お酒のみでγ-GTPのみ高くても一度は腹部エコーを/多分初体験
症例1は60代男性,職場健診でγ-GTPのみの上昇を指摘され前医を受診,適量以上の飲酒習慣があったため,当初MetALDが疑われたが,禁酒していたにも拘わらず3カ月後に肝障害の増悪を認め当科に紹介となった.精査の結果,肝門部領域胆管癌の診断であった.症例2は60代男性,職場健診でγ-GTPのみの上昇を指摘され,3カ月後に当科を受診した.飲酒習慣はなかったが,脂肪肝の既往があったため当初MASLD由来を疑ったが,再検査で肝障害の増悪を認めた.精査の結果,膵尾部癌の診断であった.稀に健診や人間ドックの肝機能障害を契機に胆膵領域の悪性腫瘍が見つかることがあり,注意が必要と考え報告する.
・と言うことで、エコーは勧めましょう。腫瘍マーカーまですべきか否か迷うところですが、ハイリスクの人はした方が良いでしょうね。
あっという間に以下日記
・昨日2/10(月)午前は訪問診療、午後は病棟回診、夜間診療でした。(土)(日)病状が心配で診に行っていた患者さん(複数)が、落ち着いており、検査データも改善しており安心しました。で、熱心な私のファンの方ならfacebookもみられていると思いますが、朝のご挨拶の投稿で今日から禁酒ですと書きましたが、何かホッとしてお酒が飲みたくなって、飲酒してしまいました。
・本日2/11(火)は前日から、今日は病院に行かないでおこうと固く決意しておりました。自分の健康管理のためです。で、午前中は、ちょっとお勉強。昼前から岡山市へ出かけました。丸善よって、うどん屋さんで昼食摂って、14時から16時くらいまで、ルネスホールで『マンドリンとハープ 魅惑の調べ』というコンサート(マンドリン:伊丹典子さん、ハープ:小原彩乃さん)に参加(と言うのかな?)。多分生まれて初めてハープの生演奏を聴きました。(ひょっとしたら、聴いていたかもしれないけど忘れている)音色がきれいというか優しいというか...心地よかったです。
・帰りは、イオン岡山によってちょっとした買い物して帰宅。悲しいことにまた沿線火災で電車が遅れておりました。この前福山で沿線火災でかなりおくれ、その前は大雨で電車がうごなかくなって車で迎えに来てもらったり。まあ、本があって、お腹すいてなければよろしいのです。
・で、↓の本を読み終えることができました。

家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平 (岩波現代文庫)
- 上野 千鶴子
- 岩波書店
- 発売日: 2009/5/15