SSP:40歳未満まではヤング?:ヤングケアラー支援の強化に係る法改正/プレゼン三つ準備中
・10/10(木)に私の勤める病院で「第16回 倉敷見える事例検討会」というものが開かれました。主に倉敷市玉島の南部のいろんな支援センターやNPO、介護事業所、病院職員等様々なひとがあつまてて1つの事例を検討する会です。今回のテーマがヤングケアラーでした。ヤングケアラーについては、数年前から勉強しなくてはならないと思っていましたが、自分の生活で現在切実ではないので後方に追いやっていました。しかし、先日ご紹介した↓のような本は買っていましたが、積ん読でした。
子ども・若者ケアラーの声からはじまる ヤングケアラー支援の課題
- クリエイツかもがわ
- 2022/02/25
- 単行本
・今回、この事例検討会に間に合うようにダッシュで読んで前日に読み終えることができました。検討会でも、この本が紹介できて少しは皆様のお役に立ったのではないかもしれません。(知らんけど)
・その検討会の最初に↓の資料の1枚が配られました。
ヤングケアラー支援の強化に係る法改正の経緯・施行について
その元が↓ですね。
「子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律」の一部施行について (ヤングケアラー関係)
こ支虐第 265 号 令和6年6月 12 日
こども家庭庁支援局長
・資料のなかに、<支援の対象年齢>というものがあって「子ども期(18歳未満)に加え、進学や就職の選択など、自立に向けた重要な移行期を含む若者期を切れ目なく支えるという観点からおおむね30歳未満を中心としているが、状況に応じて、40歳未満の者も対象になり得る。」と書かれております。
・最初にご紹介した本の表題が「子ども・若者ケアラー」となっているのも「はじめに」のところで「事例検討会を立ち上げた私たちは、年齢によって区分される「ヤングケアラー」という用語に代わり、子ども・若者への長期的かつ一貫した支援が必要であるという私たちの立ち位置の表明として、あえて「子ども・若者ケアラー」という連続性を示す用語を使うことを決めました。」と書かれています。
・さて、私が参加した事例検討会はなかなか面白かったのですが、倉敷市(すくなくとも玉島南)には、ヤングケアラーのpeer supportの組織・団体がなさそうでした。(少なくとも参加者は知らなかった)そういう組織の立ち上げも必要ではないかと思った次第です。(と言っても自分がするわけではないですが)
以下日記
・10/8(火)は通常の業務。朝勉と帰宅してからの勉強(夜勉とでもいいましょうか)で上記ヤングケアラーの本を読みました。
・10/9(水)も↑に同じ。
・10/10(木)午前外来、午後回診と産業医面談。夕方前述の事例検討会。夜はZOOMで"Causal Inference: What If"の勉強会。なかなか、しんどい。
・10/11(金)は午前外来、午後から有給休暇で帰宅。3つのプレゼン(来週の開業医さんとの勉強会の発表準備、来週の医療安全の講義、10/19大学院でやらせてもらう私の生誕66周年記念講演)の準備でした。
・本日10/12(土)は7時前に起床し、上記三つの準備。12時半まえに病院から電話あり、訪問診療している患者さんの状態が悪化ということで、ご自宅に訪問。その後病院にちょっと寄って帰宅。それからまた、上記プレゼンの準備と『ナッジ』の本を読んでおりました。18時半頃お風呂入って夕食摂って、アルコールをいただきながらこのブログを書いております。
・韓国旅行の旅を書こうと思っておりましたが、もう既にかなり酔っ払っているので、明日にします。明日は、呼び出しが無いはずなので、少なくともプレゼンの二つはほぼ仕上がるでしょう、仕上げたい、しあがったらいいな...