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尖塔サイン/学位記を受け取り、ついに大学院を修了

steeple signというものがあって、捨てどころによると「クループでみられ、尖塔様の浮腫による声門下の狭小化のX線像」とあります.クループとは『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


クループ
croup
喉頭部の狭窄により吸気性喘鳴,犬吠様咳嗽,嗄声などの症状を呈する病態。ジフテリアによる急性喉頭炎を真性クループ,非ジフテリア性の急性喉頭蓋炎,急性喉頭炎,急性喉頭気管気管支炎,痙性クループなどを仮性クループとして区別する。仮性クループではウイルス感染,特にパラインフルエンザウイルスによる喉頭気管気管支炎が最も多く,罹患年齢は3か月~3歳が多い。急性喉頭蓋炎の多くはインフルエンザ桿菌が原因で,幼児期以後に罹患し,呼吸障害は重篤であり,流涎や嚥下困難も認める。症状が強い場合は入院治療が必要であり,輸液による水分補給,テント内で酸素投与,加湿を行う。急速に気道閉塞が進行する場合は,気管内挿管による呼吸管理が必要である。
で、↓のようなレポートがありました
The Steeple Sign of Croup in an Adult
Intern Med 61: 2825, 2022
・このレポートよんで思ったのは、「おお、6.5mmの気管内チューブが入るんだ」と言うことですね.わたしゃ、すぐ気管切開(もしくは輪状甲状間膜穿刺)しないといけないと思っておりました.あと、この画像そもそもどこがどう「尖塔」なのか?ということです.画像の横にその尖塔のイラストでも描いていて欲しい.
・一般的に「何ちゃらサイン」というのがありますが、読んですぐわかるのと、何のことが分からないのがあります.そういうものの紹介はイラスト付けたり語源を明らかにしてほしいものです.以前も書きましたが、法律用語で「黄犬契約」なんて出てきますが、何のことがその言葉の「由来」を書いてもらわないと全然理解ができませんよね.
以下日記
・昨日9/26(月)は、5時26分起床.研究会の準備.午前はZOOMで因果推論勉強会.午後出勤して回診、夜間診療.商売繁盛で帰宅は21時過ぎでした.もうヘロヘロでしたが、お風呂入ったら結構元気になりました.以前もお風呂入って元気になった経験があり、やっぱり入浴っていいなと思いました.
・本日9/27(火)は5時50分起床.研究会の準備して早めに出勤.まず、いつものように病棟よって午前外来.午後ささっと回診をして14時20分頃病院を出てJR乗って岡山(市)へ.大学行ってまず大学生協の脱退手続き、それから学生証を学務部に返却.そのとき大学院担当の方がこれから研究に励んでますますのご発展をというようなこといってくださいました.もう、枯れていこうかなと思っていましたが、そういえば学位は出発点なんですね.もうちょっと研究的な活動もしようかなと死期じゃなかった士気があがりました.それから教室行って学位記をいただきました.教授は不在で挨拶できませんでしたが、秘書さん、かわいい後輩とちょっと雑談して大学を後にしました.帰りイオンによって早めの夕食と無印で文具買って19時30分帰宅です.ネコたちに餌やって、お風呂入って町内会のことやって、研究会のパワーポイントに発表の「声」を録音して、事務局に送付しました.で、ちょっとホッとしてモスコミュールをキムチ食べながら飲みました.これからちょっとだけ町内会の資料に目を通して早めに寝ます.
・学生証がなくなってちょっとさみしい.

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