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キャッスルマン病tとTAFRO症候群/散髪する髪のあることのありがたさ

キャッスルマン病は、名前はよく目にしますが、経験したことはありません。ただ、呼吸器の患者さんを診ていて胸部レントゲン・CTで縦隔が腫れていたらこの疾患も頭に浮かべないといけないようですね。『医学書院医学大辞典第2版』の説明↓


縦隔巨大リンパ節過形成 mediastinal giant lymph node hyperplasia
[同義語]キャッスルマン病 Castleman disease

中縦隔に発生する充実性腫瘍で,組織学的にはリンパ濾胞,小血管増殖,リンパ球や形質細胞の増殖をみる。過去にはリンパ腫に類似した組織像であるためにレンネルトリンパ腫とも呼ばれた。臨床的には非腫瘍性,良性疾患と認識されていた。リンパ節病変は基本病変ではあるが,病変局在が胸腔や肺間質にまで及ぶことが明らかにされ,しばしば免疫グロブリンの増加や減少を伴うことから,血管免疫芽球性リンパ節症と呼ばれている。リンパ腫への移行や,感染症の併発により死亡することがあるが,約1/3は良性の経過をとる。治療としては,副腎皮質ホルモンを基本に免疫抑制薬の併用療法が試みられる。


↑の説明は、ちと古いでしょうか?難病情報センターのwebsiteの説明↓


特発性多中心性キャッスルマン病(指定難病331)




・で、THE LANCETに以下の様レポートがありました。


Adrenalitis and anasarca in idiopathic multicentric Castleman's disease


Luke Y C Chen, et al.


www.thelancet.comVol 397 May 8, 2021




・上の論文の中にTAFROという言葉が出てきますが、私がもっている医学辞書には載っていません。↓が総説ですが、そのなかにTAFRO syndromeとして説明がのっておりました。


Multicentric Castleman Disease: Where are we now?

Hao-Wei Wang, et al.
Semin Diagn Pathol. 2016 Sep; 33(5):294-306

Abstract

Multicentric Castleman disease (MCD) encompasses a spectrum of conditions that give rise to overlapping clinicopathological manifestations. The fundamental pathogenetic mechanism involves dysregulated cytokine activity, which causes systemic inflammatory symptoms as well as lymphadenopathy. The histological changes in lymph nodes resemble in part the findings originally described in the unicentric forms Castleman disease, both hyaline vascular and plasma cell variants. In MCD caused by Kaposi sarcoma-associated herpesvirus/human herpesvirus-8 (KSHV/HHV8), the cytokine over activity is caused by viral products, which can also lead to atypical lymphoproliferations and potential progression to lymphoma. In cases negative for KSHV/HHV8, so-called idiopathic MCD, the hypercytokinemia can result from various mechanisms, which ultimately lead to different constellations of clinical presentations and varied pathology in lymphoid tissues. In this article, we review the evolving concepts and definitions of the various conditions under the eponym of Castleman disease, and summarize current knowledge regarding the histopathology and pathogenesis of lesions within the MCD spectrum.

・あと、キャッスルマン病研究班のサイト↓
・TAFRO症候群って日本人が最初に提唱したものだったんですね。
以下日記
・本日5/7(金)は、6時過ぎに起床。連休中ほとんど仕事しなかったのに、異常な倦怠感があります。なんで?(チコちゃん風)朝勉ちょっとだけして出勤。病棟よって、午前外来。午後面談と回診。幸いなことに17時には仕事が終わって散髪にいくことができました。(ああ、まだ切ることのできる髪があることに感謝)で、帰宅は19時15分。お風呂入って夕食。録画していた「柳家喬太郎の笑って免疫力アップ寄席」を観ておりました。しかし、ほとんどお客さんのいない中で落語を演じたり漫才したりするのは大変ですね。で、そのあとこのブログを書いております。本日アルコールは飲んでいません。なぜか、飲む気にもなりません。体の中で何か異変が起こっているかも知れません。教えて、「はたらく細胞」、ナンチャッテ・・・連休前から連休にかけてアニメの「はたらく細胞ブラック」「はたらく細胞」を観ました。アニメを観るなんてひさびさですねえ。この流れで「けいおん」や「日常」も観たいですが、ちゃんと勉強しなくっちゃね。で、もう寝ます。

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逆ハロー徴候/予想通り外来超多忙

ハロー徴候を調べると、複数の説明が出てきますが、今回は胸部CTのお話。『医学書院医学大辞典第2版』では↓


ハロー徴候《CTの》 halo sign

濃厚な浸潤影や結節陰影が中心部に存在し,この周辺にすりガラス陰影がみられるCT所見。最初,血管侵襲性アスペルギルス症に特徴的なCT所見とされ,すりガラス陰影は壊死性炎症巣周囲の出血を示す。その後の検討からウイルス感染症や好酸球性肺炎など他の疾患でもみられる非特異的な所見であることが明らかになった。


・でもって、その逆↓


逆ハロー徴候 reversed halo sign

陰影の中央部が淡いすりガラス濃度を示し,辺縁部が濃厚な陰影を示す。通常のハローとは逆パターンを示す。はじめ特発性器質化肺炎(cryptogenic organizing pneumonia;COP)に特徴的なCT所見とされたが,細菌性肺炎,好酸球性肺炎などでもみられる非特異的所見である。

・で、今週のNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEのレポート↓


Pulmonary Mucormycosis


Leonardo Mejia Buritica, Amado J. Karduss Urueta




・逆ハローサインは色んな疾患で出てくるけれど、免疫状態が悪い患者さんでは、真菌症を考えましょうということですね。


・ちなみに標題のPulmonary Mucormycosisとは、『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


肺ムコール症
ハイムコールショウ
[英]pulmonary mucormycosis

ケカビの一種であるムコールによる肺の肉芽腫性感染症。ムコールは自然界に広く存在し,ほとんど易感染性宿主に日和見感染症の型で発症する。肺真菌症として4番目に多い。基礎疾患に隠れて潜在的に,あるいは急性肺炎の症状をもって発症する。血管侵襲性が強いため出血を来しやすい。診断は,臨床材料からの菌の分離,あるいは病理組織内の太く隔壁のない菌糸の証明による。抗原検出や抗体検査などの血清学的診断法は確立されていない。治療はアムホテリシンB,アゾール系(トリアゾール系)抗真菌薬を用いるが,改善は難しい。


・cf. CT所見については↓が参考になります。





以下日記

・本日5/6(木)は、5時半起床。朝勉でModern Epidemiology読んで出勤。午前外来でしたが、予想通りメッチャ忙しかったです。外来が最終的に終了したのが14時半近くでした。(途中検査データ待ちで昼食摂る時間はありましたが)。その後病棟の患者さんの対応。いろいろ合ったのですが、奇跡的に18時過ぎに病院を出ることができました。途中コンビによって税金支払ったりして18時45分帰宅。お風呂入って夕食。本日は5月6日の語呂合わせでコロッケの日だそうです。配偶者が美星ミートでコロッケととんかつを買ってきてくれていてそれが夕食。ボリュムのあるコロッケ1個が税込みで100円。お安い。3個買ってくれていましたが、2個しか食べられませんでした。で、とっても疲れていて勉強する気もしませんし、アルコールを飲む気もしません。これから患者さんのご家族にe-mailかいたら、サッサと寝にいきます。

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ナツメヤシの実で門脈血栓?/引きこもって模様替え

dateって日付、年月日とかいう意味の他にナツメヤシ、もしくはその実のことを言うのですね。そのデーツによって門脈血栓がおこったというケースレポート↓



Case Reports in Medicine, vol. 2021, Article ID 6668722, 5 pages, 2021. https://doi.org/10.1155/2021/6668722

Portal Vein Thrombosis after the Consumption of Date Seed Powder: A Case Study

Mohammad Ali Zakeri, et al.

https://www.hindawi.com/journals/crim/2021/6668722/

Abstract

Date seeds can be used as ingredients to enhance the nutritional value of some functional foods for human consumption as well as additives in pharmaceutical and cosmetic industries. However, there are no reports on the complications of date seeds after oral consumption. We currently report a patient with no history of gastrointestinal disease, who has been admitted to the hospital with portal vein thrombosis (PVT) and suffered from complications.

・門脈血栓症とは『医学書院医学大辞典第2版』によると↓

門脈血栓症 pylethrombosis

門脈系血管内に血栓が形成され,門脈血流のうっ滞・閉塞を生じた病態。血栓の生じた部位により腸間膜静脈血栓症,脾静脈血栓症,門脈(本幹)血栓症,肝内門脈血栓症などに分類される。血栓形成の原因としては血液疾患(多血症,アンチトロンビンⅢ欠乏症など),肝内外門脈枝の機械的圧迫・外傷・炎症,門脈系諸臓器に発生した血栓・炎症の波及などが挙げられており,また近年では経口避妊薬服用との関連が注目されている。臨床的には急性型と慢性型に分けられる。急性腸間膜静脈血栓症(閉塞症)では腸管の循環不全・壊死を引き起こし,死亡率が高い。脾静脈血栓症は脾摘出術後に発生することが多い。慢性型は数か月~数年の経過をたどって肝外門脈閉塞症としての門脈圧亢進症状を呈する。治療は,急性期には抗凝固療法が試みられるが,十分な効果が得られないことも少なくない。

・結構ナツメヤシの実ってドライフルーツなんかで売られていますよね。食べ過ぎたら血栓を起こすんでしょうかね?門脈血栓症の患者さんを診たら、サプリメントや嗜好なんかも確認しないといけないですね。

以下日記

・本日5/5(水)は、5時54分起床。1日勉強、読書、掃除をしておりました.玄関からは1m位しか出ていないとおもいます。本日のメインイベントは、2階の模様替え。自分の寝室と娘の部屋のレイアウトを変えてみました。ひょっとして娘が帰ってきてみたら怒るかな?(私には娘が3人いて、みんな外に出ているので現在夫婦2人暮らし)

・この連休前からアニメの「はたらく細胞ブラック」と「はたらく細胞」を見始めて、本日視聴終了。何か以前からそういう漫画があるというのは、知っていましたが、最近患者さんから勧められて見ることにしました。(私は、結構人様の言うことは素直に聞く方、ただし新興宗教はだめ)結構面白く観られたし、かなり正確に描かれていたと思います。こんど患者さんに検査説明するとき、白血球はこんなで、赤血球はこんなで、血小板はこんなんですと、このアニメのイラストを見せたらうけるかな?多分多くの患者さんはキョトンでしょうね。

・今日もアルコールを飲んでしまいました。ステラアルトワ、ハイネケン、ウイスキーちょっと、ジンちょっとです。まだ、20時ですが寝ましょうかね。明日からまた仕事です。2,3日仕事しないと勘が狂ってしまいます。明日は大丈夫かな?


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霧の中からアイアンキングではなくてアヒル/草刈りを邪魔するのは、暑さと蚊と猫と腰痛

「霧の中ならアイアンキング」というフレーズが分かる人は今の日本社会で何人いるでしょうか?それはさておき浸潤影が消えていったアヒルが出てきたというレポート↓


A Duck after Treatment for Extensive Organizing Pneumonia
Internal Medicine 60巻(2021)9号
Ryosuke Hamanaka, et al.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/60/9/60_5855-20/_article/-char/ja
・医学にもユーモアが必要です。THE LANCETの症例報告は結構面白い題名が付けられていて好きでした。質的研究の論文はほとんど読まないのですが、そちらもなかなか気のきいた標題がつけられているようです。上の論文も「アヒルって何?」と気を引かすところが良いのですが、少しクレーム。最初のCTの写真ってすりガラス陰影って本文で書いていますが、すりガラスというよりはべたっとした陰影ではないでしょうか?それからそれが消えてでてきた腫瘤影がアヒルに似ているといわれますが、確かに言われたらそうですが、雪だるまでも良いような。まあ、アヒルといった方がユーモアがあってよりおもしろいかな?しかしその陰影の形状が大細胞癌の陰影として必然性はないですよね(多分)。ところで、この症例は、organaizing pneumonia(OP)でしたが細菌性肺炎の浸潤影が消えてきたり、胸水が減少したりしたら腫瘤影が「出てきた」というのは時々経験します。なので、ここで一つの教訓:疾病は必ずしもひとつではない。
あっという間に以下日記
・昨日5/3(月)は7時起床。お昼まで勉強とちょっとした片付け。お昼に気になる患者さんを診にいきましたが、前日より良くなっていて安心。帰宅して一服後お勉強。そして17時前から19時過ぎまで、念願の(?)草刈り、草抜き。そして入浴、夕食、アルコール摂取して「はたらく細胞」と「アノン」を観ました。
・本日5/4(火)は6時半起床。朝食、ちょっと外出たら思わず草抜き。「いかんいかん」と自制して、10分くらいで中止。後は昼まで勉強と掃除。お昼に金光町の大谷地区のたまり場へ机と布団を持って行って帰宅。夕方までお勉強と掃除。16時くらいから1時間弱主に家の前の道の脇に生えている草抜きと溝の掃除。そして入浴、アルコール摂取し夕食です。録画のチコちゃん観ながらもうちょっと飲酒。そして現在このブログをかいております。これからもう勉強はできないので、「はたらく細胞」を観ます。
・ところで草抜きですが、夏になると熱中しに注意しないといけません。それからヤブ蚊がでてくるので、庭の四隅に蚊取り線香を焚いて結界を作ってからします。しゃがんで草抜きしていると我が家の猫二匹がよってきて邪魔立てします。そして背中に乗ってきます。最悪なのは帽子をかぶっていなかったら頭頂部の禿げた部分をペロペロなめ出します。それで毛が生えたら許すのですが、生えないので振り落とします。そして、現在腰痛があるので長時間草刈り、草抜きができません。草刈りするのに四つも障壁があり大変でございます。

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新型コロナウイルスワクチンChAdOx1 nCoV-19 による上眼静脈血栓/ご自宅訪問して安心・うれしかった

現在日本で新型コロナウイルスへのワクチン接種がちょっとずつ進んでいます。患者さん達はマスメディアの報道で、すでに医療従事者のワクチン接種がすんだと思われている方々が多いですが、私の勤める病院では連休明けになります。

・それはさておき日本でおこなわわれるワクチンはファイザー社のものですが、アストラゼネカ社のワクチンの副反応として血栓症が報道されています。で、↓のようなレポートがありました。



Bilateral superior ophthalmic vein thrombosis, ischaemic stroke, and immune thrombocytopenia after ChAdOx1 nCoV-19 vaccination


Antonios Bayas, et al.


www.thelancet.comVol 397 May 1, 2021




・眼球の静脈に血栓症が出て目の症状(結膜の充血、目の奥が痛い、二重にものがみえる)がでて、その後脳の血管も詰まってしまったという報告です。


・上眼静脈が詰まるのは非常に珍しいことのようです。上眼静脈血栓症についての総説(?)↓


Superior ophthalmic vein thrombosis: What radiologist and clinician must know?



Houman Sotoudeh, et al.


European Journal of Radiology Open 6 (2019) 258–264




Abstract

Purpose

Superior ophthalmic vein thrombosis (SOVT) is an extremely rare condition. Few studies have been published about clinical aspects of this condition. In this study, we have studied the symptoms, underlying etiologies, treatment, pathogenesis and complication of the SOVT and we tried to classify it based on the etiology, treatment, and prognosis.

Methods

We reviewed the patients’ data from a tertiary academic referral center. Each patient with SOVT was then reviewed for symptoms associated with SOVT, underlying etiology, treatment protocol, treatment response, complications, possible pathogens, and final outcome.

Results

Twenty-four cases of SOVT were included in this study. Overall, 13 cases were diagnosed as right-sided SOVT, out of which, eight had simultaneous right-sided cavernous sinus thrombosis (CST). Eighteen cases were diagnosed to have left-sided SOVT, out of which, 11 had simultaneous left-sided CST.

Conclusions

The SOVT can be secondary to different mechanisms. The SOVT secondary to trauma, recent surgery and coagulopathy are mostly non-aggressive, and can be managed by conservative therapy and anticoagulation. The SOVT in patients with orbital cellulitis, history of active sinusitis or paranasal sinus surgery are aggressive presenting with acute orbital swelling, abscess and visual loss. This type of SOVT can be complicated by extension to the cavernous sinus and intracranial structures. These patients require urgent antibiotics therapy and sinus surgery. The most severe type of SOVT is caused by mucormycosis which may also extend intracranially resulting in stroke and is often life-threatening.
・↑の論文のINTRDODUCTIONで
Superior ophthalmic vein thrombosis (SOVT) is extremely rare (incidence of 3–4 cases/million/year)
と書かれております。症状は
SOVT manifests with painful ptosis and proptosis, conjunctival congestion and chemosis alone with visual loss
だそうです。また、原因もいろいろ書かれていますが、とてもまれな疾患なわけで、ワクチン接種後上眼静脈血栓症が起こったらワクチンの副反応の可能性がかなり高いのでしょうね。(当然最初の論文のように原因となる疾患を鑑別しないといけませんが)
以下日記
・昨日5/1(土)は6時38分起床。夕方まではお昼寝をはさんで勉強と部屋の片付けでした。昨日より↓を読みはじめました。連休中によめたらいいな。
統計学を哲学する

統計学を哲学する

  • 作者: 大塚 淳
  • 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
  • 発売日: 2020/10/26
あと↓も読んでいます。
CDCのフィールド疫学マニュアル

CDCのフィールド疫学マニュアル

  • 出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル
  • 発売日: 2020/12/04
変則的に18時30分(通常は17時30分)から宿直でした。私の患者さんの状態が悪くなられていましたが、日直の先生が適切に対応してくださり私が行ったときには落ち着かれていました。
・5/2(日)は、真夜中に病棟よりコール有り。心臓マッサージを短時間だけ行いました。朝4時半頃ねて6時前起床。9時まで仕事して9時20分病院を出て、最近退院されたターミナルステージの患者さんのお家を訪問(診察ではなくお見舞い・・・訪問診療は他のDr.にお願いしております)。予想に反して落ち着いておられて、本当に良かったと思いました。患者さんと握手してそのお家をでて、その後マルナカで麦酒、ノンアルコール麦酒等買い物して10時40分頃帰宅。後は、勉強、お昼寝、夕方はアニメの「はたらく細胞」観て18時半くらいから夕食。その時麦酒をいただいて、現在第二段の飲酒、ドッグズノーズもどき、ブラッディーマリーもどき飲もうとしております。もう、21時には寝るわな。



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ペースメーカーで上大静脈症候群/酔っ払って「はたらく細胞」観ます。

上大静脈症候群については最近このブログで書きました↓



顔面の接触性皮膚炎を疑った場合上大静脈症候群も鑑別診断に/2.5人称とエンパシー




・今日は心臓ペースメーカーで起こってしまったという言うお話。いつものNEJMAのIMAGES IN CLICNICAL MEDICINEから↓


Pacemaker-Associated Superior Vena Cava Syndrome


Adam Miller, Jeremy Schneider




この患者さんも以前のブログでかいたように、最初に皮膚科を受診されたみたいですね。そして診断まで1ヶ月??何はともあれ教訓は、顔が赤くなった患者さんを診たら、上大静脈症候群も考えると言うことですね。


以下日記

・本日4/30(金)は、6時27分起床。朝勉ちょっとだけして、出勤。午前外来、午後は回診と会議。17時過ぎに家を出て帰りコーナンによって入浴剤と刈り払い機の燃料と紫陽花を買って18時前帰宅。お風呂入って夕食前にステラアルトワを飲み出しました。そうこうしているうちに配偶者が動物病院(うちの犬の予防接種にいっていました)ら帰ってきて夕食。その時独歩のヴァイツェン飲みました。で、現在ヘロヘロ状態。これからネットで「働く細胞」を観ようと思っております。で、眠くなったらサッサと寝て明日に備えます。明日は、悲しいことに宿直どす。

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知って良かった「かさぶた様サイン」でもちょっとだけ不満/腹満のため麦酒飲めず

現在日本呼吸器学会のon demandの講演をちょっとずつ視聴しているのですが、本日は慢性肺アスペルギルス症についての講演も聴きました。その中で空洞内にかさぶたのように隆起した陰影が出現すると喀血のリスクがたかいという最近提唱されたscab-like signと言うものの説明がありました。2018年の論文で提唱されており医中誌にいれても会議録の1件のみヒットしました。その元論文が↓


Eur Radiol. 2018 Oct;28(10):4053-4061.
doi: 10.1007/s00330-018-5434-y. Epub 2018 May 3.
The scab-like sign: A CT finding indicative of haemoptysis in patients with chronic pulmonary aspergillosis?


Haruka Sato, et al.

Abstract

Objectives: The aim of this study was to assess the CT findings that characterise haemoptysis in patients with chronic pulmonary aspergillosis (CPA).

Methods: We retrospectively identified 120 consecutive patients with CPA (84 men and 36 women, 17-89 years of age, mean age 68.4 years) who had undergone a total of 829 CT examinations between January 2007 and February 2017. In the 11 patients who underwent surgical resection, CT images were compared with the pathological results.

Results: The scab-like sign was seen on 142 of the 829 CT scans, specifically, in 87 of the 90 CT scans for haemoptysis and in 55 of the 739 CT scans obtained during therapy evaluation. In 48 of those 55 patients, haemoptysis occurred within 55 days (mean 12.0 days) after the CT scan. In the 687 CT scans with no scab-like sign, there were only three instances of subsequent haemoptysis in the respective patients over the following 6 months. Patients with and without scab-like sign differed significantly in the frequency of haemoptysis occurring after a CT scan (p<0.0001). Pathologically, the scab-like sign corresponded to a fibrinopurulent mass or blood crust.

Conclusions: The scab-like sign should be considered as a CT finding indicative of haemoptysis.

・今日呼吸器学会の講演視聴して、良い勉強になったと思いましたが、標題の「フラストレーション」は↑の論文にあります。freeでみることはできないので抄録しか読んでいません。その抄録には突然scab-like signという言葉が出るだけで、どのような画像の変化か何も説明がありません。(最期に病理変化のことは書いていますが)新しい言葉なのにその説明もなく抄録にでてくるのかいかがなものでしょうか?査読者はなんとも思わなかったのかな?

・↓の文献は上の文献を引用した総説。これはfreeでよむことができます。(全部読んでないけど) Front

Microbiol. 2018; 9: 1810.

Published online 2018 Aug 17.
Recent Advances in Diagnosing Chronic Pulmonary Aspergillosis
Takahiro Takazono, Koichi Izumikawa
Abstract

Purpose: The diagnosis of chronic pulmonary aspergillosis (CPA) is occasionally complicated due to poor sensitivity of mycological culture and colonization of Aspergillus species in the airway. Several diagnostic methods have been developed for the diagnosis of invasive pulmonary aspergillosis; however, their interpretation and significance are different in CPA. This study aimed to review the recent advances in diagnostic methods and their characteristics in the diagnosis of CPA. Recent findings: Radiological findings of lung, histopathology, and culture are the gold standard of CPA diagnosis. Serodiagnosis methods involving the use of galactomannan and β-D-glucan have low sensitivity and specificity. An Aspergillus-specific IgG antibody assay showed good performance and had better sensitivity and reproducibility than conventional precipitant antibody assays. Currently, it is the most reliable method for diagnosing CPA caused by Aspergillus fumigatus, but evidence on its effectiveness in diagnosing CPA caused by non-fumigatus Aspergillus is lacking. Newly developed lateral flow device Aspergillus and detection of volatile organic compounds in breath have potential, but evidence on its effectiveness in diagnosing CPA is lacking. The increasing prevalence of azole-resistant A. fumigatus strains has become a threat to public health. Some of the azole-resistant-related genes can be detected directly from clinical samples using a commercially available kit. However, its clinical efficacy for routine use remains unclear, since resistance-related genes greatly differ among regions and countries. Conclusion: Several issues surrounding the diagnosis of CPA remain unclear. Hence, further investigations and clinical studies are needed to improve the accuracy and efficiency of CPA diagnosis.

・↑の本文中に、最初にご紹介した論文が載っていますが(↓)、これだけ読んでもよう分かりませんね

Recently, “scab-like sign” observed inside the cavitary lesion in CT was proposed as a high-risk sign of hemoptysis in CPA patients, this could be useful when following the CPA patients

・これからどんどん報告がでてくれば、freeでその画像がみることができるでしょう。(かな?)

以下日記

・本日4/29(木)は、ゆっくりと6時半起床。雨が降っていたので「仕事」は「お休み」としました。晴れていたら、ちょっと病院よってから2人の患者さんの家の近くまで車で行こうと思っていました。(お二人とも急変の可能性あり、連休中もお家に行く必要があるかも知れないので予習で場所を確認しておくつもりでした)知らなくて細い道を雨降りに行くのは危ないと思ったので連休中のどこか晴れた日にいくことにしました。そして1日勉強、投稿した論文が不備なので「もどってきた」ので修正して再投稿、掃除等であっというまに夕方。17時過ぎ配偶者と一緒に笠岡のかっぱ寿司に早めの夕食。そのすぐ近くにDarumaというコーヒー豆をうっていてその場で焙煎してくれる店をみつけたのでお試しでグアテマラ100g購入して帰宅しました。一服後呼吸器学会の講演視聴し入浴。今日はビールをのもと思っていましたが、お腹が張って苦しくて飲めません。これからちょっと感染症の疫学の勉強して早めに寝ることとします。


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Glycogenic Hepatopathyって私は知りません/短い夜間診療もしんどくなっております

Glycogenic Hepatopathyという疾患があるそうです。私の手元にある『医学書院医学大辞典第2版』、『南山堂医学大辞典第20版』、『ステッドマン医学大辞典改定第6版』には載っていないようです。医中誌にその言葉をいれたら23件ヒットですが、18件が会議録でした。まだ、まれな疾患であり十分知られた病気ではないのでしょうね。その簡単な解説が↓


東京女子医科大学糖尿病センターのDIABETES NEWS




・その画像をメインとしたレポート↓


Features of Dynamic Computed Tomography Imaging of Glycogenic Hepatopathy
Ting-Fu Hsu, et al.
Internal Medicine 60巻(2021)8号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/60/8/60_6079-20/_article/-char/ja
・もうちょっと詳しいレポート↓
A Case of Glycogenic Hepatopathy in Type 1 Diabetes Mellitus
Shohei Asada, et al.
Internal Medicine 57巻(2018)8号
抄録

 

Glycogenic hepatopathy (GH) is a rare complication of poorly controlled type 1 diabetes mellitus (T1DM), and is characterized by elevated liver enzymes, hepatomegaly, and glycogen accumulation. We herein present the case of a 23-year-old man with poorly controlled T1DM who had liver dysfunction. Imaging studies showed severe hepatomegaly and fatty liver. The examination of a liver biopsy specimen revealed fatty droplets, ballooning, inflammation, and mild fibrosis. Subsequent periodic acid-Schiff (PAS) staining after diastase digestion confirmed GH. In this case, the improvement of hyperglycemia, not HbA1c, resulted in the improvement of the patient's liver function. This is the first report on the use of continuous glucose monitoring in patients with GH to show that continuous hyperglycemia may worsen GH.

・Ⅰ型糖尿病患者さんの肝障害をみたときは、このような疾病も考えないといけないと言うことですね。

 

以下日記

・本日4/28(水)は寝過ごして6時40分起床。朝勉せず出勤。ちょっとだけ病棟よって午前外来。午後回診と「発熱外来」とカンファレンス。そしてショートの夜間診療。自分の予約患者さんの診療は終わって17時過ぎには病院出られるはずでしたが、お一人予約外で上司にアンタの患者これから往診に行くから、かわりにこういう人が来るから診といてと頼まれた患者さんがこられて、その方の対応で「遅くなり」18時45分帰宅。以前の水曜夜間診療は19時半まで病院にいないといけなかったので、まあ、楽にはなっているのですが、私も歳を取るものですから、これでもしんどいです。

・帰宅して入浴、夕食。昨日は飲みませんでしたが、本日はベルギービール(ローデンバッハ・クラッシック)とコロナビールを飲みました。で、現在ウイスキーの響をのみながらこのブログを書いております。そしてこれから「はたらく細胞ブラック」を観ます。で、眠たくなったらさっさと眠ります。

 


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嗅覚トレーニング・リハビリテーション/久々に栄養の勉強

J-STAGEで↓のような論文があったので読んでみました


シンポジウム1:嗅覚障害の新知見
新型コロナウイルス感染症と嗅覚障害
上羽瑠美
日本鼻科学会会誌 60巻(2021)1号
・↑の論文の中に「嗅覚トレーニング」という言葉が出てきたので、ちょっとだけ調べてみました。「嗅覚リハビリテーション」という言葉もあるそうな。前者を医中誌に入れたら10件ヒット、後者も0件ヒットでした。で、ちらりと読んだ文献↓
・嗅覚リハビリテーションへの期待
奥谷文及
日本鼻科学会会誌 56巻(2017)1号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrhi/56/1/56_68/_pdf/-char/ja
・嗅覚のリハビリテーション
近藤健二
日本耳鼻咽喉科学会報 119巻(2016)12号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/119/12/119_1534/_pdf/-char/ja
・感冒後嗅覚障害
近藤健二
におい・かおり環境学会誌 45巻(2014)4号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jao/45/4/45_271/_pdf/-char/ja
・そして、嗅覚障害全般について(この中にも嗅覚トレーニングというのがでてきます)
Position paper on olfactory dysfunction 日本語翻訳版
日本鼻科学会誌 59巻(2020)4号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrhi/59/4/59_245/_pdf/-char/ja
・もとの論文は↓
https://ueaeprints.uea.ac.uk/id/eprint/62231/1/Accepted_manuscript.pdf
・嗅覚トレーニングをネットで調べていると、なんとアマゾンでもそのトレーニングセットが売ってではないです。アマゾンのページにいって嗅覚トレーニングといれたら、ワンちゃんのでした。(最期まで探したらひょっとしたら人のがあるかもしれませんが、そんなに最期までページをみるきになりませんでした)
あと、中野医師会の一般向けのページがありました↓

においを嗅ぐトレーニングをしましょう

わたしも60歳過ぎているので、これからしっかり匂いを嗅ぐようにしましょうかね。
以下日記
・本日4/27(火)は6時半起床。日曜日の宿直から月曜日の夜間診療まで働いた疲労がとれておりません。朝勉はせず出勤。ちょっとだけ病棟よって午前外来。午後病棟よって14時過ぎに病院出て郵便局や銀行よって15時前帰宅です。一服後16時から17時過ぎまでCA本日のお題の論文は↓
Poor nutritional habits are predictors of poor outcome in very old hospitalized patients
The American Journal of Clinical Nutrition, Volume 82, Issue 4, October 2005, Pages
上の論文読むに当たって、そういえば最近まじめに栄養の勉強してないなとおもって急遽↓の本を購入して、パラパラと関連のあるところ読みました。
キーワードでわかる臨床栄養 令和版〜栄養で治す! 基礎から実践まで

キーワードでわかる臨床栄養 令和版〜栄養で治す! 基礎から実践まで

  • 出版社/メーカー: 羊土社
  • 発売日: 2020/04/17
・ちょうどリフィーディング症候群のリスクの高い患者さんも受け持っていたので、よろしかった。ちなみにリフィーディング症候群とは『今日の精神疾患治療指針 第2版 』によると↓
Ⅱ.リフィーディング症候群
A.概念
 リフィーディング症候群とは,長期の低栄養状態が続いたあとに,栄養投与を再開すること(リフィーディング)によって生じる,電解質異常,体液異常,代謝異常,その他の全身症状で特徴づけられる状態像をいう.精神科では表3のような状況下で急激に食事摂取を再開した場合に出現する.特に,神経性無食欲症の場合は,重症化しやすく,しばしば致命的となる.

上でいう「表3」の状況とは
  長期の飢餓状態
  神経性無食欲症
  うつ病による低栄養状態
  長期の下痢や嘔吐
  悪性腫瘍による食欲不振
  アルコール依存症による低栄養状態
・も一つにオマケにリフィーディング症候群勉強していたら豊臣秀吉がでてきました。なんでじゃろうと思う人はググルかヤフってみてください。
・CA後はお風呂入って夕食。そしてアルコールはのまずこのブログを書いております。これからアマゾンプライムビデオで『はたらく細胞ブラック』を1,2話観て早めに寝ることにします。あすは、アルコールをのむぞーっ!おーっ!
 
 
 
 

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マイ手帳大賞:精神的な距離感/1日お二人の看取り

私、産業医ですのでいろいろな方と産業医の面談いたします。一つには自分の事業所内外からの過重労働の面談、そして(長期)休職していた職員(おもにはメンタルヘルス不全)です。で、面談の後すっごく疲労感を感じることを少なからず経験します。で、それを言語化してくれたのが、↓の本の一節です。


ACP入門 人生会議の始め方ガイド

ACP入門 人生会議の始め方ガイド

  • 日経BP
  • 発売日: 2020/04/23

・↑の本のなかでACPにコミュニケーションのロールプレイの例がのっています。その中の注意点が↓のように書かれていました。(97ページ)


「共感のしすぎにも注意しましょう。心底共感してしまうと、医療介護職側が精神的に参ってしまう危険性もあります。相手の感情に向き合うことは大切ですが、自分がそれに翻弄されないよう、”精神的な距離感”を保つようにしましょう。」


・自分は、それなりにコミュニケーション能力は平均以上はあると思っておりますが、この「距離感を保つ」のは、まだまだ未熟なのでしょうね。みなさまも、適度な距離感をおとりください。


以下日記

・昨日4/25(日)は6時44分起床。朝食後、まずは因果推論のお勉強。その後読みかけだった本や論文をちょこちょこ、落ち穂拾いのように勉強しておりました。そして17時30分より宿直でした。まあ、夜中まではおおきなことはなかったのですが...

・本日4/26(月)は夜中の2時前に病棟の看護師さんからのコールで目が覚めました。お一人お看取りでした。その後寝て6時30分起床。シャーワー浴びて、朝食後病棟へ。その後朝礼出てから当直室にこもってZOOMで大学院の因果推論勉強会。病院にいるとなんか落ち着きません。それが終わってからは、ひたすらお仕事。回診とカンファレンスと夜間診療。夜間診療中本日受け持った患者さんの状態悪化。たまたまいた上司にとりあえずの対応を頼んで外来のきりの良いときに病棟へ。それからまた外来に戻って診療。今日9時に担当した患者さんを18時頃看取りました。20時にお見送りをして21時前に帰宅。お風呂はいて、夕食。さすがに(?)アルコールをいただきました。今日もアマゾンプライムビデオで「はたらく細胞ブラック」を観ようと思っていましたが、もう観る気もいたしません。これから寝ます。

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