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FYI: 健康格差対策の7原則/2kmは歩いたけど、ほぼ自宅

熱心な読者なら覚えておいででしょうが、標題の文献↓を過去ご紹介したことがあると思います。(多分)


健康格差対策の7原則

医療科学研究所

20107/8/3




・先日研修医には社会的処方関連の講義を終えましたが、今度私の地域の民生委員さんに社会的処方のお話をしないといけないので、鋭意準備中。で、この文献をもう1回読み直したところです。この最後の第7原則「コミュニティづくりをめざす健康以外の他部門との協働」というところが、私の民生委員さんに強調したいところです。



あっという間に以下日記

・本日9/29(日)は自然に5時12分に目が覚めました。変な夢と言っても悪夢ではなく、なんか懐かしいような。高校生の生徒会の役員だった私がたの役員の女の子と他の高校の役員さんの交流のため電車に乗っていく話。ついた高校の校舎が木造なのですが、何か懐かしい感じ。夢全体が懐かしい。しかーし、問題は、私は生徒会役員なんかしたことが無いと言うことです。懐かしい感じはしても、そんな事実はなかった。なんなんでしょうね。最近悪夢に近い変な夢が多かったけど、よかった。昨日アルコールをのまなかったおかげでしょうか。

・今日1日は家にこもって読みかけの文書を読んでいました。夕方ATMにいって送金と入金。最近小銭を入金するのにお金がかかるんですね。そんな馬鹿なことあるかいっと、硬貨15枚までは無料なので、75枚の硬貨を預金するため5回通帳を出し入れしました。防犯カメラでみていた人は、あのオッサンなにしてるんやと思ったことでしょう。

・その後市役所のストックヤードへ資源ゴミ(リサイクルできる紙やプラスチック)をもっていき、あと、天草公園(熊本県ではない)で2kmウォーキング。帰宅後ネコたちにエサや植物に水やり、そして入浴、夕食。本日もアルコールは控えております。

・さて、これから↓を読みはじめます。1週間以内に読み終わらないといけません。


NUDGE 実践 行動経済学 完全版

NUDGE 実践 行動経済学 完全版

  • 日経BP
  • 2022/11/17
・あと今朝気がついたのですが、昨日写真家のブレッソンの事を全然知らなかったと買いました。しかーし、下のような写真は何回かみたことあり、多分その時ブレッソンという名前もみていたと思います。でも、全然おぼえていなかったんですよね...ちょっと心に余裕ができたら図書館に行って写真集をかりてみてみたいと思うものです。





アンリ・カルティエ=ブレッソン:20世紀最大の写真家 (知の再発見双書 143)

アンリ・カルティエ=ブレッソン:20世紀最大の写真家 (知の再発見双書 143)

  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2009/04/14
  • メディア: 単行本

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FYI: ヘルスプロモーション用語集/ブレッソンを知る

あたりまえなんですけど、自分が知らない事って山のようにあるんですね。社会的処方を勉強していたら、↓のような用語集がありました。皆様とシェア。


ヘルスプロモーション用語集2021




ということで、あっという間に以下日記。

・9/26(木)は、月1回ある午前中外来がない日。病棟回診と事務作業をしっかりさせてもらいました。午後は水島によって借金払ったり、日頃お世話になっている部署にお礼のお菓子をさしあげたり。それから市役所へ行って公害健康被害認定審査会。その後直帰。夜は、"Causal Inference: What If"の勉強会でしたが、P-value functionの説明をしていただきました。

・9/27(金)は、午前外来、午後回診と会議。病院と介護事業所の会議があり、30名以上外部の事業所の方が集まってくださいました。私は突然数日前に挨拶をしろと言われ、なんとか挨拶。なんせ、自分は挨拶苦手なので院長時代から挨拶依頼するなら1ヶ月前と口を酸っぱくして言っていたのに...

・9/28(土)は5時30分起床。朝食前に某研究会の抄録を仕上げてインターネットを通じて投稿。朝食後は内科学会セルフトレーニング問題。10時過ぎに水島へ。↓のカフェに参加。




ここで、写真家の高田昭雄さんにお話と展示されている写真のお話をしていただきました。また、参加者が質問や感想を述べていました。今、街おこしで倉敷市がコンビナートを観光資源にしようとしている話が出ました。わたしも、ネットでそういう動きがあるなと知っていました。観光するのは良いけど、公害というダークサイドの話も語り継いでほしいと意見を述べました。

・写真家の高田さんのWebsiteが↓


田舎のプレッソン



・プレッソンという言葉を知らなかったので訊いてみると、写真家(アンリ・カルティエ・ブレッソン)だそうです。私でも知っているロバートキャパのお仲間だったのね。全然知りませんでした。でも、これで、またひとつ情報のご縁が広がりました。

・15,6人の参加だったと思うのですが、懐かしい人にあえたし、初めての人にも会えたし、エガッタエガッタ。

・カフェの後は、アリオ倉敷へ。昼食にフードコートでたこ焼き食べてお買い物。実はイオン散歩ならぬアリオ散歩で4kmは歩こうと思っていたのですが、5km歩けました。で、帰宅。内科学会のセルフトレーニング問題完成。で、後は、ネコたちにエサやって、花に水やって、入浴、夕食、アルコール摂取です。このブログアップ後はダラダラします。

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知らなんだ:フェニルケトン尿症にペグバリアーゼ/小学館、宝島社とアガワが悪い

フェニルケトン尿症とは、『医学書院 医学大辞典 第2版』によると↓


フェニルケトン尿症
phenylketonuria;PKU
肝臓のフェニルアラニン水酸化酵素活性が著明に低下し,フェニルアラニンからチロジンへの代謝が障害されたために生じる常染色体劣性の遺伝性疾患。血液中のフェニルアラニン濃度が上昇し,そのために精神発達の遅れが出現し,一方,皮膚および毛髪の色素の減少がみられる。血中フェニルアラニン値が20mg/dLを超える症例を古典的フェニルケトン尿症と呼ぶ。尿にはフェニルアラニン由来のフェニルピルビン酸,フェニル乳酸,フェニル酢酸の排泄が著増している。わが国では新生児マススクリーニングの対象疾患になっており,生後5~7日の血中フェニルアラニン濃度を測定し,診断が確定した症例は,低フェニルアラニン食での治療が行われる。精神発達を正常化するには生後1か月以前から治療を開始することが重要とされている。また,学童期以降でも治療を継続することが必要であり,治療を中止して知能低下が進行した例も報告されていて,最近では食事療法基準の見直しが提唱されている。なお本症では遺伝子変異の同定が進んでいる。


・で、私は、治療は食事療法のみと思っていました。ところが、治療薬があったのですね。↓の記事を読んで初めて知りました。


 フェニルケトン尿症 30歳になるまで唐揚げを口にできなかった女性…「『普通の食事』に罪悪感あった」





・ところで、小児科医でもない私が何故フェニルケトン尿症に関心があるのか?それは、生活習慣病という概念に関係します。

・私が、過去何回か生活習慣病について書いたことがあるので、熱心な読者は覚えておられるでしょうが(と書きながら、多分いない)、生活習慣病という言葉を提唱したのは1996年の公衆衛生審議会です↓



生活習慣に着目した疾病対策の基本的方向性について(意見具申)




この文書の中で下のような図がかかれています。


要因



わかりやすいといえば、分かりやすいのですが、これはかなり単純化しすぎて誤解を招くと思います。その一例が、各要因が独立しているところ。遺伝性疾患と言われているフェニルケトン尿症もそれに対応する特別な食事の提供とそれをきちんと摂取するという生活習慣で発症を予防できます。つまり、三つの要因もそれぞれ関連していると言うことです。

・まあ、こういう説明をするためにフェニルケトン尿症という典型的な遺伝性疾患を例に挙げて説明することがあるので、関心があったのです。で、新たな治療法ができて良かった。薬という「外部要因」でも遺伝性疾患の治療ができると言うことです。


以下日記

・最近、あまりにも生活が辛くて酒浸りです。現在もアルコールのみながら、この記事を書いております。

・9/23(月)は暦では休日ですが、午前中は訪問診療のため出勤。なんせ、月曜日は休みが多いので、それにあわせて訪問診療をしていると1単位の訪問件数がめちゃくちゃ増えるので、休日に仕事した方がある意味楽です。午後は、家の片付けや草刈り、木を切る作業等です。

・9/24(火)は、午前診療と夜間診療ですが、ゲロが出そうな程メッチャ忙しかった。帰宅してアルコールです。

・本日9/25(水)は、午前外来、午後回診とカンファレンス。昨日と違ってちょっと余裕がありました。帰宅後1時間ばかり"Causal Inference: What If"がよめました。後はアルコール。

・ところで、最近睡眠時間が短い。∵寝床で本を読むから。若かりし頃は寝床に入って本を読むのが楽しみで、枕元には2,3冊本がおいてありました。最近は、疲れて本を読む気力も無く寝てしまっていました。ところが、小学館や宝島社のショートショート集(そのうちの一冊)↓や阿川佐和子さんのエッセイを読むとつい面白くて0時を超えて読んでしまっています。で、寝不足。阿川さんのエッセイって、とっても共感できます。今日も読みながら眠りにつくでしょう。


老人初心者の覚悟 (中公文庫)

老人初心者の覚悟 (中公文庫)

  • 作者: 阿川佐和子
  •  中央公論新社
  •  2023/02/21

・余談ですが、阿川さんのお父さん(誰か知ってますか?)が書かれた『井上成美』『米内光政』は面白く読ませてもらいました。


井上成美(新潮文庫)

井上成美(新潮文庫)

  • 作者: 阿川 弘之
  •  新潮社
米内光政(新潮文庫)

米内光政(新潮文庫)

  • 作者: 阿川 弘之
  •  新潮社




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FYI:社会的処方白書/今日も1日家におりました

今度の金曜日に研修医へ社会的処方についての講義と近々私の住む地域の民生委員さんに社会的処方のお話をする予定なので、鋭意勉強中。その中で勉強になるのは、標題に挙げた『社会的処方白書』です。↓のサイトで観ることができます。


社会低処方

一般社団法人オレンジクロス




あとそれに関連する文献はいくつもありますが、まずは↓の一冊でしょうか。

実践 SDH診療 できることから始める健康の社会的決定要因への取り組み

実践 SDH診療 できることから始める健康の社会的決定要因への取り組み

日本プライマリ・ケア連合学会 (監修), 近藤 尚己, 西村 真紀 (編集)

  •  中外医学社
  •  2023/05/17
この標題にありますようにできることから始めたいと思っています。なので、自分の住んでいる地域で社会的処方という言葉と考え方を紹介したいと思います。そこから、なにか動き出せばよいなと考えております。
あっという間に以下日記
・本日10/22(日)も1日家の中にいました。前述の社会的処方、それから研究会の発表の準備。そしてちょっとだけModern Epidemiologyを久々に読みました。草刈り、草抜きもしたかったのですが、ちょっと雨が降って断念。(やろうと思ったときにちょうど雨が降り出した)
・ちょっと涼しくなりましたね。今までお風呂の温度を39度にしていたのですが、ちょっと寒い感じ。あと、風呂上がりにシャワーで水をかけていたのですが、ちょっとその水が冷たくなってきました。これから寒くなっていくのでしょう。
・明日は午前中仕事で訪問診療です。そのあと病院で症例発表の準備や事務作業をします。すでに現時点で明日のお昼ごはんをどうしようかと思い悩んでいます。久々に8番らーめんに行こうかしら。

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FYI:What Are E-Cigarettes?/1日引きこもり

JAMAのPatient Pageに標題のような記事がありました↓

What Are E-Cigarettes?

・いろいろ書いていますが、一言で言うなら
No tobacco products, including e-cigarettes, are safe.
です。
あと、驚いたのは、
In 2023, 2.1 million students (10% of high-school students and 4.6% of middle-school students) reported current e-cigarette use.
Some e-cigarettes can also be used to deliver cannabis and other drugs.
日本では、そうでないことを願います。
・あと熱心な読者(いるのか?)は覚えておいででしょうが、以前E-cigaretteが爆発したおという事例を紹介しましたが、
 E-cigarette use can also result in serious injury due to defective batteries that have caused fires and explosions.
と言うことです。
・「いいシガレット」などありません。タバコ会社に踊らされないように、キッパリとやめましょう。それでお金貯めたらおいしいもの食べたり旅行ができますよ。
以下日記。
・9/15(日)にブログアップしていらい、私は何をしていたのでしょう。記憶がさだかではありません(政治家の素質あり)が、過去を振り返ってみます。
・9/16(月)は敬老の日でお休み。しかし、だれも私を敬ってくれませんでした。1日講義、研究会発表の準備です。21時からに『医師による医師のためのChatGPT入門』という講義を視聴。
・9/17(火)は、routineの業務:午前外来、午後回診、夜間診療でした。
・9/18(水)は、午前外来、午後回診、夜開業医さん達との勉強会:痛風とコメレル憩室の症例発表あり。面白かったです。
・9/19(木)は午前外来、午後回診と認知症ケアチーム会議。
・9/20(金)は午前外来、午後回診、夕方研修医に胸部レントゲンの読み方講義。
・本日9/21(土)は、1日引きこもり。庭にしか出ておりません。午前中は主に社会的処方の講義準備、午後は研究会の症例発表の準備と内科学会のセルフトレーニング問題。コリャー毎年しないと医学の進歩においつけないなというい感じ。その後お風呂入って夕食、アルコール飲んで、このブログを書いております。あとちょっとした事務的な事をして22時半には寝たいと思います。

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血管性浮腫は腹痛の原因のひとつ/ひとりお医者さんごっこ

腹痛の原因って山のようにあって、診断に難渋することがあります。標題の血管性浮腫も腹痛の原因のひとつにあげないといけませんが、なかなか忙しい外来をしていると、すぐには思いつきません。なんせ、私の頭の中は、腹痛→まず大動脈解離を考える、となっているので。

・NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のようなレポートがありました。


Angioedema of the Intestines
Jian Yang, Wei Liu
Published September 11, 2024
N Engl J Med 2024;391:941 VOL. 391 NO. 1
この患者さんダナゾール(子宮内膜症に使う薬)が、効いて良かったですね。(そもそもダナゾールを使うなんて知りませんでした。いや、一度勉強したのを忘れたのかな?)
・『医学書院 医学大辞典 第2版』による血管性浮腫(→血管神経性浮腫となっていますが)の説明が↓
血管神経性浮腫
angioneurotic edema
[同義語]血管性浮腫 angioedema,クインケ浮腫 Quincke edema,巨大蕁麻疹 giant urticaria
真皮深層,皮下組織,粘膜下組織に生じる発作性,限局性の浮腫である。眼瞼,口唇,咽・喉頭,四肢に生じやすい。特発性と補体第一成分阻害因子(C1 inhibitor;C1 INH)の減少または機能不全によるものがある。特発性のものは肥満細胞の脱顆粒により生じ,しばしば他の蕁麻疹に合併する。C1 INHの異常によるものでは,補体第一成分の持続性活性化とキニン-カリクレイン系の活性化などにより症状が出現する。遺伝性のC1 INHの異常によるものを遺伝性血管神経浮腫(HANE)あるいは遺伝性血管浮腫(HAE)と呼ぶ。特発性のものは通常の蕁麻疹に準じた治療が行われる。HANEの急性発作時には必要に応じて気道確保,C1 INHの静脈注射。非発作時にはダナゾールの予防投与が有効である。
・もうちょっと詳しい説明↓
あっという間に以下日記
・この前ブログの記事をアップして幾星霜?過去を振り返ります
・9/9(月)は「普通に」に仕事:午前訪問診療、午後病棟回診、夜間診療。
・9/10(火)はも「普通に」仕事:午前外来、午後病棟回診、夜間診療。北区は19時過ぎ。夕食後35分のみ医療のAIにかんする講演を視聴。
・9/11(水)も普通に仕事。午前外来、午後病棟回診とカンファレンス。その後事務作業と一人お医者さんごっご(エコーを自分で練習)
・9/12(木)は午前外来、午後ちょっと病棟に寄って有給休暇。銀行に行ったり、コーナンで買い物したり。あとは、お勉強。20時半~22時までは、いつもの"Casuzal Inference: What If"の勉強会。
・9/13(金)は、午前外来、午後回診と研修医へ論文の読み方の講義。研修医は真面目な人ですが、ガイドライン読んどけばイイじゃないですかと言われたので、ガイドラインも「間違うんですよ、決してうのみにしてはいけない」というような趣旨でこたえておきました。帰宅後はちょっと勉強してアルコール摂取。、
・9/14(土)は、6時半にベッドから出て、朝食後1時間くらい草刈り。あとはシャワー浴びて雑務。11時に里庄町になるルコックルージュというフレンチのお店にランチに配偶者と行きました。なかなか雰囲気の良いお店でした。帰宅してちょっとお昼寝。15時頃今度は岡山(市)へ配偶者とJRをつかって行きました。まず、丸善によって文具の本の購入。その後シネマクレールで私は『デューン/砂の惑星<4kリマスター版>』、配偶者は『ボストン1947』を観て、その後『鮮寿』というお店で夕食。結構酔っ払って帰りました。
・本日9/15(月)は8時半前から12時頃まで病院へ。入院患者さんのカルテチェックして落ち着いておられることを確認して、自分の研究会発表の準備。途中ちょっとだけ病棟に顔出しました。帰りナフコによって買い物して12時25分帰宅。お昼ごはんはお好み焼き。そして、真っ昼間からビール。で、お昼寝。その後机の整理と今度の水曜日に行う労働安全衛生の講義の準備をしました。夕方ネコたちにエサやるのと花に水やるだけで汗びっしょり(これを岡山弁ではビシャコになるという)。シャワー浴びて、また、アルコール飲みながらこのブログを書いております。
・ところで、8/31、9/1と大阪の高槻でPOCUSの研修会に参加する予定でした。ところが、ノロノロ台風の影響で中止。今度、11月初めに東京であるので、それに参加する予定です。で、その予習にYouTube観たり本読んだりしていますが、自分をモデルにエコー当てたりしています。夕方診察室一室を閉め切ってプローブを胸に当てたり脚にあてたりしております。これが標題の「ひとりお医者さんごっこ」でございます。決して変なこと(どんなこと?)はしておりません。それにしても、一人でやるのは限界がある。どなたか練習台になってくれないかな?医療系の学生さんがバイトでしてくれないかしら?
・結構酔っ払っていますが、まだ20時台なので、これから研修医の講義(胸部レントゲンの読み方)のレジュメを作りたい(バージョンアップ)したいと思います。(当然シラフの時に見直します)

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FYMI:造影剤腎症/福岡DAY3:近未来の医療~どうなる、どうする~

私は気管支喘息の患者さんを多くみているので、造影検査を自分でオーダーすることはほとんど無いのですが(若かりし頃オーダーしていたら何回か気管支喘息だからダメですと断られた経験あり)、それでもたまにオーダーすることがあります。その場合、腎臓大丈夫かな?といつも思っております。↓の総説みると、以前言われたほど頻度はたかくないみたいですね。


造影剤腎症
根本 卓, 松浦 壮平, 櫻井 祐補, 山之内 大
日本血管外科学会雑誌 第33巻 第3号(2024)
【抄録】
心血管疾患の診療において,造影剤を用いて診断・治療する場面は多い.一方で,腎機能障害を併存している患者は多く,造影剤使用に苦慮する場面も多い.造影剤による直接的な尿細管障害と間接的な腎血流障害によって造影剤腎症は発症する.造影剤腎症の発症頻度は従来考えられていたよりも低いとされているが,一度造影剤腎症になると有効な治療法はなく,生命予後にも影響する可能性が指摘されている.造影剤使用前にリスク因子(慢性腎臓病・高齢・糖尿病など)を把握し,経動脈造影剤投与と経静脈造影剤投与のリスクの違いも理解しておく必要がある.リスクがある場合は,生理食塩液や重炭酸ナトリウムによる補液を行って発症予防に努め,診断できる範囲内で最小限の造影剤使用量とする必要がある.
・この論文で引用されているガイドライン↓
日本循環器学会. 腎障害患者におけるヨード造影剤使用に関するガイドラ イン
あっという間に以下日記
・本日9/8(日)は7時起床。朝食後2時間日本内科学会のセルフトレーニング問題に取り組みました。サッパリわからいものと、ほとんど一瞬でわかるものとの差が激しい。それは、じぶんのせいか?いや、多分この問題を作っている側の問題だと思うものです。この問題集の妥当性って検討されてるのかな?
・一服後"Causal Inference: What If"を訳しておりました。昼食後はいろいろ事務的な作業。大分やるべき事ができました。17時~18時15分草刈り、木を切ったり。その後シャー浴びて、夕食。そしてこのブログを書いておりますが、今のところアルコールは摂取しておりません。これから社会的処方の勉強をして22時前には寝たいと思っております。
・ところで、福岡へ行ったときのお話。第3弾。
8/23は理事会のみでしたが、8/24,25は社会医学会総会本番。内容は↓
最初は、講演を聴くだけで良かったのですが、学会のなかに次世代企画委員会というのがあって、何故か年寄りの私もはいっており、運営にかかわらないといけませんでした。具体的には高校生から大学院生の若い人達に参加してもらい小グループ(3,4人)で、議論してもらいその内容を発表してもらうというものです。今回2回目で、そのテーマが「近未来の医療~どうなる、どうする~」というものでした。私も小グループにはいってファシリテーターをしないといけなかったのです、超むずかしい。自分はしゃべらず参加者に心置きなくしゃべってもらい、かつ、それをまとめてもらう。いやー、難儀でした。でも、まあ、なんとか終わりました。
・実は、このテーマを提案したのが、私。なぜこのようなテーマを考えたかというと今年の11月初めに国際HPHカンファレンスというものが広島で開かれます。私はHPHが本当に直近の近未来のあり方だと思っていて、それに連動すればよいと考えたからです。また、副題の「どうなる、どうする」等のは、単に未来予測するのみでなく、自分たちがどのように関わればよいのかを考えてほしかったからです。とくに、参加した学生の専門がかならずしも医療系ではないので、そういう人達が未来の医療にかかわってもらいたいなとおもったからです。(医療は、医療従事者のものではないですもんね)
・無事???小グループ討論もおわり、夜は学会の「情報交換会」。まあ、お食事会ですが、食べるのみでなく、本当に情報交換をこういうときします。若い人達は飲みニケーションが嫌いな人も結構いるみたいですが、アルコールは飲まないでいいから、リラックスして食事しながらいろんな人と交流するのは、結構ためになると思います。
・情報交換会で気持ちよくなったのですが、悲しかったのが帰りのバスがなく、40分歩いてホテルまで帰ったことです。

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足底腱膜炎/福岡DAY2::「ゴッホ・アライブ」と「こうじ夜」

時々外来していて足の裏の痛みを訴える患者さんがおられます。ひょっとして、足底腱膜炎かな?と思ったり医師ますが、他の鑑別診断がなかなか思いつきません。JAMAに足底腱膜炎の患者向けの説明がありました↓


What Is Plantar Fasciitis?
『医学書院 医学大辞典 第2版』に足底痛の説明がありました↓
 足底痛
plantalgia
足底の痛みの総称。前足部では中足骨部痛,後足部では踵部痛を指す。中足骨痛は主として足の横アーチが消失して開張足を呈する横軸扁平足にみられ,そのほかにはフライバーグ病(Freiberg disease,第二ケーラー病),モートン病,関節リウマチ,痛風などが原因として挙げられる。後方では足底腱膜炎,踵骨棘,セーヴァー病などで踵部痛が生じる。
・↑に書かれている病気は、知らないものが多いです。今日の治療指針2024では↓の様な疾患が鑑別としてあげられていました。
絞扼性神経障害(足根管症候群,Baxter's neuropathy),踵部脂肪褥炎,足底線維腫症,骨髄炎,踵骨疲労骨折,腫瘍,踵骨骨端症(Sever病)など.両側性の場合は脊椎関節炎などの腱付着部炎を伴う全身性疾患を疑う.
・全然知らなかったのですが、体外衝撃波療法も治療の選択肢なのですね。わたしゃ、結石にしか使わないと思っておりました。
あっという間の以下日記
・本当に体力が無くなってきて、帰宅後ブログをかく元気が無くなっております。いつものように過去を振り返ります。
・9/2(月)は、午前訪問診療、午後病棟回診、夜間診療でした。いつもと違うのは、訪問診療に研修医が同行していたことです。車の中で、ちょっと訪問診療のコツや経験することなどお話ししました。
・9/3(火)は午前外来、午後病棟回診、夜間診療でした。ダッシュで帰って夕食を自分の部屋で食べながら、19時~20時30分まで、「戦争と医の倫理の検証を進める会」↓の連続学習会第1回「軍学共同・デュアルユースの現状と課題」に参加。
・9/4(水)は午前外来、午後回診と病棟のカンファレンス。17時から30分くらい事務長と面談。今後の自分の働き方についての要望。(早く、足抜けしたい)
・9/5(木)午前外来、午後病棟回診と医療安全員会。帰宅後"Causal Inference: What If"の勉強会。
・9/6(金)は、午前外来、午後病棟回診。16時から1時間研修医へACPの講義。
・本日9/7(土)は午前中自分の眼科受診。左目の網膜裂孔がありレーザー光凝固をしており、そのfollow。特に問題なく、次回は1年後followとなりました。帰宅後、お昼寝して夕方45分草刈り。そして、畑にレンゲの種をまきましたが、果たして来年春、花を咲かしてくれるでしょうか?入浴後飲酒。配偶者がプチプチ家出をしたので、ビールを飲みながら、久々に録画で「月曜から夜ふかし」を観ました。で、現在酔っ払いながら、このブログをかいております。
・さて、少し前になりましたが8/22-8/25まで福岡へ行ったお話の続き。
・8/23(金)は福岡2日目。午前中天神の三越で『ゴッホ・アライブ』展↓を観ました。
これもまた、プロジエクトマッピングと言われるものではないかと思います。大きな部屋にいっぱいスクリーンがあり、クラッシック音楽と共にゴッホの作品が時間の流れに合わせて(と思う)映し出されていました。マルチチャンネル・モーショングラフィックスと言うものみたいですね。知らんけど)ょっと映画館にいるような感じでした。絵がすごく拡大されて写されており、目の悪いわたしもゴッホの筆致がよく分かりました。将来このような展覧会がいろんな画家でなされるのではないでしょうか?
・上のあと天神のインキューブという雑貨屋(文房具いっぱいあり)さんへ。以前文房具のFACEBOOKで教えてもらったお店で今回2回目です。小さな手帳をかっただけです。良いなと思ったら手帳は何千円~1万円以上して、ちょっと購入を躊躇しました。その後、かき氷を食べて久留米へ。西鉄の久留米駅のフードコートで遅い昼食(ラーメン)たべて、ホテルにチェックイン。一服して久留米大学へ。そこで社会医学会の理事会。その後懇親会で、「こうじ夜」↓というお店に連れて行ってもらいました。料理もおいしく、日本酒ソムリエみたいなお姉さんがいていろいろ説明してくれて楽しかったです。また行きたいお店です。
これから、もうちょっとお酒をのんで、ダラダラしたいと思います。明日は、義夫の家の跡地の草刈りをして、その後は内科学会の問題集をしたいと思っております。

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薬物(誘発)性歯肉増殖症/福岡DAY1:キースヘリング展とteamLabo Forestを観る

内科医や歯科医なら百も承知でしょうが、クスリの副作用で歯茎が腫れることがあります。どれくらい腫れるかというと↓のレポートの写真をご覧ください。


Gingival Hyperplasia
Hiroyuki Teruya, Hiroyuki Yano, Mitsuyo Kinjo
Intern Med 63: 2475, 2024
これについての解説のサイト↓
drug-induced gingival hyperplasia(overgrowth)
薬の副作用で起こる歯ぐきの腫れ
・ココで注意しておきたいのは、歯茎の腫れと行っても、部分的な腫れではなく、結構全体的な腫れです。それにより鑑別診断がかなりことなると思います。例えば部分的な腫脹なら歯肉炎とか歯周病になるでしょうが、全体的な腫れは、白血病やウイルス感染も考えないといけないと思います。
あっという間に以下日記
・本日9/1(日)はゆっくりと7時30分起床。朝食後国際HPHカンファレンス↓の参加登録をしました。
・その後、草刈りを30分くらいしましたが、もう、汗ダク。シャワー浴びてエアコンの効いた部屋の中にいても次から次へと汗が出てバスタオルがビシャコ(岡山弁)となりました。涼みながら研修医にする講義(ACP、胸部レントゲンの読み方)や民生委員さんにする講義(社会的処方)の準備をしておりました。
・13時に家を出てイオン倉敷へ。Movixでターミネーター2を観ました。今観て観ると、科学者・技術者への批判、核兵器への批判が垣間見れました。ジャームズ・キャメロン監督(あの、タイタニックの監督)がどういう意図で作ったかは知らんけど。
・映画の後配偶者と落ち合って「廻鮮寿司しまなみ」で夕食。その後別行動で私はイオンで買い物。特に、本の「買い出し」をしました。帰宅は、20時前でした。
・お風呂入って、アルコール摂取して、このブログを書いております。
・さて、お楽しみ(?????)の8/22~8/25福岡県に行ったお話。
・8/22(木)は8時前に家を出て博多祇園のホテルに着いたのが、10時半頃。荷物をあづけて、大濠公園をとおって福岡市美術館へ。そこで、キース・ヘリング展を鑑賞。断片的に彼の作品は知っていましたが、どういう人が知らなかったのでその概要が分かって良かったです。その後いったん天神にもどり、バスで「Mark is 福岡ももち」という商業施設へ。そこの中になる「めんたいBASE」というお店で明太子の入ったパスタの昼食。その後BOSS E・ZO FUKUOKAという近くの施設に行って、teamLabo Forest FUKUOKAという「新しいミュージアム 」を観覧(と言うのかな?)。これも、プロジェクトマッピングというのかしら?定義がよく分からんけど。この場所は、避暑に来るのはなかなか良いところだと思いました。
・その後は、いったんホテルに戻り、入浴。それから、天神へ。警固にあるちょっとした知り合いのご飯屋さんへ行って雑談。そこでGoogleのマイクをタップして音楽を「聴かす」と、その曲名が出てくると言うことを、お店のオーナーから教えてもらいました。以前、写真から植物の名前がわかるというのもビックリでしたが、これはよりビックリポン。これで、いろんな場面で「この曲イイナぁ、なんというのかな?」という疑問にすぐ答えが得られます。(100%正しいわけではないけど)
・22時くらいのバス(この時間帯にバスがあるのがすごい)にのってホテルまで帰って、寝ました。
・なんせ福岡は西鉄のバスがすごい。遠い昔西鉄の路線バスに乗ったとき、都市高速にはいったので、乗り間違えたのではないかとメチャクチャビビッタ記憶があります。今度は11月に福岡へ行く予定があります。この西鉄のバスを乗りこなすようになれたらよいと思うものです。

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