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SSP: ディペックス・ジャパン/1日座業

熱心な読者(←そんなんおらん)なら覚えておいででしょうが、8/27、28と第63回日本社会医学会総会で名古屋に出かけておりました.(じぇんじぇん名古屋飯を楽しむ時間はありませんでした)で、初日の分科会の座長を務めさせていただきました.新型コロナウイルス感染症関係の4つの演題がありましたが、最後に『コロナ禍における「宿泊療養」の体験 「新型コロナウイルス感染症の語り」データベースから』という演題を「NPO法人 健康と病の語り ディペックス・ジャパン」という団体の方が発表しておられました.なかなか十分な時間がとれない中の発表でご苦労されたと思います.そのHomepageが↓





・何か、おお、すごいという感じです.理事長さんの挨拶に↓のようなところがありました.


   患者の語る言葉に耳を傾けることの大切さを知らない医師はいないと思いますが、それは飽くまでも病気(Disease)を中心にした理解に過ぎませんでした。
病むこと(Illness)が、その患者にもたらす生活の変化、社会的・経済的変化、家族や友人との関係、不安・怒り・悲しみ・喜び・諦め・勇気・知恵、その全てを知ることで、はじめて病気と患者の全貌が見えてくるのです。
インフォームド・コンセントや患者の自己決定権、患者中心の医療という言葉が広く社会的に浸透したけれど、医療は一向に変わらないという批判が絶えないのは、このあたりに問題があるからかもしれません。
分かりやすい言葉で、患者の視点に立った説明をすると言いながら、実は自分たちの論理、自分たちの意向を伝えることだけに急で、相手の言葉から何かを学び取ろうとする姿勢が今の医療には欠けているのではないでしょうか。
・本当に↑にあるように「病むこと(Illness)が、その患者にもたらす生活の変化、社会的・経済的変化、家族や友人との関係、不安・怒り・悲しみ・喜び・諦め・勇気・知恵、その全てを知る」ことが私もできていないと思います.ときどきこのサイトに訪れて自分が学習するのと研修医やその他の職員さんの教育にも使わせてもらいたいと思います.
以下一瞬日記
・本日9/19(日)は、アイちゃんの警報音で6時に目が覚めました.その後ずっと勉強、事務作業、片付けを1日やっておりました.で、夕方お風呂入って夕食+アルコール摂取です.この連休で明らかに太りました.「ダイエットは明日から」です.これからkindleで読書です.

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