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上手な外来のかかり方

・昨日11/19(土)に、高松市の中央図書館(サンクリスタル高松)で、『上手な外来のかかりかたと良い医療の作り方』という市民向けの講演を行いました。(放送大学香川学習センターの市民向けの公開講座)どこの馬の骨とも分からない無名の一臨床医である私の講演にどれだけ人が集まるか、それもお天気が悪かったので、10名くらいしか人が集まらなかったらどうしようと思っていましたが、幸い50名位?の市民の方に集まっていただけました。(この「集客力」は放送大学の力ですね)これから何回かに分けてそのお話の内容を書いてみたいと思います。

・まず、外来のかかり方ですが、①お薬手帳を持参する②メモを活用するということをお話ししました。加えて、リビング・ウィルというかエンディングノートというか事前指示書というものを保険証、お薬手帳と一緒に「三点セット」として分かるところにおいておきましょうとお話ししました。

・お薬手帳については、その意義(薬の相互作用や副作用のチェック、災害時カルテが無くても役に立つ等)についてと、最近eお薬手帳(スマートフォン用のアプリがあるというご紹介をしました。↓

 http://www-eokusuri.nichiyaku.or.jp/

・メモについては、まず①要望②質問③不安/こまっていることを書いて持って行きましょう。また、医者に言われたことはメモしましょうというお話をしました。メモについては、定型的なフォーマットを紹介している本もあったので、その紹介もしました↓


伝え上手な患者になる! ──「医者と何を話してよいかわからない」あなたへ【便利な3つの「気持ち伝達シート」つき】

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  • 作者: 平松 類
  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2012/04/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 


誰も教えてくれなかった医者のかかり方完全マニュアル

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  • 作者: おのころ心平
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2014/01/25
  • メディア: 新書

 

・あと、自分が意識が無くて救急搬入されたときとか、判断能力が低下してきたときのために、リビングウィル、エンディングノート、事前指示書等いろいろ呼び方はあるけれど、①急変時や終末期の自分の希望②自分が判断出来ない場合、代わりに判断してもらう代理人を指名しておく、ということを書きましょうとお話ししました。このとき、先月宮崎へ研究会で行ったときに知った宮崎市の「わたしの想いをつなぐシート」という手帳の紹介もしました。で、これは単にこの手帳を書けば良いというものでは無く、終末期を家族と考え、また、地域で考えていくツールにするものだというような事も言ったつもりです。(でも、時間なく早口で話したので伝わったかな?)

 ・とりあえず前半は以上のような話をしました。(続く...と思う)

 

以下日記

・11/18(金)は午前外来、午後外来でした。帰宅は19時過ぎ。何か疲労がたまっております。しかし、帰ってから次の日の市民講座のパワーポイントの最終チェック。

・11/19(土)は、朝一で高松へ。小市民の私が奮発してマリンライナーの指定席(グリーン)を購入しました(って、980円)何と乗客私一人。10時40分頃着。で、私を講師に推薦してくださった香川大学の先生が迎えに来てくれて、一緒に『ダリ展』へ↓

https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/exhibitions/ex/20161112.html

・その後「風月」といううどん屋さんで昼食。外までの行列はありませんでしたが、店内でしばらく待ち→『かしわ天ざる』というのが有名と言うことで頼みました。かしわ天の量が多いっ!付け汁おいしい。また、かけうどんのお汁がおいしくて印象に残りました。その後商店街ぶらついてちょっと買い物。そして、講演会場へ。割と人がいっぱい集まってくださってよかった。90分近く話をして、いくらか質疑応答有り、お一人からpptのコピーが欲しいという申し出も有り、まあ、それなりに良かったかなと。その後放送大学の施設を見学、所長先生と懇談し、まじめなミッションは終了。それから「遊び」になるのですが、そのことについては、また後日の日記に。こうご期待。(ナンチャッテ・・・死語)

 

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