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悶え神・・・『水俣曼荼羅』鑑賞

今日は日記のようなものです.

・今朝は7時半頃病院に行って重症の患者さん診て8時20分には病院出て、JRで岡山へ.10時半から19時過ぎまで映画「水俣曼荼羅」↓とその後のトークショー(原監督と頼藤教授)に参加しました.於天神山




・原一男監督は「ゆきゆきて、神軍」(私、観てはおりません)の監督ということで知っていましたが、すっごい「とがった」、アグレッシブな人だろうなと勝手に想像していましたが、全然そうではありませんでした.(内面は知らんけど)お話は(長いけど)おもしろく、芸術家ってこういうひとなのかなぁと思いました.

・映画は372分.最初聞いたとき、頻尿の私は観れんわとおもいましたが、大体2時間ずつに分かれていたので、それなら観れるとおもって観に行きました.(疫学・衛生学教室の教授からのお誘いがあったので.教授はトークショーに出演)私は、最初の病像論のところが面白かったです.大分昔に自分が勉強したこととちがっているような...関係学会ではどうなっているのか知りたいものです.

・映画の上映時間は長いけど、まだまだ描かれていないことがあるようです.私自身、いろんな患者運動の潮流、水俣市民の評価等どうなっているのかと疑問に思っておりましたが、トークショーで原監督も「パートⅡ」でそのような事を取り上げたいといっておられました.

・本日の標題の悶え神は映画の中に出てきた言葉.悶え加勢ということばもでてきました.検索エンジンにいれるといっぱいヒットしますが、↓のブログをご参照ください.




・長い映画でしたが、「普通に」観ることができました.トークショーも撮影の「裏話」なんか出てきて、面白かったです.ただ、原監督は良い映画は3回みてくださいと言われたが、なかなかこの映画を3回観るのはしんどいかも.

・その後禁断の地丸善に寄ってしまいました.そしてついつい本を買ってしまいました.今日やっと積ん読だった↓の本1冊を読み終えたのに、本日は文庫本4冊を買ってしまいました.まあ、うち3冊は漫画ですが(筑摩書房の現代マンガ選書).今日読み終えたのは1992年発行の↓の本.今日の映画鑑賞のために積ん読だったものを数日前から読んでおりました.


水俣の視図―弱者のための環境社会学

水俣の視図―弱者のための環境社会学

  •  原田 正純
  • 立風書房
  •  1992/10/01
この本の中には自分が知らなかった世界の公害問題が述べられています.自分の無知を恥じ入りました.また、著者の熱い心に胸打たれました.
・帰宅は22時前.ネコたちにエサやってお風呂入って、アルコールを摂取しております.もう日付が変わりますので、そろそろ寝ます.

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