジーンズと同様若くして死亡した労働者が何人もいた(いる)ことでしょう.
以下日記
・9/7(水)は6時半起床.朝勉せず出勤.午前外来、午後回診とカンファレンス、ショートの夜間診療をおえて18時17分帰宅。猫たちにえさやってお風呂入って夕食。19時半から21時までZOOMのソーシャルキャピタル研究会に参加。お題は、「計算社会科学でクラウドファンディングにおける社会関係資本を分析する」というものでした。計量社会科学ってはじめて聞いた気がします。
・9/8(木)は、6時起床。朝勉(『総合内科マニュアル第二版』)して、出勤。午前外来。午後回診や産業医面談、認知症の会議でした。帰宅は19時15分、猫のえさやり、入浴、夕食後ひたすら翌日の講義(職業性疾患について)の準備。
・本日9/9(金)は5時30分起床。夕方の職業性疾患のパワーポイントの資料作成して出勤。午前外来、午後回診、通所リハビリ会議、16時から職業性疾患の講義。もう、バテバテ。しかし必要な事務作業を済ませて18時33分帰宅。夕食とって勉強してこのブログを書いております。これからお風呂入って久々に(?)アルコールをいただきます。
・9/8の夕方大学からe-mailがきて教授会で学位授与が認められたとのこと。やったーと心の中で叫びました。これで、はれて医学博士。次に目指すはプロフェッサーの称号です。それがもらえたらプロフェッサー・タツとなのって手元に笛が仕込まれた杖をもって講義に臨みます。で、言うこと聞かない学生がいたら笛を吹いて相手をくるしませます。・・・日本国民の何%が、私の言っていることが何なのかわかるでしょうか?

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亜酸化窒素吸入は亜急性脊髄連合変性症を起こすのでアカン/EDMってEvidence-Disregarded Medicineかしら?

亜酸化窒素nitrous oxideは、笑気ともいい麻酔に使用するものですが、その乱用が問題ですね.笑気×乱用で検索したら、↓のようなサイトがでてきました.


亜酸化窒素の乱用(吸引)は危険です




・で、NEJMに笑気の乱用による亜急性脊髄連合変性症のレポートがありました.


Subacute Combined Degeneration from Nitrous Oxide Use
Joseph Y. Yoon, Joshua P. Klein
N Engl J Med 2022; 387:832

・亜急性脊髄連合変性症とは『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


亜急性脊髄連合変性症
subacute combined degeneration of spinal cord
[同義語]後索側索硬化症 posterolateral sclerosis
ビタミンB12の欠乏により脊髄後索と側索の脱髄・変性が生じ,下肢遠位部優位のしびれで始まる感覚障害(特に深部感覚),後索性失調,ロンベルク徴候などの後索症状と痙性対麻痺,膝蓋腱反射亢進,バビンスキー徴候などの錐体路徴候を認める。神経症状としてほかに感覚運動多発ニューロパチー,視神経障害(中心暗点,視神経萎縮),脳症(錯乱,認知症),全身症状として倦怠感,ハンター舌炎,大球性高色素性貧血を伴いやすい。葉酸の欠乏でも類似の症候が認められる。自己免疫性胃炎による胃壁細胞から分泌される内因子の欠乏や胃切除によるビタミンB12の吸収障害が主な原因である。診断は臨床症候とB12の低値,シリングテスト陽性などにより確定する。早期に発見すればB12の筋注により治療可能である
・わたしゃ、ビタミンB12欠乏症が、このようなガスで起こるとは知りませんでした.興味深いことに今私の手元にあるCURRENT Diagnosis & Treatment: Occupational & Environmental Medicine, Sixth Edition.” Joseph LaDou, Robert J. Harrison. McGraw Hill. 2014という本の370ページに、潜在的なビタミンB12欠乏症の患者さんに笑気で麻酔したら症状が顕在化すると書かれておりました.
以下日記
・昨日9/5(月)は午前はZOOMで因果推論の勉強会。午後から出勤して回診、夜間診療でした.結構夜間診療は患者さんがこられて忙しかったです.帰宅は19時39分.いつものようにネコたちに餌をやりに行って夕食.それから翌日のCA:CRITICAL APPRAISALの論文を読んでおりましたが、22時すぎるとメッチャ眠くなって寝ました.
・本日9/6(火)は6時10分起床.CA論文読んで、朝食摂って出勤.病棟にちょっとよって午前外来.午後CAに間に合うように回診して病院を出たかったのですが、業務量が多くてムリでした.お一人亡くなられて18時30分にお見送りしてダッシュで帰宅.19時15分頃から(本当は19時始まり) Web講演会【循環器疾患の在宅管理を考える】を視聴しました.その後ネコたちに餌をやりに行ってから夕食.研修医の講義の準備して、入浴.その後も講義の準備をして、ちょっと勉強してこのブログを書いております.
・話変わって、熱心な読者なら私が最近YouTubeを視聴していることをご存知でしょう.その中でEDMという言葉が出てくるんですが、こりゃーナンジャ?EBMならぬEDM=Evidence-Disregarded Medicine=エビデンス無視の医療かなと変なことを考えながら調べたら、Electroniic dance musicでいた.そういやー、以前調べたわっ!
・で、ちょっとお気に入りのもの↓
春よ、来い 和楽器ver.-ーJapanese traditional musical instruments ensemble "MAHORA"


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非常に希な特発性線維性胸膜炎/ほぼ1日ひきこもりだが、草は刈る

非常に希な胸膜炎のレポートがありました.


Cryptogenic Fibrosing Pleuritis with Rapidly Progressive Restrictive Ventilatory Dysfunction
Ayane Torii, et al.
Intern Med 61: 2649-2653, 2022 
・最初に書いたようにかなり希なようで、医中誌ではヒットしませんでした.『医学書院医学大辞典第2版』にも『南山堂医学大辞典第20版』にも載っておりませんでした.ただ、こういう疾患があると言うことは知っていないといけませんね.
あっという間に以下日記
・本日9/14(日)は、7時21分起床.朝食後ひたすら呼吸器疾患の研究会の準備.昼食後30分くらいお昼寝.15時半から1時間くらい知り合いの実践者&研究者の方からの相談あり、Teamsでお話、最初30分弱接続の問題で時間がかかりました.その後講義の準備.17時半くらいから1時間くらい草苅、入浴、夕食.そしてアルコール飲んでいます.もうちょっとしたらベッドへ行って↓を読みます.

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ひどい皮下気腫/ちょいと一時のつもりで行って...

以前にも書いたと思いますが、シビアな皮下気腫の治療法は、皮下にカテーテルをいれることです.↓のようなNEJMのレポートがありました.


Severe Subcutaneous Emphysema
Sulakshan Rasiah, Max Whitchurch
N Engl J Med 2022; 387:e18
・カテーテルを入れる以外にも鎖骨の下の方の皮膚を横に切開して出すという方法もありますが、傷がおおきくなりますね.
あっという間に以下日記
・9/1(木)は、午前水島で産業医学科外来、午後玉島へ戻って回診.帰宅は、19時47分.ネコたちに餌やって、お風呂入って、夕食.翌日の講義の準備.
・9/2(金)は、5時36分起床.夕方の気管支喘息の講義の準備して朝食抜きで出勤.(途中金光町の「麦ばたけ」でパン買っていく)自分の健診なのでまず採血してもらう.その後病棟寄ってから午前外来.午後自分の健診と回診.16時から17時気管支喘息の講義.その後も病棟よってレントゲンの読影をして19時58分帰宅.(帰り、コーナンで猫の餌かってかえる)入浴、夕食、アルコール摂取.
・9/3(土)5時55分起床.すぐにベッドから出ずゴソゴソ.朝勉はせず朝食摂って病院へ.この(土)(日)はとくにdutyははいってなくてゆっくりしたかったのですが、仕事がたまっていたので、病院へちょっと寄ってささっと事務処理と重症の患者さん診てかえるつもりだったのですが...7時45分についてまず胸部レントゲンの読影.しばらくすると外来で私が診ている患者さんが救急搬入.こちらは、宿直明けおよび日直のDr.と私の3人で対応.めちゃめちゃ重篤ではなく、帰宅しても大丈夫そうでしたが、念のため入院.あと、私の入院患者さんが夜中転倒.朝行ってみると明らかにいつもより動きがわるいのでレントゲンを撮ったら大腿骨の骨折.関係するところにいろいろ連絡を取って転院.それから本日コロナワクチンの接種の日だったのですが、接種しているDr.が針刺し事故をして対応.なんやかんやで午前中は潰れました.12時50分病院を出て玉島市民交流センターへ.9/11に弦楽四重奏のコンサートがあるのでチケット購入.そこにあるWAON(和音)(イオンの電子マネーではない)で、キーマカレーの昼食.帰宅は14時前.疲れていたので、1時間くらい昼寝.目が覚めてからは10月にある研究会の準備.17時過ぎから草苅、その後市の広報誌の配布とウォーキング(18分で1.5km).その後入浴、夕食.当然(?)アルコール摂取して、このブログ書いています.
・ちなみに標題の後方は「スーダラ節」をイメージしています.(と、言って何人の日本国民が分かることやら)
・最近よく(?)Youtubeを聴きますが、琴もなかなかよいですね.それとEDMのくみあわせも.↓のTRiECHOESのShape of youなかなかよいです.

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