・熱心な読者なら覚えておられるでしょうが、私は2回(右脚、左脚)に深部静脈血栓ができました。で、ずっと抗凝固剤の内服と弾性ストッキングを着用しています。で、今年1月に以下の様なガイドラインが出ておりました。ご参考までにシェア↓
静脈疾患における圧迫療法ガイドライン2025
・当然(?)まだ、全部は読んでおりません。で、以下メインの話からちょっと、はずれるが面白いと思ったところ:CQ8で、弾性ストッキング着用が静脈血栓後症候群の予防に有用ではなかったという大規模RCTの問題点を指摘しており、なかなか痛快でした。なんで、痛快かというとRCT至上主義というものがはびこっていると感じており、それに対して(直截そう言っているわけではありませんが)注意喚起しているからです。(多分、最近はそういうのは是正されつつある・・・と信じたい)ここの箇所、研修医に講義するときRCTって、その研究デザインだけで評価せず、中味も観ないといけないよというネタに使えそうな気がします。
あっという間に以下日記
・現在、体と心がつかれておりブログがなかなか書けませんでした。今夜はちょっと時間と心の余裕ができたので久々にアップしました。いったいいつから記事はかいてなかったかな?例によって、過去を簡単に振り返ります。
・2/3(月)は普通に仕事。夜に"Causal Inference: What If"読む。
・2/4(火)は、午前外来。この時お一人入院。午後回診。夜間診療。終了間際に私が訪問診療している患者さんが救急搬入され20時前まで対応。
・2/5(水)午前外来中昨日午前中に入院していただいた患者さんが急変。外来は、他の方々に任せて対応。残念ながらお亡くなりに。午後はカンファレンス、夜間診療。心がおれました。
・2/6(木)は午前外来、午後は珍しく会議、カンファレンスがなく病棟業務に専念できました。しかし、心と体がしんどい。帰宅後は20時30分~22時までZOOMで"Causal Inference: What If"の勉強会。(主に操作変数)
・本日2/7(金)は午前外来。午後は水島へ行って手話通訳者さんの頸肩腕障害健診。その後玉島へもどって仕事。帰宅するとき車の上に雪が積もっていました。我が家に帰ると庭と周りの畑に積雪。明日福山に行かないといけないのにどうなるか心配。
・22時には寝て、明日は早く起きて天候や道路の具合を見て何時にでてどうやって福山に行くか検討いたします。