胸膜プラークの変化/患者さんと握手してウンがついた
配偶者のおかげで『医師のためのリベラルアーツ』が読めた

ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ−感情に触れる医師が働き方改革時代に身につけたい倫理観
- 湯浅 正太
- メジカルビュー社
- 2022/06/09
FYI: Heat at work – Guidance for workplaces/二胡を聴く
上葉優位の自己免疫性肺胞蛋白症/5年以上ぶりに将棋でワクワク
Mayu Goda , Yuki Takigawa , Keiichi Fujiwara,Yoko Shinno
Intern Med 62: 1569-1570, 2023
https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/62/10/62_0226-22/_pdf/-char/ja
While My Guitar Gently Weeps (Taken from Concert For George)
2021 Remaster "While My Guitar Gently Weeps" with Prince, Tom Petty, Jeff Lynne and Steve Winwood
これまた、PrinceのCD買っちゃいましたよ。(遠い昔のLPは持っております)
・今日あとは、眠くなるまでYouTubeの音楽をアルコールを飲みながらきいております。
竿燈で血栓/長年探し求めていた曲に巡り会う
竿燈演技による外因性圧迫が原因と考えられた右鎖骨下静脈血栓症の1例
栗原 茉莉子, 阿部 起実, 岩谷 真人, 石田 秀明, 照井 元
日本内科学会雑誌111 巻 (2022) 3 号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/111/3/111_599/_article/-char/ja
【抄録】
症例は40歳,男性.右上腕腫脹と胸部苦悶感で当院を受診し,右鎖骨下静脈血栓症と多発性肺血栓塞栓症と診断し入院治療を行った.血栓性素因となる疾患はなく,原因として竿燈演技の竿の位置による外因性圧迫が疑われた.肩の圧迫部位を変えて検証実験を行ったところ,超音波検査で鎖骨下静脈の血流阻害の所見を認めた.竿燈演技において,竿を乗せる位置を誤ることで上肢深部静脈血栓症のリスクになり得ると考えられた.
・ところで、皆様、竿燈という漢字読めましたか?「かんとう」と読むんだそうですね。TVでこのお祭りチラリと見たことはあり、「すごいな」と思っていただけですが、プロは、こういう行為でこのような健康リスクが起こりうると発想しなければなりませんね。(←ホンマカーッ?)二次性上肢深部静脈血栓症の原因としては,カテーテル関連(中心静脈カテーテル,ペースメーカー等),悪性腫瘍関連(物理的な静脈圧迫,凝固異常)上肢や肩部の手術・外傷,妊娠,経口避妊薬,卵巣過剰刺激症候群等
ウーン、妊娠もこういうリスクがあるのね。1875年にPagetが原発性の鎖骨下静脈血栓症を初めて報告し,1884年にvon Schroetterが反復性上肢運動による胸郭出口部での静脈圧迫から生じた鎖骨下・腋窩静脈血栓症を報告した3.以降,上肢の激しい運動・反復性の運動による鎖骨下・腋窩静脈の内膜損傷が原因となって血栓症をきたす疾患は,Paget-Schroetter症候群あるいは労作性血栓症(effort thrombosis)と呼ばれている.この労作性の病態では胸郭出口で圧迫を受けることが多いため,文献によってはPaget-Schroetter症候群を主に静脈性胸郭出口症候群に伴った血栓症として用いている.一方で,Pagetの報告に基づいて,Paget-Schroetter症候群を原発性UE-DVTと同義的に用いている報告がある.しかし,原発性UE-DVTには,運動に伴う病態以外に,運動とは無関係で原因が不明な特発性血栓症も含まれる.本報告においては混乱を避けるため,Paget-Schroetter症候群の用語は使わずに,労作性症例という用語を用いた.
*余談ですが、上記のように○○症候群という言葉は結構多義的に使われていることが多く、初学者が混乱しますよね。
・竿燈に限らず肩に重い物を載せる職業や趣味?は、このようなリスクがあると考えておかないといけませんね。
以下日記
・これまた、久々のブログです。また、簡単に過去を振り返ろうと思いますが、既にいろいろ忘れている...
・5/8(月)は午前訪問診療、午後回診、夜間診療でした。
・5/9(火)は午前外来、午後回診、途中1時間ZOOMで大学院のCritical Appraisalに参加。帰宅後は20時~22時までZOOMで"Causal Inference: What If"の勉強会。新しい人が参加してくれて孔子のように嬉しかった。(突然孔子が出てきたのは、「学而」を思い出したから)
・5/10(水)は午前外来、午後回診とカンファレンス、夜間診療。
・5/11(木)は午前水島で産業医学科外来.午後玉島で回診、医療安全員会、総括会議。
・5/12(金)は午前外来、午後回診、18時から1時間強ZOOMで会議。その後帰宅。勉強ちょっとしてから、アルコール飲みながらYouTubeの音楽を0時過ぎまで聴いておりました。
・本日5/13(土)は6時26分起床。朝1時間半弱"Causal Inference: What If"を読んで、それから1時間弱家の周辺の草刈り。それから配偶者と遙照山温泉へ。久しぶりに長々と湯船につかりました。帰宅後朝食摂って内科学会のアーカイブ視聴。それから遅めのお昼寝。起きてから片づけ。夕食は金光のすし丸へ。それからちょこっと論文書いて、現在アルコール飲みながらこのブログ書いております。
・最近はYouTubeで結構音楽を聴いております。で、最近良かったことは人造人間キカイダーのジローの登場の時にギターの曲が聴けたこと↓ ずーーーーっと、この曲って何だろうと思っていたのですが、渡辺宙明というひとのオリジナル曲なのですね。思いっきりクラッシックの曲みたい↓
https://www.youtube.com/watch?v=KTH4lvauP3U
・さて、これからもアルコール飲みながらYouTubeを視聴しましょう。
鉛中毒による鉛縁とドロップハンド/家庭の事情でゴールデンウィークは、ほぼ毎日病院へ行っておりました
Lead Poisoning
Siddhartha Dhar, Divyani Garg
N Engl J Med 2023; 388:e63 May 4, 2023
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm2210842
写真は、鉛中毒で有名?な歯肉のleadl line(鉛線)=Burton lineとドロップハンド(橈骨神経麻痺)ですね。
患者さんは、鉛蓄電池の工場で働かれていたのですね。(インドの事例と思われます)
・厚生労働省の報告で↓のようなものもありました。
廃バッテリーから鉛を精製する工程において慢性鉛中毒
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=100374
以下日記
・5/1から日記を書いておりませんでした。ゴールデンウィークを総括するとほとんど病院に行っておりました。仕事熱心と言うよりは家庭の事情です。(家に居場所がなかったわけではありません)とりあえず、過去を振り返ります。
・5/1(月)は午前訪問診療。午後回診、夜間診療でした。
・5/2(火)は午前外来、午後は「病欠」のDr.の代わりに臨時で訪問診療。たった3名の患者さんなのですが、縁婦だったり処置があったりで、時間がかかりました。病院に戻ってからもいろいろ処理があって、その後病棟へ行って帰宅は20時前。20時~22時まではZOOMで"Causal Inference: What If"の勉強会。
・5/3(水)は病院にはいかず1日家にいました。午前は勉強、昼から庭の草抜きと家の中の掃除。朝、配偶者から給湯器が壊れていると言われました。もともと給湯器が古くて全面的に交換しないという話はしていたのですが、結構それには手間がかかるみたいで...直近の問題はお風呂。配偶者はほぼ毎日スポーツクラブに行ってそこでお風呂入って帰ってくるので良いのですが、私はどうするか?この日は夜間と鍋でお湯を沸かして湯触につぎたしていきました。その作業中熱湯が掌に飛び散ってあわややけど。30分間氷で冷やしました。翌日特にやけどになってなくてエガッタエガッタ。
・5/4(木)は午前中勉強、それから草抜き。15時20分病院に行って回診。幸い皆さん落ち着かれていました。その後近くの公園でwalkingして病院でシャワーあべて帰宅。それから医療生協の新聞を配偶者と配りました。
・5/5(金)は何と8時20分起床と寝過ぎ。資源ゴミの日であわてて回収上は段ボールやプラスチック等持っていきました。で、午前中勉強、その後草抜き。午後内科学会総会の講演のアーカイブを視聴。15時20分ころ家を出て玉島陶というところの患者さん宅訪問。(4/30訪問したときルスだったので・・・実は在宅だったけどピンポンがきこえなかったとのこと)この時は電話して訪問。庭のツツジをみせてもらい、その枝をもらいました。我が家で挿し木にしようと思うのですが、果たした育つか?その後病院へ。外来の電子カルテで入院患者さんの病状チェック。おちついていたので外来で事務作業、その後シャワー浴びて帰宅。帰宅後JRで倉敷へ。配偶者と落ち合い「いわ栄」という中庄の回転寿司屋さんへ。しかし、満員。諦めて中島の娘娘という中華料理屋さんへ。若かりし頃は非常ーによく言っていたところですが、今回何年ぶりでしょうか?お腹いっぱいいただきました。多分連休らしくしたのはこの時のみかな?
・5/6(金)も午前勉強。午後は掃除。夕方病院へ。やはり外来で電子カルテチェックして入院患者さんが落ち着いていることを確認して外来で事務作業。なんと気がついたら3時間近くしていました。若かりし頃仕事が終わってから症例をまとめる作業をしていて気がつけば夜中の1時2時になっていたことを思い出しました。集中力が年と共に低下していると思っていたのですが、多分それなりに休んでいると集中力もつづくねと思った次第。で、シャワー浴びて帰宅。
・本日5/7(日)は7時起床。朝食後お勉強。その後掃除。病院へは、3時間弱いました。実際に患者さんを回診。幸い皆様落ち着いておられました。そして事務作業。そしてシャワー浴びて帰宅です。ほぼ毎日病院にいっていたのは、半分は給湯器が壊れてお風呂に入れないという家庭の事情でした。でも、処理しないといけない事務作業もいっぱいあるのも事実です。(あまりにも当然ですが、入院患者さんが気になる)
・これからちょっとだけお酒のみのみたまっている資料に目を通して22時台には寝たいと思います。
水タバコによる一酸化炭素中毒/またナヴィにやられちまった
FYMI: 自閉スペクトラム症 (ASD) の特性理解/時間と髪が無い上に、最悪の出来事
自閉スペクトラム症 (autism spectrum disorder : ASD) は, 社会的コミュニケーションおよび対人相互性反応の障害, 興味の限局と常同的・反復的行動を主徴とし, 乳幼児期に発現する精神発達の障害である. DSM-Ⅳでは広汎性発達障害という上位概念のもとに, 自閉症, アスペルガー障害, 特定不能の広汎性発達障害などの下位分類が存在したが, DSM-5ではASDという概念で統一された. 近年, ASDへの関心と需要が高まっている一方で, 十分な診療が行われているとは言い難いのが現状である.本稿では, 自閉スペクトラム症について, ①概念の変遷, ②診断と臨床像, ③治療, ④経過と予後, ⑤心身医学におけるASDの特性理解について述べてみたい.
・特に解説や感想なく、あっという間に以下日記
・最近本当にブログが書けなくなってきています。やらないといけないことが増えております。仕事では、訪問診療をするようになりました。訪問診療って、その時限りではなく、結構問い合わせが来たりしたり、臨時で受診されて入院になって主治医になるというケースもあります。また、出ないと行けない会議が2つ増えました。で、町内会の会計やって、自分で今年は英語の論文1つ、日本語の論文1つ書くと決めていて、そんでもって、大学院の週に2回のCritical Appraisalに極力出ようと思っていて、最も大事にしている週1回の"Causal Inference: What If"の勉強会の予習があるし、くさぬきしないといけないし...ああ、時間と髪がほしい。
・とりあえず簡単に過去を振り返ってみましょう。
・4/24(月)は、午前訪問診療、午後回診、夜間診療でした。
・4/25(火)は、午前外来、午後回診、間でCA参加。帰宅後19時半から2時間"What If"の勉強会。
・4/26(水)は、午前外来、午後回診とカンファレンス、夜間診療。
・4/27(木)はまず朝早く玉島へよって重症の患者さん診て水島へ行って午前産業医学科外来.午後倉敷市役所で公害健康被害認定審査会。終わって玉島へもどって回診。
・4/28(金)は、午前外来、午後回診、夕方ご家族に病状説明。ダッシュで帰って18時~45分位呼吸器疾患研究会の会議。
・4/29(土)は、6時過ぎに起きて朝食後7時過ぎから9時前まで"What If"を読みながら訳していました。その後町内会で必要な買い物してちょっと町内の公会堂へよって時計と換気扇の「メインテナンス」して帰宅。その後書類の整理。午後は町内会の会計処理。16時頃その書類を町内会長さんのところに持って行って、ちょっとだけ打ち合わせ。その後配偶者と水島の方まで焼き肉を食べに行きました。初めてのお店ですが、いまいちでした。18時半頃帰宅し、ネコたちに餌やりに行って20分弱草抜き。そして、現在一服してこのブログを書いております。これからお風呂入って、英語の論文1つ読んで、その後は「自由だーっ!!」。久々のアルコールを飲みたいと思います。
・明日は早く起きて病院にちょっと寄ってこようと思っています。2日も患者さんを診ずに月曜日を迎えるのが怖いのです。
・それにしても本日最悪だったのは、財布を大便器に落としてしまったこと。大便をしていたわけではないので、ウンはつきませんでしたが、ちょっと外と中の札がぬれてしまいました。ああ、今年に入って(今のところ)最悪の出来事でした。そろそろ財布を変えようかとおもっていたので、本日から新しい財布にします。(なんかそれも表面スベスベしていて、落としそう)
肋間の左右差を見るのも大事ね:癒合肋骨の話/今、おれ、モテ期、但し高齢者に限る
Congenital Rib Synostosis in an Adult
Yusuke Sunanaga, Shima Sunanaga, Seiichiro Tajima, Toshiaki Nagai
Intern Med 62: 1249-1250, 2023
https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/62/8/62_0488-22/_article/-char/ja
Congenital costal fusion can be misinterpreted as lesions on chest X-ray
Masaki Tago , Hidetoshi Aihara, Motoshi Fujiwara, Shu-ichi Yamashita
BMJ Case Rep 2021;14:e242834. doi:10.1136/bcr-2021-242834
https://casereports.bmj.com/content/14/6/e242834
二つ目の論文の学ぶべき点↓
Learning points
・Congenital costal fusion can be misinterpreted as lesions on chest X-ray.
・Physicians should first carefully check the differences between the left and right sides of the intercostal space and rib cage on physical examination and chest X-ray rather than quickly perform CT under suspicion of mass lesions
・また本文中の↓は、言われてみれば、そうですねと思いました。
If opacity is seen in the intercostal space on chest X-ray, physicians should first carefully check the differences between the left and right sides of the intercostal space
以下日記
・これまた、久しぶりのブログです。過去でなく明日からのことを考えてみると(火)(水)(木)と帰宅後Webで勉強会、講演会、会議が月曜日以外毎日です。(土)(日)は講演で無理に視聴しなくても良いですが、それなら今の医学の進歩においてかれます。ただ、(土)(日)はすこし余裕あり。日曜の夜に地域時近いの久々の会合がありますが...で、過去を振り返ります。
・4/17(月)は午前訪問診療、午後回診、夜間診療。
・4/18(火)は、午前外来、午後回診。その間1時間宿直室にこもってZOOMでCritical Appraisal参加。帰宅後は19時半~21時半までZOOMで"Causal Inference: What If"勉強会。
・4/19(水)は午前外来、午後回診、病状説明、カンファレンス、夜間診療、開業医さん達との勉強会で帰宅は21時半頃。
・4/20(木)は、午前外来、午後回診と認知症の会議。18時過ぎ病院出て天草公園(熊本県ではない。浅口市)でWalkingして帰宅。
・4/21(金)は、午前外来、午後回診。カンファレンス。昨日同様帰り道天草公園によってWalkingして帰宅。
・4/22(土)は、お休み。午前は勉強。午後お出かけ。と言っても市役所のストックヤードに資源ゴミ出して、買い物。天気が良かったので玄関に座って猫二匹に囲まれ憧れの「青空」ビール。で、少し庭の草抜き短時間。その後町内会の会計処理して、ビールの酔いが覚めた(??)頃草刈り。
・4/22(日)午前4時半頃病院から電話で起こされ、二度寝して起床は8時40分。午前中勉強と洗濯。午後からZOOMで「戦争と医の倫理シンポジウム」を4時まで視聴。それから町内会の会計の資料作成。17時半~18時45分くらいまで町内会の役員会議。その後ネコたちにエサやって入浴、夕食。アルコールをいただいています。明日からまた、禁酒です。マーク・トウェインの禁煙と一緒で、何回も禁酒はできますよ。
・ところで、最近の自分のトピックスは、今、モテ期。10年位前もそうじゃないかなと思ったことがあったのですが、最近は外来で高齢女性から「先生の顔を見るとほっとします」とか、「癒やされます」とかよく言われます。(そういやー、「おもしろい」ともいわれましたな)残念ながら私の好きな熟女からは、そうは言ってもらえません。しかし、何歳であろうと人様から、そう言われることは嬉しいことです。しかし、なんでやろ?どこがよいのかな?と疑問に思うのものです。