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オスラー-ランデュ-ウェーバー病による出血/現在入院中

 ・オスラー-ランデュ-ウェーバー病は、短くオスラー病とか名前の順番が変わってランデュ-オスラー-ウェーバー症候群とか人の名前ではなく遺伝性出血性毛細血管拡張とかいわれている疾患で、『医学書院 医学大辞典 第2版』によると↓


遺伝性出血性毛細血管拡張
hereditary hemorrhagic telangiectasia
[同義語]ランデュ-オスラー-ウェーバー症候群 Rendu-Osler-Weber syndrome,オスラー病 Osler disease
皮膚,粘膜および内臓器官に毛細血管拡張性の微小血管腫を多数生じ,その部位からの出血を繰り返す遺伝性疾患。常染色体優性遺伝で,末梢動静脈吻合部位の形成異常による全身性疾患と考えられる。菲薄な拡張血管が上皮下に存在するため損傷を受けやすく,これが破綻した場合には容易に出血する。顔面,口唇,手指,爪甲下,手掌,胸,背など上半身に多い。粘膜では鼻腔,舌,口唇,口蓋,眼瞼結膜などに,内臓では消化管粘膜,肺,肝臓,脾臓,尿路などに生じる


・それによって貧血がおこったというレポート↓


Osler-Weber-Rendu Disease: Unexpected Cause of Anemia


Takahiro Kobayashi, Sano Ishiyama and Yosuke Ono


Intern Med 62: 955-956, 2023





・実は、わたしはこの短いレポートを読んでみて、著者らがどういうことに重きを置いて訴えたいのかよく分かりませんでした。標題から意外な貧血の原因ということですが、舌や指みたら分かると思うのですが...最後の結論もそりゃそうでしょうねという感じでしたが、原因不明の貧血は舌と指をしっかり見ましょうということでしょうか。それともこの疾患は貧血を起こしにくいのでしょうか?血液検査では、貧血があって、血清鉄正常、フェリチン低値ということですが、これは潜在性鉄欠乏状態を示しているということでしょうが、そういうこともこの病気の特徴ですよということでしょうか?教科書でしか見たことないので、よう分かりません。

・原因のよく分からない貧血みたら舌と指は意識しないとみないといけないという教訓はいただきました。




以下日記

・昨日3/22(水)は、7時過ぎに病院に行って患者さんみて8時から病院の通用門でビラ配りしました。その後午前外来、午後回診とカンファレンス、夜間診療、事務作業して帰宅は20時17分。いつものことしたあと入院の準備しておりました。

・本日3/23(木)は、午前外来。早く終わらせたかったのですが、予約外の患者さんが入院となったのと、ちょっと時間のかっかる患者さんで14時頃までかかりました。(午前外来じゃありませんな)その後ちょっと病棟よって、水島へ。15時過ぎから入院。大腸ファイバーの検査入院です。ほとんどすることがなく↓の本を読み終えることができました。


信頼学の教室 (講談社現代新書)

信頼学の教室 (講談社現代新書)

  • 中谷内一也
  • 講談社
  •  2015/12/25







・現時点での入院中のトピックスは、薬剤師さんがやってこられて「薬剤師の○○です」と挨拶されたので、「患者の道端です」とオヤジギャグでかえしたことでしょうか。

・19時から1時間強ZOOMで社会医学会の委員会の会議(ノートパソコンとルーターもってきております)。今度の若手向け企画のお話。その後ちょっと調べ物をしてこのブログを書いております。これからもうちょっとだけ文献の検索をして寝ます。果たして明日は無事に帰れるか、それとも癌が見つかって生活が一変するか?何時もの呪文を唱えます:インシャラーメンダブツ。


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ビスホスホネート製剤が原因と考えられた外耳道真珠腫/久々の生演奏

まず私は真珠腫というものは内耳にできると思っておりましたが、外耳にもできるのですね.外耳道真珠腫とは『医学書院 医学大辞典 第2版』によると↓


 外耳道真珠腫
ear canal cholesteatoma
[略語]EACC
外耳道に角化物の異常堆積と骨破壊を伴った,外耳道扁平上皮の限局的浸潤であるが,真の腫瘍ではない。組織学的には重層角化扁平上皮および上皮化に肉芽組織を伴っている。トインビー(Toynbee J,1860)により最初に報告された病態であり,発症原因が不詳の一次的および局所外傷,炎症,中耳炎手術後などに起こる二次的真珠腫に大別される。鼓膜より1~5mm離れた後下外耳道に一側性に生じることが多く,病変周囲の外耳道や鼓膜は正常である。稀な疾患で耳疾患患者の10/9950の頻度である(Anthony PFら,1992)。症状は慢性の耳漏や耳痛,耳閉感などであるが,外耳道から中耳腔に伸展する場合には,中耳真珠腫同様の合併症が生じる。外耳道悪性腫瘍などとの鑑別が必要であるが,外耳道局所所見およびX線・CT所見,組織検査で容易に診断される。治療は手術療法による真珠腫の全摘出術であり,外耳道再建や症例により鼓室形成術が行われる。外耳道に異常にケラチンの堆積が生じる閉塞性角化症(ラkeratosis obturans)とは病理組織学上,明確に区別される
・もうちょっと詳しい解説は↓
・そんでもってビスホスホネート製剤(骨粗鬆症や癌の骨転移に使用する薬)の顎骨壊死という副作用は知っておりましたが、外耳道真珠腫という副作用もあるのですね.2,3のビスホスホネート製剤の添付文書見たら、外耳道真珠腫よりも外耳道骨壊死というのがのっておりましたが...
それはさておき↓のようなレポートがありました



ビスホスホネート製剤が原因と考えられた外耳道真珠腫症例の検討
首藤 洋行, 中島 俊之, 進 武幹
   耳鼻と臨床 67 巻 (2021) 6 号
【抄録】

 

ビスホスホネート製剤(以下、BP 製剤)の重大な副作用として外耳道骨壊死・外耳道真珠腫が知られているが、症例報告数はいまだに少ない。BP 製剤は強力な骨吸収抑制作用を有しており、骨粗鬆症や骨転移を有する癌患者に対する第一選択薬であるため、高齢化著しい本邦では今後ますます BP 製剤使用者は増加すると予想される。今回、われわれは BP 製剤が原因と考えられる外耳道真珠腫 10 例を経験した。また、本症例と渉猟し得た既報告 19 例との臨床的な進展度分類による比較検討を行ったが、両報告共に多くは高齢女性に発症し、いずれも長期間にわたり BP 製剤を使用していた。進展度と投与期間は逆の相関を示しており、投与期間が長くても必ずしも病状が進行するとは限らないことが分かった。進展度に関係なく、片側発症例が多く、外耳道下壁から前下壁に好発する傾向があった。本症例は全例、局所処置のみで上皮化を得たが、既報告例では治療別や進展度別にみた治療後経過は一定ではなかった。今後、症例数の蓄積により診療方針が定まるのを期待したいが、現時点では BP 製剤使用の有無の確認を怠らずに、外耳道真珠腫・骨壊死の早期発見に努め、必要に応じて整形外科や内科と連携し治療方針を検討することが重要である。

 

・内科外来していて患者さんが耳漏や耳の痛み、難聴を訴えたら、ビスホスホネート製剤の内服状況は訊いておかないといけませんね.

 

以下日記

・昨日3/20(月)は、午前訪問診療、午後回診、夜間診療でした.

・本日3/21(火)は、8時から11時まで病院へ行って「仕事」、帰宅.ちょうどWBCの日本、メキシコ戦を配偶者が診ており9回裏の始まり.何と5対4で日本が負けているではないですか.思わず観てしまいました.しかーし大谷さんが塁に出て、次が四球で1,2塁になってなって村神様がヒットを打って逆転.素晴らしい.ちょっと涙が出ました.(私は、ほとんど野球はみないんですけどね)その後朝食を挟んで雑務.14時に家を出て15時から17時過ぎまで倉敷管弦楽団演奏会.多分昨年1996カルテットの演奏会聴いて以来の生演奏でしょう.前半はオーソドックスなクラッシック、後半がジブリの音楽で、私は後半が良かったです.久石譲さんのCDがほしくなりました.その後アリオまで歩いて行って買い物.配偶者と合流しコメダ珈琲店で夕食.20時過ぎに帰宅しネコたちに餌をやり、入浴し、木曜日からの入院準備.で、アルコール飲みながらこのブログを書いております.

・明日は早いのでこれから歯磨きしてサッサと寝ます.(と言っても23時前ですが)


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悶え神・・・『水俣曼荼羅』鑑賞

今日は日記のようなものです.

・今朝は7時半頃病院に行って重症の患者さん診て8時20分には病院出て、JRで岡山へ.10時半から19時過ぎまで映画「水俣曼荼羅」↓とその後のトークショー(原監督と頼藤教授)に参加しました.於天神山




・原一男監督は「ゆきゆきて、神軍」(私、観てはおりません)の監督ということで知っていましたが、すっごい「とがった」、アグレッシブな人だろうなと勝手に想像していましたが、全然そうではありませんでした.(内面は知らんけど)お話は(長いけど)おもしろく、芸術家ってこういうひとなのかなぁと思いました.

・映画は372分.最初聞いたとき、頻尿の私は観れんわとおもいましたが、大体2時間ずつに分かれていたので、それなら観れるとおもって観に行きました.(疫学・衛生学教室の教授からのお誘いがあったので.教授はトークショーに出演)私は、最初の病像論のところが面白かったです.大分昔に自分が勉強したこととちがっているような...関係学会ではどうなっているのか知りたいものです.

・映画の上映時間は長いけど、まだまだ描かれていないことがあるようです.私自身、いろんな患者運動の潮流、水俣市民の評価等どうなっているのかと疑問に思っておりましたが、トークショーで原監督も「パートⅡ」でそのような事を取り上げたいといっておられました.

・本日の標題の悶え神は映画の中に出てきた言葉.悶え加勢ということばもでてきました.検索エンジンにいれるといっぱいヒットしますが、↓のブログをご参照ください.




・長い映画でしたが、「普通に」観ることができました.トークショーも撮影の「裏話」なんか出てきて、面白かったです.ただ、原監督は良い映画は3回みてくださいと言われたが、なかなかこの映画を3回観るのはしんどいかも.

・その後禁断の地丸善に寄ってしまいました.そしてついつい本を買ってしまいました.今日やっと積ん読だった↓の本1冊を読み終えたのに、本日は文庫本4冊を買ってしまいました.まあ、うち3冊は漫画ですが(筑摩書房の現代マンガ選書).今日読み終えたのは1992年発行の↓の本.今日の映画鑑賞のために積ん読だったものを数日前から読んでおりました.


水俣の視図―弱者のための環境社会学

水俣の視図―弱者のための環境社会学

  •  原田 正純
  • 立風書房
  •  1992/10/01
この本の中には自分が知らなかった世界の公害問題が述べられています.自分の無知を恥じ入りました.また、著者の熱い心に胸打たれました.
・帰宅は22時前.ネコたちにエサやってお風呂入って、アルコールを摂取しております.もう日付が変わりますので、そろそろ寝ます.

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β遮断剤で口内炎/チコちゃんにしかられたかったけど叱られなかった(マゾではありません)

私、気管支喘息の患者さんを多く診ているので以前はβ遮断剤はあまり処方していませんでした.しかし、心不全パンデミックと言われているくらい心不全の患者さんが増え、自分も結構心不全の患者さんを診るようになって恐る恐るβ遮断剤を処方するようになりました.β遮断剤の副作用で気管支喘息発作ばかり恐れていましたが、(まあ、徐脈なんかも心配していましたが)口内炎という副作用もあるのですね.↓のようなレポートがありました.


Beta Blocker-induced Recurrent Aphthous Stomatitis
Takuya Suda, Hiroshi Fujii
Intern Med 62: 957, 2023
・この例では、ビソプロロール(商品名メインテート)が原因ですが、その添付文書の副作用欄には口内炎がかかれていませんでした↓
ただ、違う種類のβ遮断薬の添付文書には口内炎の副作用がかかていました↓
カルテオロール
・湿布で繰り返す胃潰瘍があるように、繰り返す口内炎の原因としてβ遮断剤をおぼえておかないといけませんね.
以下日記
・今回も久々のアップです.最近体力が無くてなかなかブログが書けません.
・3/13から3/15まではユマニチュードのミニレクチャーのためにかなり時間を使いました.
・3/15(水)の夜は19時半から21時まで開業医さん達との勉強会.
・3/16(木)は午前中水島で産業医学科外来.予約の患者さんが一人来られず.以前肺炎で受診できず家までいって、救急車を呼んだことがある患者さんで、心配しました.何回連絡しても電話に出られず.外来が終わって私と看護師さんと訪問しようと相談していて、その前に私が電話したらつながりました.お金がつぎの支給日までないとのこと.ケースワーカーさんに対応をお願いして、玉島へ戻りました.戻ってみたらそろそろ退院しても良いと考えていた患者さんが急変.認知症の会議でユマニチュードのミニレクチャーのみして、あとはその対応.宿直のDr.が頼りになる先生なので帰宅できました.19時半から21時半までZOOMでCausal Inference: What If"の勉強会.その後『水俣の視図』という本を読みはじめました.
・3/17(金)午前外来で、最後にお一人入院.結構重症そう.午後回診の合間通所リハビリのカンファレンス.
・本日3/18(土)はチコちゃんに叱られようとボーとする1日と思っていたのですが、入院患者さんで不安定なひとが複数人いたため8時から11時半まで病院にいました.その後帰宅し主に『水俣の視図』を読んでおりました.今日もアルコールはひかえておこうと思っていたのですが、午前中病院行って患者さんが比較的おちついていたので、アルコールをいただいちゃいました.で、このブログを書いております.これからgo to bedです.
・明日は、岡山(市)へいって朝から晩まで水俣病の映画を観ます.はたして、映画鑑賞中尿意をがまんできるか?

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マイ手帳大賞:良心無き学問は、魂の廃墟/何か忙しくて、心の余裕がありません.でも温泉に行ってきました.

標題の言葉はFRANÇOIS RABELAISの言葉で、もとの文(フランス語)は↓


Science sans conscience n'est que ruine de l'âme.


goo辞典では


良心を欠いた学問は魂の廃墟以外のなにものでもない。


と訳されておりました.ちなみにgoogle翻訳では、 良心のない科学は、魂の破滅にすぎません、DeepL翻訳では、良心なき科学は、魂の破滅である、と訳されておりました.どういう文脈で用いられたかは出典の『パンタグリュエル物語』を読まないと分かりません.標題に用いた訳は↓の本のイブ・ジェネスト先生がインタビュー中にで述べられた言葉の訳です.


ユマニチュード 認知症ケア最前線 (角川oneテーマ21)

ユマニチュード 認知症ケア最前線 (角川oneテーマ21)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2014/10/10
  • メディア: Kindle版

・以前も書きましたが、私、認知症サポート医という「資格」を持っており月に1回認知症チームの会議に出て、2月に1回講義をするようになっています.で、来週金曜日にユマニチュードの講義をすることになっています.↑の本は、2015年に読んでいましたが、改めてパラパラとめくってみて、本日のお言葉が出てきた次第です.ここ2,3日で↓のような本を読みました.


ユマニチュードへの道: イヴ・ジネストのユマニチュード集中講義

ユマニチュードへの道: イヴ・ジネストのユマニチュード集中講義

  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2022/11/04
  • メディア: 単行本
家族のためのユマニチュード: “その人らしさ

家族のためのユマニチュード: “その人らしさ"を取り戻す、優しい認知症ケア

  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2018/08/24
  • メディア: 単行本

・もうこの際だからまだ読んでいない↓の本も読んでおこうと思っております.

 

「ユマニチュード」という革命:なぜ、このケアで認知症高齢者と心が通うのか

「ユマニチュード」という革命:なぜ、このケアで認知症高齢者と心が通うのか

  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2016/08/31
余談ですが、私、2回(3回だったかも)しれませんが、イヴ・ジネスト先生の講義は受けていて、うち1回は実習で先生と対面しお互いの方を持ち合って見つめ合った経験があります.(それがどしたんと言われればそれまでですが...)
以下日記.
・2/27から全然ブログをアップしていませんでした.なんか、ホントにいろいろ忙しいのと、心の余裕がないので.この間ちょっと変わったことだけ書いてみます.
.3/2(木)の午後は手話通訳者さんの頸肩腕障害の健診.
・3/3(金)~3/5(日)までお休み.(金曜日は有給休暇)3/3の昼から配偶者と車で三朝温泉に行ってきました.雪が怖いので午前中にタイヤにチェーンを巻く練習をいたしておりました.三朝に近いと道路はよいのですが、田んぼ、林の中にはまだ雪が積もっていました.3/3は、ホテルに泊まって蟹をひたすら食べました.(ビュッフェ形式だったので)翌日はたつの市へ.配偶者の趣味の多肉植物のお祭り(???).10時半から12時頃までいて赤穂市へ.海の駅で牡蠣定食と牡蠣の購入(後日牡蠣をしゃぶしゃぶ、フライにして食べましたが、メッチャうまかった)それから日生へ.そこで若者が倒れていたので救急車がくるまで付き添っておりました.パルスオキシメーターは常に携帯しているので役に立ちました.多分飲み過ぎでしょうが、必ずしも疾病はひとつではない.その後岡山の天満屋へよって北海道展でいろいろ買い物して帰宅です.
・3/9確定申告の書類をしあげ、3/10税務署に持っていきました.
・昨日は配偶者にせがまれてくるまで広島のコストコへ.もう爆買いしておりましたな.私はノンアル麦酒と温泉の元を赤ワインを買ったのみ.14時過ぎに帰ってきて、ひたすらユマニチュードの勉強です.
・本日3/12(日)は、ゆっくり7時半起床.朝食後10時40分まで"Causal Inference: What If"を読んでおりました.その後1時間庭の草抜き.その後は昼食を挟んでユマニチュードの本読みながらパワーポイントを作成しておりました.夕方義父の土地の草抜き.それからお風呂入って、夕食.最初だけWBCの試合をみておりました.
・これから赤ワイン飲みながらドレッシングの勉強します.(料理じゃないよ、創傷処置に使うやつよ)




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安心 ≑ 信頼/久々ですが入院もせず生きております.

2/11(土)以来、久々の記事のアップです.入院はしていません.ちゃんと生きております.ただ、あまりにも多忙とそれによる倦怠感でなかなかブログの記事が書けませんでした.大体、時間が空いたら過去を振り返るのですが、もう大分忘れているので、大雑把に後ほど日記を書きます.

・本当に医者に成り立ての頃カルテの表紙に梅毒の疑い、肝炎の疑いとかかれている患者さんがおおくて、どういうこっちゃと思っておりましたが、いわゆる保険病名だったのですね.この点はすぐ納得できたのですが、今もモヤモヤしているのが、主に看護記録に書かれていた(最近は余りみないのですが)「信頼関係を築いて云々(デンデンとよむのではありません)」という記述.行動の目標は分かった.しかし信頼関係ができたというのはどういうことか、ISO的に言えば(疫学的でもありますが)その評価指標は?そして、その方法は?そういう記録をかいていた看護師さん達はどう考えていたのでしょう?「じゃ、そういうことで」みたいな感覚じゃないですよね.

・最近「安全・安心の医療」とよく言われています.しかし、安全と安心はひとくくりにできるものではありません.そう言っている人は、「安心」とはどのように評価して、どのように安心を得ると考えているのでしょうか?安全な「医療」(ここはいろんな言葉、たとえば旅客機の飛行、食品の生産、家屋、というものを入れて良いと思います)をおこなっても、安心できないひとはいるのです.

・昨日↓にある読みかけの2つの本を読み終えました.


安全。でも、安心できない…―信頼をめぐる心理学 (ちくま新書)

安全。でも、安心できない…―信頼をめぐる心理学 (ちくま新書)

  • 作者: 中谷内 一也
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2008/10/01
  •  新書
教えて 発達障害・発達凸凹のこと

教えて 発達障害・発達凸凹のこと

  • 作者: 杉山登志郎・白柳直子
  • 出版社/メーカー: IAP出版
  • 発売日: 2021/03/26
  •  単行本


・前者の本は、企業が行政が安心という言葉を使うとき、信頼ということばに置き換えてもほぼ意味が通じると書かれておりました.安心≑信頼ですね.ただ、人や組織が関わるような事ならこれでもよいでしょうが、そう言う者が関わらない状況、たとえば自然現象の場合は、何を信頼するんでしょうね?

・で、今度は信頼ということについて学んでみようと思います.で、同じ著者の↓の本を頼んじゃいました.(ああ、また本が増える)


信頼学の教室 (講談社現代新書)

信頼学の教室 (講談社現代新書)

  • 作者: 中谷内一也
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/12/25
以下ちょっとずつ過去の日記
・2/12(日)は休めました.Amazon Primeで『天気の子』をみました.これで新海誠作品はコンプリートですが、やっぱり映画館で観たかった.
・2/13(月)午前中は初の訪問診療.問題は、我が家の流し台(古い言い方)の水漏れ.帰りにコーナンで水漏れ保護のテープを買って帰りました.もう、憂鬱.
・2/14(火)午前外来、午後から有給とって大学に行きたかったが、患者さんの状態がわるくいけず.
2/15(水)は仕事の後19時半から21時まで開業医さんとの勉強会.
2/16(木)は午前水島で産業医学科外来、午後倉敷市役所で公害健康被害認定審査会.玉島へ戻って仕事.
2/17(金)は午前外来、午後回診.
2/18(土)は研究会の準備.病院から患者さんの状態がわるいという連絡あり、病院へ.
2/19(日)研究会の準備してから病院へ行って重症の患者さん診る.
2/20(月)寝過ごして配偶者におこされて朝食摂らず出勤.途中のコンビニでサンドイッチとスムージーかって食べる.午前訪問診療、午後外来で診ている患者さんが家ではって生活しているという連絡あり、一人で臨時往診.翌日入院するようにした.往診から帰ってきて夜間診療.私より若い60歳の患者さんをお看取りしたい.
2/21(火)朝一で研究会の原稿をe-mailで送付.午前外来、午後から有給とって岡山(市)へ.まず岡山中央警察署へ劣り物取りに言ってから大学へいって送れてcritical appraisal参加.
2/22(水)午前外来、午後回診、カンファレンス、夜間診療.帰宅して研究会の準備.
2/23(木)午前中「振動病交流集会」にZOOMで参加.一般演題として「振動障害に合併する胆管癌の原因に関する考察」という演題発表.
2/24(金)午前外来、午後回診の合間に会議2つ
2/25(土)朝起きて10時まで勉強.それから患者さん診て、たまっている書類処理.お昼近くのうどん屋さんで昼食.その後40分のみ今度県会議員選挙に出る元同僚の決起集会に参加.帰って先に挙げました2冊の本読了.
本日2/26(日)は、ゆっくり起床.午前中は、"Causal Inferencew: What If"読む.掃除.昼食後確定申告の書類作成.2時間ばかりかかりました.その後久々に刈り払い機を使用して草刈り.入浴、夕食.アルコール摂取しこのブログを書いております.もうちょっとしたら寝ます.

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手話通訳者の頸肩腕障害/再び禁断の地へ、そしてまだ死にたくないと思う

私、多分20年くらい岡山県の手話通訳者さんの頸肩腕障害の健診を細々と続けています.このことを知っている周りの職員さんも本のごく一部です.知っている人もその歴史的な経過や意義を認識している人はほとんどいないと思います.わたしもいつ水島でやっている産業医学科外来を店じまいするか分かりません.せめて、手話通訳者さんの

頸肩腕障害対策の歴史を知って欲しいと思います.↓のような文献があります.(79ページから)著者は手話通訳者さんの健康問題に第一人者で研修医時代からのお友達でもあります.(ひょっとして以前もこの論文ご紹介したかも知れませんが...)


手話通訳者の頸肩腕障害に関する,聴覚障害者と手話通訳者の取り組みの経過と今後の課題
垰田和史
社会医学研究2021;38( 1 ):79-88
【要旨】
日本では,2013年に「障害者権利条約」に批准して以降,「障害者差別解消法」が制定され「手話言語条例」を制定する自治体が増加しており,手話通訳が要請される機会が増加している.手話通訳は,上肢系の筋や中枢神経系への強い負担を生じる作業である.過去には,多数の専任手話通訳者が重度の頸肩腕障害を発症し,手話通訳の利用を制限しなければならない状況に陥った歴史がある.この危機に対して,聴覚障害者と手話通訳者は,1994年に手話通訳者の健康と手話通訳制度を両立させるためのガイドラインを作り,以来,その実践に取り組んできた.取り組みの効果は,5年ごとの悉皆調査で検証されている.2015年の調査では,交代で通訳を担当するルールが90%以上実施されるなど,健康を守るためのルールは一定普及しており,重症頸肩腕障害の多発は防止できていたが,頸肩腕障害が疑われる症状を訴える者が17%いた.専任手話通訳者の女性比率は96%,50歳以上が63%と高年齢化が進み,正規雇用率は18%と低かった.手話通訳者不足の訴えは,2010年時の20%から47%へと増加していた.聴覚障害者の社会進出に見合った手話通訳を保障するためには,手話通訳者の健康を守り処遇を改善する取り組みが今後も必要と考えられる.
・私が健診を始めた頃に比べて最近は重症の頸肩腕障害の方は明らかに減っていると思います.研究と運動、予防の実践の成果だと思います.
以下日記
・本日2/11(土)は、6時半起床.ちょっとゆっくり身支度して8時20分に家を出てJRで岡山へ.そこから歩いて岡大医学部へ.10時ちょっと前について教室で大学のネット環境が使える設定をしました.その設定の説明書きがよう分からんし現れる画面の指示もよう分からんし設定に1時間くらいかかりました.それからちょっと調べ物.やっぱり大学の環境って本当によいなと思います.いろんな電子ジャーナルがネットで見れますから.田舎の中小病院にはない勉強/研究環境です.(お金に糸目を付けなければそういう環境も整えられますが、そんなよい経営ではありません)お昼は教室にいた後輩と近くのラーメン屋.それからあるいてイオン岡山へ.ここでも禁断の地の本屋さんへ.なんとか2冊購入で済みました.(田舎に住んでいるので本の買い出しと言うことで)あとは「東急」がとれたハンズで.ちょっと買い物して岡山駅の成城石井でもかいものして16時頃帰宅です.早めにネコたちにエサやって入浴.そしてビール.後は、たまっている資料に目を通しながら整理.現在上善如水という日本酒飲みながらこのブログを書いております.21時台には、布団に入りたいと思います.
・本日購入した本は↓の2冊です.
カムイ伝講義 (ちくま文庫)

カムイ伝講義 (ちくま文庫)

  •  田中 優子
  •  筑摩書房
  • 2014/05/08
  • 文庫
この本はあるのは知っていていつか読もうと思って忘れていた本.今日たまたま目についたので衝動買いではないですが、購入.(著者がすきだったのもある)
日常の淵 現代マンガ選集 (ちくま文庫)

日常の淵 現代マンガ選集 (ちくま文庫)

  •  筑摩書房
  • 2020/07/10
  • 文庫
これは今読んでいるシリーズ.その流れで買いました.
・ところで、最近明日死ぬかも知れない、痛いとか、苦しいとかいやだけど、死ぬならそれも運命ですというような半分悟りの境地(違うカーっ!)に入っておりましたが、ふと気がつくと読んでいない本が山のようにある.これは、すくなくとも今ある本を読まないと死ねないと思った本日でありました.読むまでしなないとなると多分永遠に生きないといけません.何故ならついつい本を買ってしまうから.アランかエドガーに咬んでもらわないといけませんな.(そもそも咬むんだったけ?)・・・何言っているか分かる日本国民が少しはいるはず.重ねて言おう「精霊狩り」が好きだ.



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治り得るじん肺:溶接工肺/精霊狩り、大好き

昨日に引き続き溶接工肺のお題です.

・基本的にじん肺は不可逆性の変化であり治らないと言われていますが、唯一(?)治り得るじん肺が溶接工肺です.で、そのレポート↓


 粉じん曝露の低減により改善した溶接工肺の1例
 住友 賢哉、森住 俊、高橋 清英、西山 美保、髙橋 佳伸、岩村 伸一、前田 健一、篠原 勉
【要 旨】
 溶接工肺はヒュームの吸入により発症するじん肺症の一つであり,粉じん曝露の低減や回避により改善が期待されるじん肺症である.症例は44歳男性.慢性咳嗽を主訴に来院した.職業歴,血清フェリチンの上昇ならびに胸部CT(computed tomography)所見から溶接工肺を疑い気管支鏡検査を実施した.気管支肺胞洗浄液中に鉄染色陽性のマクロファージを認め,溶接工肺と診断した.溶接マスクの徹底により改善を認め粉じん曝露の低減の重要性が示された.
・この症例報告で昨日ご紹介した文献が引用されておりましたね.それはさておき、私が気をつけておかないと思うのは、溶接工は鉄の吸入なのですが↑の文献にも書かれているようにその他の粉塵も吸入する可能性があるので、治り得ると思って気楽に考えていてはいけないと思うものであります.
以下日記
・本日2/10(金)は5時47分に起床.「社会医学研究」という雑誌の一論文を読みました.出勤し病棟寄ってから午前外来.午後回診と事務作業.17時になったらサッと病院出たかったのですが案の定無理でした.帰宅はそれでも早くて18時21分.配偶者に「早いな」と言われてしまいました.いつものようにネコたちにエサやってお風呂入って夕食.アルコールをいただきました.で、チビチビウイスキーを飲みながら、このブログを書いております.21時には寝床に入りたいと思います.
・ところで最近は寝床で漫画を読むのが楽しみです.でも疲れて早く寝ちゃいますが.昨日は↓の一部を読みました最初の萩尾望都の「ドアの中のわたしの息子」・・・久々に読みましたが、えーわー.『精霊狩り』のシリーズ好きなんですよね.それから美内すずえの「エリカ赤いつむじ風」これまた懐かしい.さて、今日はどのような漫画に会えるか、再会するか?

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剝離性間質性肺炎様反応を呈した溶接工肺/付き添ってきている子供や若者はヤングケアラーかもしれない

へー、こういうこともあるねと読んだ文献↓



剝離性間質性肺炎様反応を呈した溶接工肺の 1 例



髙橋晴香、竹中 遥、横尾慶紀、菅谷文子、山田 玄

 気管支学.2023;45:43-48


要約 ━━ 背景.剝離性間質性肺炎(DIP)は特発性間質性肺炎の 3% 未満とされ,発症には喫煙や粉塵曝露の関与が指摘されている.溶接工肺との関連を示す報告は稀である.症例.48 歳,男性.喫煙歴は 10~20 本/日×30 年間.職業は溶接工.胸部異常陰影を指摘され,当科を受診した.胸部 CT で縦隔リンパ節腫大と両肺にびまん性のすりガラス影を認め,経過観察を行ったが,14 か月の経過で肺病変は徐々に進行した.気管支肺胞洗浄では好酸球比率の増加を認めた.診断目的に胸腔鏡下肺生検を施行し,病理組織では DIP 様の所見を認めた.術後に発熱と息切れが出現し,間質性肺炎の増悪と診断し,ステロイド療法により改善を認めた.結論.溶接工肺は DIP 様反応を呈することがある.


・そもそも溶接工肺とは↓


溶接工肺

ー溶接ヒュームによる肺障害ー


吉井千春、他.


Abstract − Welder’s pneumoconiosis,which is caused by the inhalation of welding fumes,is one ofthe major pneumoconioses in Japan.The major component ofwelding fumes is iron oxide. Although welder’s pneumoconiosis has ben considered to be inert,recent reports revealed the possibility of developing fibrosis.In this article,we demonstrate radiological and pathological features of welder’s pneumoconiosis,and also review the mechanisms of developing pulmonary fibrosis.In high-resolution CT(HRCT),typical welder’s pneumoconiosis shows fine centrilobular nodules in both lung fields.In some cases, fibrotic changes may be seen in subpleural areas in both lower lung fields.Lung biopsy specimens show numerous hemosiderin-laden macrophages within alveolar spaces associated with mild to moderate interstitial fibrosis.The mechanisms of developing fibrosis can be explained by“overload phenomenon”.Namely,in cases of mild exposure to welding fumes,iron oxides and hemosiderin-laden macrophages locate within air- spaces and may be reduced in numbers by mucociliary transport system.However,in cases of massive inhalation,accumulation of iron oxides and hemosiderin-laden macrophages exceed the capacity of mucociliary transport system.As a result,they invade into the interstitium and cause interstitial inflamation or thickening and eventualy pulmonary fibrosis.




・最初の論文のCT像は、肺気腫がベースにあるのでしょうが、典型的な溶接工肺の画像ではないですよね.じん肺という病気はいろんな粉塵を吸入しておこるわけであり、吸入する有害な物質が単一の物質とは限らないので、多彩な陰影を呈してもおかしくないとは思いますが.



以下日記

・昨日2/8(水)は6時半頃起床.朝勉せず出勤し病棟よって午前外来.外来がはじまってすぐ入院患者さんの貧血が進んでいると検査室より電話あり.午後から輸血する段取りをしました.で、昼から輸血.その合間に回診、カンファレンス.夜間診療でした.帰宅は19時前.いつものようにネコたちにエサやってお風呂入って夕食.アルコールをちょっといただきました.

・本日2/9(木)は6時半起床.前日と同様病棟よって午前外来.その後病棟に少し寄って14時過ぎに病院出ました.午後は健診の予定だったのですがそれがキャンセルになったので有給を摂りました.帰りコーナンでコンクリートブロックを8個買って15時前に帰宅.色々事務作業したり雑誌読んだり.本日の標題の後半部分は、医療福祉生協の情報誌コムコムのヤングケアラーに関する特集にあったもの.↓の本の著者の濱島淑恵先生がインタビューにこたえて「病院に付き添ってきている子どもや若者が、もしかしたらヤングケアラーかもしれないという視点はもっていただきたいなと思います.」からとったもの.自分は想像力も創造力も欠如しているのでなかなかそういう視点がもちにくいのですが、肝に銘じます.

・夕方ネコたちにエサやって明るいうちからお風呂.即ビールといきたかったのですが1時間くらい自分の終活.ちゃんと死ぬ前に片づけておきたいことの一つをやっておりました.それから夕食.録画で久々に「名探偵モンク」を観ました.その後ちょっとした事務作業をしていたらあっという間に21時半を過ぎておりました.22時には床につきたいと思います.



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見えないコルセット=帯状絞扼感/数年ぶりの救急車、20年ぶりの気管支鏡

標題の帯状絞扼感girdle sensationとは『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


帯状感
girdle sensation
[同義語]帯状絞扼感
体幹を帯状に走る異常感覚の1つ。1つないし少数の胸髄神経根の領域に分布するため,帯状となる。神経根,肋間神経または脊髄の刺激症状と考えられている。帯状疱疹,多発性硬化症を含む脊髄炎,椎間板障害,転移性脊髄腫瘍などに伴って起こることが多い。病巣のレベル診断に役立つ
・で、↓のようなレポートがありました.(標題が「イキ」だと思うのは私だけ?)
 "The Invisible Corset": A Rare Manifestation of Neurosarcoidosis
Kazuhiro Fukushima, Kenya Oguchi, Akinori Nakamura, Yo-ich Takei
Intern Med 62: 317-318, 2023 
・本文中に帯状絞扼感をおこす原因疾患として、
 The unique “girdle sensation”, often described as a tightening sensation in the trunk, is rare but has been reported in multiple sclerosis, diabetic thoracic radiculopathy, and sarcoid polyradiculopathy
と記載されておりました.「コルセットでしめつけられるような」という主訴で来られた患者さんには、このような疾患を思い浮かべないといけませんね.
以下日記
・2/6(月)の午前中は、水島で自分の健康診断でした.若い頃~少し前までなら、朝一で玉島によって気になる患者さんを診てから水島へ行っていたのですが、もう最近そのような体力も気力もありません.9時に水島へいって自分の健康診断.鼻から胃カメラしましたが、今年は楽でした.昨年はじめて鼻から下のですが、口からするのと変わらなかったのですが、今年はよかった.11時前に玉島に「戻った」のですが、受け持ち患者の状態がよろしくなく、臨時で気管支鏡(先週、今週と2回、20年ぶり):気管が閉塞しかけていました.で、それから大きな病院へ転院する段取り.救急車がくるまでダッシュで昼食摂って、看護師さんと二人で救急車に同乗して倉敷では知らない人のいない大K病院さまへ.救急車の中で窒息しないか怖かったですがそういうことは無くホッ.救急車に同乗したのも久しぶりです.K病院で申し送りして、16時前に病院へ戻り、ちょっと病棟の患者さん診て夜間診療.帰宅は19時半過ぎ.いつものようにネコたちにエサをやってお風呂入って夕食.その後"causal inference: what if"を少し読みましたが、疲れていて全然訳せませんでした.
・本日2/7(火)は6時半起床.朝勉せず出勤.午前外来、午後回診.途中1時間大学院のcritical appraisalにZOOMで参加.帰宅は18時過ぎでした.ネコたちにエサ、入浴、夕食.20時半から22時半までZOOMで"Causal inference: What If"勉強会.(主にDAGについて)いつもこの勉強会に参加すると脳が興奮してすぐ眠れません.で、ふるさと納税の返礼品のCOEDOビールをのんで、このブログを書いております.歯磨きが終わったら寝にいきます.
・昨日はある患者さんからこのブログで励まされる、今日は私に癒やされるといってくださった患者さんがおられました.そう言ってもらえるとやっぱり嬉しく木にも登りますね.正のストロークは嬉しい.逆に批判されるとスッゴくこたえます.若いときはそうでもなかったと思うのですが.やはり年でしょうね.

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