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胸膜プラークの変化/患者さんと握手してウンがついた

職業病って、職業歴を聴取しないとまず診断ができません。しかし、診断の手がかりになる身体所見や検査所見があります。その代表的なものとして胸部レントゲンの胸膜プラークがあります。患者さんご本人に記憶が無くても胸膜プラークがあれば、どこかで石綿に曝露されて事があると考えられます。で、その胸膜プラークが長期間観察しているとどうなるかという論文↓


胸膜プラークの長期間における変化に関する検討


由佐 俊和 ,外山 真一 ,山本 司


日職災医誌,71:81─88,2023




要旨:[目的]胸膜プラークの長期間(10 年)における変化を明らかにする.

[対象・方法]石綿健康管理手帳健診で,ほぼ 10 年の間隔で胸部 X 線と CT の両画像検査(前 の画像を第 1 画像,ほぼ 10 年後の画像を第 2 画像とする)が行われた受診者のうち,読影に適し た画像が得られた 171 例(男性 165 例,女性 6 例)を対象とし,以下の検討を行った.胸膜プラー クが,胸部 X 線画像で明らかに認められる場合,又は,胸部 CT 画像で胸壁内側の 1/4 以上の広 がりを示す場合を“広範囲胸膜プラーク”と定義し,その有無を第 1 画像と第 2 画像で比較した. また,胸部 CT の第 1 画像と第 2 画像で比較可能な画像が得られた 72 例について,胸膜プラーク が最大の広がりを示すスライス画像で,その広がりと厚さ,プラーク内石灰化の広がりを測定し 10 年当たりの変化を算出した.

[結果]対象の第 1 画像撮影時の年齢は平均 69.2 歳,初回石綿ばく露からの期間は平均 45.8 年, 第 1 と第 2 画像の撮影間隔は平均 10.8 年であった.“広範囲胸膜プラーク”所見の有無は殆どの例 に変化なく,僅か 3 例が胸部 X 線画像所見の変化により所見無しから有りに転化した.胸部 CT 画像での胸膜プラークの変化に関しては,広がりは 10 年当たり増大率が平均 0.6% と殆ど変化を 認めなかった.厚さは 21 例で変化を認めず,変化した 51 例では 10 年当たり平均 26.0% 増大し た.胸膜プラーク内石灰化は 50 例に認め,石灰化率(胸膜プラークの広がりに対する石灰化の広 がりの割合)は第 1 画像で平均 25.3%,第 2 画像で平均 54.7% であり,10 年当たりでは平均 27.3% 増加した.

[結論]石綿ばく露歴のある元労働者を対象とした 10 年間の観察で,殆どの例で“広範囲胸膜 プラーク”の有無に変化はなかった.胸部 CT 画像では胸膜プラークの広がりは殆ど変化せず,厚 さと石灰化は大半の例で明らかに増大した.


・胸膜プラークの進展というのは麺での進展と言うよりは暑さの進展のようですね。



あっという間に以下日記

・5/22(月)は、5時半前に起きて英語の論文読んで出勤。午前訪問診療、午後回診から夜間診療。それがかなり患者さんが多かった。で、かなりメンタル面で心配な患者さん達も来られて、こちらの精神的にかなり落ち込みました。産業医面談でメンタルヘルス関係の面談した後かなりつかれます。うまく自分の感情の処理ができないんでしょうね。

・5/23(火)は、6時起床。午前外来、午後回診、途中ZOOMでCritical appraisal、18時半帰宅し、いつものルーチン(ネコたちに餌やりと草抜き)を行い夕食。その時録画の「激レアさんをつれてきた」を観て高校生達が開発したサバ缶が宇宙に行った話を観て、涙と鼻水が流れました。で、20時から2時間ZOOMで"Causal Inference: What If"の勉強会。その後いろいろ事務作業して23時半頃寝にいったでしょうか?

・本日5/24(水)は、6時3分起床。朝勉(心電図)して、出勤。午前外来、午後回診とカンファレンス、ショートの夜間診療、その後ちょっとだけ病院によって帰宅。ルーチン業務(猫の餌やりと草抜き)して、夕食。配偶者がシャトレーゼでワイン買ってきたということで「飲む?」というような質問形式の会話で、飲酒開始。飲むつもりはなかったのですが、仕方なく飲酒。ワインの後麦酒も飲んで、すでに現在ヘロヘロ状態。今日は1時間はゆっくり英語の本を読むつもりでしたが、もう無理。仕方ないので日本語の本をちょっと読みます。

・ところで、私は大体午前の外来がはじまる前にちょっと病棟に寄ります。ある認知症の患者さんのところにいくと大体手を握って話をするのですが、今日握手すると手にウ○チがついておりました。ちょっとぎょっとしましたが、まあ、こういうこともあるわな。きれいに手を洗って外来でした。

・明日は、朝一で玉島の病院に寄ってから水島へ行って午前中は産業医学科外来、午後郊外認定審査会、玉島へ戻って回診して、帰宅後19時半~ソーシャルキャビタル研究会ですが、はたして予定通りことがすすむか...

 



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配偶者のおかげで『医師のためのリベラルアーツ』が読めた

読者はリベラルアーツとうい言葉をご存知か?(エラソーに)格闘技の一種かと思われた方、そりゃーマーシャルアーツや。

・今日は↓の本が1日で読めました。若い医師にはお勧めです。(マンガじゃないです)


ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ−感情に触れる医師が働き方改革時代に身につけたい倫理観

ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ−感情に触れる医師が働き方改革時代に身につけたい倫理観

  • 湯浅 正太
  • メジカルビュー社
  • 2022/06/09
・リベラルアーツとはなんでしょうか?ググってみてください。私がググってみたひとつのサイトが↓
リベラルアーツについて知る
・私が中堅と言われていた頃大学卒業したての若いDr.達の指導をしていたのですが、何か基礎というか土台ができていない。医学知識はあっても、もっとひろく社会的な視野が欠けているというか、その時は言葉は知りませんでしたが、リベラルアーツが足りないという漢字をうけていました。日本国憲法や医師法、社会保障、基本的人権とうの知識、コミュニケーション、ひろくいろんな文化的な知識etc.(もちろん自分がそんなにあったわけではありませんが)ただ、そういうことを望む自分が望みすぎかなと思っておりました。でも、医学会にもリベラルアーツという言葉が使われだしてきているようで(以前から使われていたのかも知れませんが、それが広がってきた)よかったと思います。
・上記本を読んだのは、今でも稀に研修医を「指導」するということがあるということと自分の考え方が果たして「正しい」というか、間違っていないか、という「検証」のために読みました。ほととんどこの本にかかれていることと同じ考えで安心しました。(安心するのも危険なんですけどね)
・この本の中に書かれている事にはほとんど同意、同感。ただ、ちょっと足りないなと思うところと、この言葉遣いはどうかなという所はありました。(前者は、組織と自分との関係。組織との関係はすこし書かれてはいましたが、組織が「まちがっていた」場合のことが書かれていません。後者は、「女性らしく、男性らしく」と書かれていましたが、私なら「自分らしく」でいいのではとおもいます。また、以前もかきましたが、「障がい」を個性と言ってしまって良いのかと思います。「障がい」というのも色々種類があって、個性と言ってしまうと本来援助が必要な「障がい」が、援助が受けられなくなる危惧があると思うからです。
・しかし、良い本だと思うので、若いDr.には是非読んでもらいたいな。また、ベテランといわれている医師にも自分を見直すためにも読んでもらった方が良いのではないかと思う次第です。
以下日記
・本日5/21(日)は幸い病院からの連絡も無く(お一人病状が不安定な入院患者さんがいるので)、休めました。6時45分頃に配偶者と車で兵庫県の加西市まで。2時間かかって、道の駅 北はりまエコミュージアムにつきました。配偶者は最近多肉植物に異常にこっておりまして、我が家の庭も多肉ちゃんでいっぱい。で、今日は10時からの『多肉もろもろ市場』で買い物するため私はアッシー(死語?)となっておともしました。なんかようわからんけど整理券が必要みたいで、時間前に並ばないといけないので、エローはやく家をでました。私は、配偶者が買い物をしている間、ほとんどベンチに座って↑の本を読んでおりました。途中気晴らしに市場をみたり、出店のコーヒーを飲んだりしてました。会場で播磨織りでつかわれていたボビンを1コ300円で売っていた(この行事の資金にするそうです)ので、2コ購入しました。(写真はfacebookにのせています)売っているその時の担当の人がちょうど北播はりま田園空間博物館の代表理事の方で、播磨織りについての説明をちょっとうけました。ただ、専門用語が多くて十分理解できませんでした。一度資料館か博物館かそのようなところに行ってみたいと思います。
・配偶者の買い物も終わり12時半頃帰路へ。途中倉敷市中庄の「いわ栄」(配偶者のお気に入りの回転寿司屋さん)によって遅い昼食。その後新倉敷の「満天の湯」でお風呂はいって17時40分頃帰宅です。満天の湯は2回目で、なかなか良いなと思うのですが、あちこち故障箇所があしました。前回来たときよりも故障箇所が増えているような...(前回気づかなかったのかも)いずれにせよ、迅速に故障を修理していないのは経営がおもわしくないのか、そもそもそういう経営姿勢なのか?ちょっと、他人事ながら心配です。
・帰宅後ネコたちにエサをやってから↑の本の読みのこし部分を読んで終了。アルコールをいただいております。遅いお昼ごはんだったので、あまりお腹がすかず、アルコールのみで「夕食」はおわりそうな...今日は22時までには寝たいと思います。
・今日本が1冊読めたのは、他にすることがない状況に配偶者が置いてくれたおかげであります。家だとアレもしないとコレもしないとと、どうしても1冊の本に集中できないので。

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FYI: Heat at work – Guidance for workplaces/二胡を聴く

EU-OSHA(欧州労働安全衛生機構)が熱中症に関するパンフレットを出しておりましたのでシェアします。私が全文を読んでいるわけではありません。皆様も全文を読まれればよろしいのですが、写真を見るだけでもためになると思います。


Heat at work – Guidance for workplaces




↑でちょっと気になることが書かれていたのですが、それについてはしっかり勉強してから記事にしたいと思います。(忘れるかもしれんけど)


あっという間に以下日記

・本日5/20(土)は、6時33分起床。朝食摂って"Causal Inference: What If"を9時過ぎまで読みました。その後家周辺の草刈りと溝掃除。そんなに暑くないと思っておりましたが、汗だくになりました。11時30分に家を出て遙照山温泉へ。40分くらいお風呂に入って帰宅。昼食摂って12時40分頃家を出て笠岡神島にある長鋪邸↓というところへ。





13時30分から40分くらいのピアノ&二胡のコンサートを聴きに行きました。(某開業医さんの奥様のご実家であったそうで、誘われました)カホンという楽器も飛び入り参加でした。本当に音を集中して聴いていてなにも雑念がなく、悟りの境地のようになりました。(ちょっと、いや、かなり大げさ。一言で言うなら、ちがうかーっ!)

・その後ベイファームでポピーを観てきました。人がいっぱいで駐車場になかなか駐めるられませんでした。かえりちょっと笠岡のTSUTAYAに寄って帰宅。夕食まで内科学会のアーカイブを視聴。夕食よりお酒飲んで、このブログを書いております。梶谷の「コンガリサクサク」というビスケットを食べておりますが、シガーフライ同様止まらない。梶谷食品株式会社は人類肥満化計画に参加しているのではないか?

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上葉優位の自己免疫性肺胞蛋白症/5年以上ぶりに将棋でワクワク

熱心な読者なら覚えておられていると思いますが、過去何回か肺胞蛋白症について記事を書いております。今回最新(と思う)のcase reportを読みましたのでシェア↓



Upper Lobe-predominant Autoimmune Pulmonary Alveolar Proteinosis


Mayu Goda , Yuki Takigawa , Keiichi Fujiwara,Yoko Shinno

Intern Med 62: 1569-1570, 2023

https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/62/10/62_0226-22/_pdf/-char/ja


・この中で上葉優位の肺胞蛋白症は13.3%のみと書かれていますが、1割以上もあればそう稀とはおもわないのですが...(あくまで個人の感想です)

・それはさておき昨年に『肺胞蛋白症診療ガイドライン2022』が出版されておりました↓




・私が肺胞蛋白症を何回もとりあげるのは、職業性のものがあるからです。なので、肺胞蛋白症の症例報告では、職業歴は必ず述べてほしい。残念ながら最初ご紹介したcase reportでは職業歴が書かれていませんでした。もう一つ残念なことは、最初に胸部異常陰影で受診したとのこと。もうちょっとその異常影の性状くらいは書いておいてほしいですね...上記ガイドラインの115ページに続発性肺胞蛋白症について書かれているので、お読みください。




以下日記

・またまた久しぶりのブログ記事アップです。一体、私はこの間なにをしていたのでしょう?

・5/14(日)は午前中は主にお勉強。午後は玉島文化センターで『愛の賛歌ーピアフ』を観劇。初めて生の栗原小巻を観ましたが、後ろの方で顔かたちはよく分からず。今後は単眼鏡を持っていきましょう。

・5/15(月)は、午前訪問診療。今年は行って研修医が同行。車の中でいろいろしゃべってしまいました。ほぼこちらが一方的で説教のようになっちゃったかな...午後回診、夜間診療。

・5/16(火)は5時30分起床で、英語の論文はひとつ読めました。午前外来、午後回診と途中1時間ZOOMでCritical Appraisalに参加。帰宅しまず夕食。録画の『激レアさんを連れてきた』を観ておりましたが、ミスコンに出まくった人の話が結構おもしろかった。20時からは2時間"Causal Inference: What If"の勉強会。

・5/17(水)は、午前外来、午後回診とカンファレンス、夜間診療。19時半から21時まで開業医さんとの勉強会。

・5/18(木)は午前外来、午後回診と認知症ケアチームの会議。そこで簡単に治る認知障害についてレクチャー。その後メンバーで病棟のラウンドへ行ったのですが、対象の認知症の患者さんが将棋が好きなみたいで、病棟の食堂で将棋を指しました。多分5年以上ぶり。患者さんは序盤ほぼ定跡通り。途中桂馬の進み方が分からなかったり、ちょっとズルしたり(右端の桂馬と香車をちょろっと将棋盤からおとして持ち駒に)。最終的に勝たしていただきました。なんか、ホントに久々で楽しかった。また、将棋やりだそうかな...ちょっと心配だったのは、患者さんが悔しがって不穏にならないかと。帰宅後はアルコールをいただきました。

・本日5/19(金)は午前外来、午後回診と事務作業。早く帰宅できました。で、現在アルコール飲みながら、iTuneで二胡の曲を聞きながらこのブログを書いております。

・最近YouTubeで音楽を視聴することが多くなってきました。↓は結構お気に入りのもの。(ギターの「泣き:がよい)これを観て、エリック・クラプトンのCDを買っちゃいました。


While My Guitar Gently Weeps (Taken from Concert For George)





↓はプリンスの「泣き」


2021 Remaster "While My Guitar Gently Weeps" with Prince, Tom Petty, Jeff Lynne and Steve Winwood

これまた、PrinceのCD買っちゃいましたよ。(遠い昔のLPは持っております)

・今日あとは、眠くなるまでYouTubeの音楽をアルコールを飲みながらきいております。


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竿燈で血栓/長年探し求めていた曲に巡り会う

へー、こんなこともあるんかというレポート↓


竿燈演技による外因性圧迫が原因と考えられた右鎖骨下静脈血栓症の1

栗原 茉莉子, 阿部 起実, 岩谷 真人, 石田 秀明, 照井

 

日本内科学会雑誌111 (2022) 3

https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/111/3/111_599/_article/-char/ja

【抄録】

症例は40歳,男性.右上腕腫脹と胸部苦悶感で当院を受診し,右鎖骨下静脈血栓症と多発性肺血栓塞栓症と診断し入院治療を行った.血栓性素因となる疾患はなく,原因として竿燈演技の竿の位置による外因性圧迫が疑われた.肩の圧迫部位を変えて検証実験を行ったところ,超音波検査で鎖骨下静脈の血流阻害の所見を認めた.竿燈演技において,竿を乗せる位置を誤ることで上肢深部静脈血栓症のリスクになり得ると考えられた.

・ところで、皆様、竿燈という漢字読めましたか?「かんとう」と読むんだそうですね。TVでこのお祭りチラリと見たことはあり、「すごいな」と思っていただけですが、プロは、こういう行為でこのような健康リスクが起こりうると発想しなければなりませんね。(←ホンマカーッ?)

・本文中に上肢の静脈血栓症のリスクとして、柿のような物があげられていました。


二次性上肢深部静脈血栓症の原因としては,カテーテル関連(中心静脈カテーテル,ペースメーカー等),悪性腫瘍関連(物理的な静脈圧迫,凝固異常)上肢や肩部の手術・外傷,妊娠,経口避妊薬,卵巣過剰刺激症候群等

ウーン、妊娠もこういうリスクがあるのね。


・引用文献3の考察の始めに、Paget-Schroetter症候群についての説明が載っています↓



1875年にPagetが原発性の鎖骨下静脈血栓症を初めて報告し,1884年にvon Schroetterが反復性上肢運動による胸郭出口部での静脈圧迫から生じた鎖骨下・腋窩静脈血栓症を報告した3.以降,上肢の激しい運動・反復性の運動による鎖骨下・腋窩静脈の内膜損傷が原因となって血栓症をきたす疾患は,Paget-Schroetter症候群あるいは労作性血栓症(effort thrombosis)と呼ばれている.この労作性の病態では胸郭出口で圧迫を受けることが多いため,文献によってはPaget-Schroetter症候群を主に静脈性胸郭出口症候群に伴った血栓症として用いている.一方で,Pagetの報告に基づいて,Paget-Schroetter症候群を原発性UE-DVTと同義的に用いている報告がある.しかし,原発性UE-DVTは,運動に伴う病態以外に,運動とは無関係で原因が不明な特発性血栓症も含まれる.本報告においては混乱を避けるため,Paget-Schroetter症候群の用語は使わずに,労作性症例という用語を用いた.

*余談ですが、上記のように○○症候群という言葉は結構多義的に使われていることが多く、初学者が混乱しますよね。

・竿燈に限らず肩に重い物を載せる職業や趣味?は、このようなリスクがあると考えておかないといけませんね。

以下日記

・これまた、久々のブログです。また、簡単に過去を振り返ろうと思いますが、既にいろいろ忘れている...

・5/8(月)は午前訪問診療、午後回診、夜間診療でした。

・5/9(火)は午前外来、午後回診、途中1時間ZOOMで大学院のCritical Appraisalに参加。帰宅後は20時~22時までZOOMで"Causal Inference: What If"の勉強会。新しい人が参加してくれて孔子のように嬉しかった。(突然孔子が出てきたのは、「学而」を思い出したから)

・5/10(水)は午前外来、午後回診とカンファレンス、夜間診療。

・5/11(木)は午前水島で産業医学科外来.午後玉島で回診、医療安全員会、総括会議。

・5/12(金)は午前外来、午後回診、18時から1時間強ZOOMで会議。その後帰宅。勉強ちょっとしてから、アルコール飲みながらYouTubeの音楽を0時過ぎまで聴いておりました。

・本日5/13(土)は6時26分起床。朝1時間半弱"Causal Inference: What If"を読んで、それから1時間弱家の周辺の草刈り。それから配偶者と遙照山温泉へ。久しぶりに長々と湯船につかりました。帰宅後朝食摂って内科学会のアーカイブ視聴。それから遅めのお昼寝。起きてから片づけ。夕食は金光のすし丸へ。それからちょこっと論文書いて、現在アルコール飲みながらこのブログ書いております。

・最近はYouTubeで結構音楽を聴いております。で、最近良かったことは人造人間キカイダーのジローの登場の時にギターの曲が聴けたこと↓ ずーーーーっと、この曲って何だろうと思っていたのですが、渡辺宙明というひとのオリジナル曲なのですね。思いっきりクラッシックの曲みたい↓

https://www.youtube.com/watch?v=KTH4lvauP3U

・さて、これからもアルコール飲みながらYouTubeを視聴しましょう。


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鉛中毒による鉛縁とドロップハンド/家庭の事情でゴールデンウィークは、ほぼ毎日病院へ行っておりました

4月中旬にJAMAの鉛中毒に関する記事を書きました↓




で、先日のNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに鉛中毒のレポートがありました↓


Lead Poisoning

Siddhartha Dhar, Divyani Garg 

N Engl J Med 2023; 388:e63  May 4, 2023

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm2210842

写真は、鉛中毒で有名?な歯肉のleadl line(鉛線)=Burton lineとドロップハンド(橈骨神経麻痺)ですね。

患者さんは、鉛蓄電池の工場で働かれていたのですね。(インドの事例と思われます)

・厚生労働省の報告で↓のようなものもありました。

 

廃バッテリーから鉛を精製する工程において慢性鉛中毒

https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=100374

 

以下日記

・5/1から日記を書いておりませんでした。ゴールデンウィークを総括するとほとんど病院に行っておりました。仕事熱心と言うよりは家庭の事情です。(家に居場所がなかったわけではありません)とりあえず、過去を振り返ります。

・5/1(月)は午前訪問診療。午後回診、夜間診療でした。

・5/2(火)は午前外来、午後は「病欠」のDr.の代わりに臨時で訪問診療。たった3名の患者さんなのですが、縁婦だったり処置があったりで、時間がかかりました。病院に戻ってからもいろいろ処理があって、その後病棟へ行って帰宅は20時前。20時~22時まではZOOMで"Causal Inference: What If"の勉強会。

・5/3(水)は病院にはいかず1日家にいました。午前は勉強、昼から庭の草抜きと家の中の掃除。朝、配偶者から給湯器が壊れていると言われました。もともと給湯器が古くて全面的に交換しないという話はしていたのですが、結構それには手間がかかるみたいで...直近の問題はお風呂。配偶者はほぼ毎日スポーツクラブに行ってそこでお風呂入って帰ってくるので良いのですが、私はどうするか?この日は夜間と鍋でお湯を沸かして湯触につぎたしていきました。その作業中熱湯が掌に飛び散ってあわややけど。30分間氷で冷やしました。翌日特にやけどになってなくてエガッタエガッタ。

・5/4(木)は午前中勉強、それから草抜き。15時20分病院に行って回診。幸い皆さん落ち着かれていました。その後近くの公園でwalkingして病院でシャワーあべて帰宅。それから医療生協の新聞を配偶者と配りました。

・5/5(金)は何と8時20分起床と寝過ぎ。資源ゴミの日であわてて回収上は段ボールやプラスチック等持っていきました。で、午前中勉強、その後草抜き。午後内科学会総会の講演のアーカイブを視聴。15時20分ころ家を出て玉島陶というところの患者さん宅訪問。(4/30訪問したときルスだったので・・・実は在宅だったけどピンポンがきこえなかったとのこと)この時は電話して訪問。庭のツツジをみせてもらい、その枝をもらいました。我が家で挿し木にしようと思うのですが、果たした育つか?その後病院へ。外来の電子カルテで入院患者さんの病状チェック。おちついていたので外来で事務作業、その後シャワー浴びて帰宅。帰宅後JRで倉敷へ。配偶者と落ち合い「いわ栄」という中庄の回転寿司屋さんへ。しかし、満員。諦めて中島の娘娘という中華料理屋さんへ。若かりし頃は非常ーによく言っていたところですが、今回何年ぶりでしょうか?お腹いっぱいいただきました。多分連休らしくしたのはこの時のみかな?

・5/6(金)も午前勉強。午後は掃除。夕方病院へ。やはり外来で電子カルテチェックして入院患者さんが落ち着いていることを確認して外来で事務作業。なんと気がついたら3時間近くしていました。若かりし頃仕事が終わってから症例をまとめる作業をしていて気がつけば夜中の1時2時になっていたことを思い出しました。集中力が年と共に低下していると思っていたのですが、多分それなりに休んでいると集中力もつづくねと思った次第。で、シャワー浴びて帰宅。

・本日5/7(日)は7時起床。朝食後お勉強。その後掃除。病院へは、3時間弱いました。実際に患者さんを回診。幸い皆様落ち着いておられました。そして事務作業。そしてシャワー浴びて帰宅です。ほぼ毎日病院にいっていたのは、半分は給湯器が壊れてお風呂に入れないという家庭の事情でした。でも、処理しないといけない事務作業もいっぱいあるのも事実です。(あまりにも当然ですが、入院患者さんが気になる)

・これからちょっとだけお酒のみのみたまっている資料に目を通して22時台には寝たいと思います。

 

 




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